「ペン画で観る山形の洋館」展(旧西村写真館にて)はあと一日だが、ペン画の他にこんな写真も見られる。山形市の写真館で最も古い歴史がある照井写真館撮影の写真が旧西村写真館で見つかった。
裏面にはローマ字で「羽前山形」と記されているから、市制が施行された明治22年以前のものと思われる。つまり約130年ほど昔のものだ。
更に注目すべきは同じくローマ字で“nanokamachi”と記されている。つまり「なのかまち」だ。「なぬかまち」ではない。
郷土史に関心のある方もペン画展に訪れ、山形の近代史の一端に触れていただくとともに、この写真もこの目で見て「なのかまち」と記された史料としての古写真をもご覧いただきたい。 ※11時~16時