NHKの朝ドラでヒロインが大学へ行かない事情を述べるのには胸が痛んだ。
・・・だって、大学へ行っちゃうとさ、みんなで遊んだり、コンパしたりして騒ぐでしょ・・・騒がしいのは苦手なの、みんなの話が聞こえないし・・・
しかし、くらもちふさこのマンガが出てきたのには驚いた・・・「いつもポケットにショパン」やら「東京のカサノバ」なんて本だ。でも作者は当然くらもちではなく秋風羽織だっけ・・・。
喫茶『IVY』でバイトしてた頃、常連の先輩の女性から勧められて『別冊マーガレット』を読んだ・・・正直女の子の漫画なんてと馬鹿にしてた俺だったが、ぶっ飛んだ。「・・・すげえ、こりゃ男の漫画、負けちまうやん」 美大出身と聞いて頷くような鮮やかな色彩、でも後で分かったがその時はまだ在学中だ。
それをきっかけに俺は毎月、別マを買うようになり、客がいない暇なときは別マのなかなかに豪勢な付録をタバコを吸いながら組み立ててた。横ではサンスポの近鉄担当だった豊(故人)があだち充の『タッチ』を読みながら、「このスペードのエースの意味ってなんやと思う」 「そりゃ、事故か病気で亡くなる布石だろ」 「そりゃ素人はそう考えるかもしれん、でも俺はあだち充のマンガは全て読んできた。作者は今までの作品で、一度も主要な登場人物を殺したことはないんや」 「じゃあ、なんや」 「・・・分からんわい」
少女マンガに興味をもった俺をおもしろがってか、お客さんからはいろんなマンガを紹介された。そんななかの別冊少女コミックに掲載されてた『カリフォルニア物語』、この作品で吉田秋生を知ることになる。この二人のマンガ本は古い塾に揃えてあったはずだが、引っ越しの時になくなっちまった。
大学時代の前期に大友克洋の『ショートピーズ』に衝撃を受け、小説では村上春樹と矢作俊彦と阿佐田哲也を貪り読んでいた。そんな俺の殺伐とした心象風景のなかに、くらもちふさこと吉田秋生の二人が紛れ込んできた。なぜか清々しかったことを覚えている。
早くから高1・・・
今夜は去年の南が丘の実力第一回・・・中1にも1学期範囲と思えるエリアは解かしてみる。中3は負けないように。
今しがた啓介(21期生・プロレスラー)からメール。
今夜、遅くなるらしいが塾に来るそうだ。
これ・・・30日の大会の宣伝やな。
確か都合が入って行けなくなった龍神(17期生・津市会議員)、選挙戦のお礼かたがた来てあげたら。