山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

トランプ壁山形版の内側(旧木村邸)のその後②

2017-02-06 10:39:52 | Weblog

まだ母屋はもとのまま。でも、作業員が入り、いよいよ解体工事に着手のようだ。(南向かい側の旧信用金庫「きんこん館」から撮影。バス停の人たちも見ている。)

ついに解体が始まる。むろん二階部分からだが、玄関の上部の部分はまだそのまま。連子格子が美しい貴重な外観であった。でも、いきなり重機で破壊するのではなく、手作業により割合に丁寧な作業であることがせめてもの慰みになった。

とうとう二階の正面部分も解体され始め、連子格子も内側の窓も取り外された。

以前住まいされていた当主の老婦人(故人)の車椅子もゴミとして搬出を待っている。哀れな光景だ。

二階の解体は進む。いよいよ屋根と一階部分の全面解体だ。

このような巨大な重機の出動で、母屋の解体は完了。解体後の残材はむろん建築廃材として処分場に送られる・

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