先日、契約中の某プロバイダから“ドットフォン光”なる商品のサービスご案内の電話が来て、30分近くいろいろヒアリングしたのですが、050ドットフォン同士なら無料で通話などいろいろ恩典はあるらしいものの、「電話機はいまご使用のまま、立てて高さ12㌢ほどの機器を1コ接続していただくだけ」ってところに引っかかって、結局申し込み保留しました。
今年の5月に、ルーターが思いっきり故障して、休日のさなか急遽フリーダイヤルにSOS、駆けつけ修理中モクモク黒煙噴いて、まるごと取り替えのはめになった痛い経験からして、そう頻繁に発信も着信もあるわけじゃないたった1回線の電話のために、電源接続する、故障の可能性ある機器をこれ以上増やすのはもうタクサンなのです。
ルーターと、ネット接続のPCのためのモデムだけでも、停電のたびにヒヤヒヤしていますしね。
今日(9月30日)は、『だんだん』の音声のみラジオで。宍道湖サイドめぐみ(三倉茉奈さん)父・忠役、吉田栄作さんの声の濁り具合にちょっとショックを受けました。なんとなく大学に進むより、歌を続けたいというのぞみの希望に駄目出す頑固父のキャラを越えて、声質が完全に中高年化している。
吉田さんの抱かれたい男時代を見事に知らないウチの高齢家族は「漁師にしては優男過ぎる」ぐらいしか駄目出しませんが、『もう誰も愛さない』を本放送91年4月期の2年後に再放送で録画視聴、リピートでジェットコースターしていた月河としては多少複雑なものがあります。
できれば吉田さんには、地に足つけた人生を標榜する父親像じゃなく、いまリュウケンドー&毒の総合商社(@『麗わしき鬼』)山口翔悟さんが扮している、「うまいけど、ココ(ハート)にこないね」なんてほざくスカした音楽事務所スカウトマンみたいな、華やかな虚業の旗手を演じて欲しかったなぁ。
めぐみのミュージシャンへの夢を思いっ切り全否定する頑なさは、自分も“若き日の青い野心破れた”トラウマからか。家族を愛し愛されつつも“夢のあと”的な哀愁を背負うお父さんならば、吉田さんに似合っていなくもないですが。
高齢家族は、京都サイドののぞみ(三倉、えーと…佳奈さん)のおマセできっつい朋輩・涼乃(木村文乃さん)のイビり、めぐみのユニット“シジミジル”の他の仲間男子2人が「ボーカルの良さをつぶしてる、離れたほうがいい」とスカウトにコテンパンなど、絵に描いたような漫画展開が早くもちょっとしんどくなってきたようです。やはり高齢層には、若い女の子の夢に向かうサクセスストーリーや昼ドラチックな出生の秘密、淡い恋愛模様なんかより、『瞳』のように、けなげで演技達者な子役さんがバンバン投入されて涙腺直撃してくれないとつまらないのかも。