昨夜のプチ同窓会の場所は『京丹後シーフロント』 シュウちゃんが来やすい場所で、なおかつ麻雀が打てるホテルをアキラ(12期生)の親父が選んだ。
『シーフロント』・・・確かに浜辺のそばのホテル、部屋で水着に着替えてそのまま浜辺へ。泳いだ後にはホテルの前にシャワー室、子供連れには最高だろう・・・しかし、俺たちにはあまりそこんとこは関係がない、麻雀部屋があればそれで事足りる。
ずっと打ち続けてきた。
阪急電車最終急行河原町行きに乗り込み西院まで、そこからタクシーで京都産業大学裏の静市へ。寝ているシュウちゃんを起こし、コタツを置いて麻雀牌を散りばめる。「おまえら、また来たんか」と言いながらも、布団から身体を起こすシュウちゃん。俺たちは和っても振っても、笑ってばかりした・・・本当に楽しい時間を過ごした。
今ではさすがに座布団に座っての闘牌は無理になったようで、全自動卓とやらの、やたら前局の形骸化した遺産がついてまわる闘牌。ツキではなく、いかにその遺産を生かすかが勝敗の趨勢を決する。
結局は昨夜のフィナーレもまた同様の展開で・・・シュウちゃんが沈没、たった半荘1回で終了。午後の1回と併せて半荘2回で打ち納めとなった。ちなみにこの写真はやらせではない。
それでも楽しい、こんな時間はほかにはない。
アキラの親父は最近、鳥羽のホテルに泊まった・・・タラサだっけ。そこではバイキングでシェフが様々な料理をふるまってくれておいしかったとか。それに比べれば『シーフロント』・・・バイキングなれど、シェフの顔を拝めなかった・・・それでも楽しい。
冷蔵庫は冷えなくて持参したビールはぬるいままだ・・・それもまた楽しい。
あげく、マージャン卓は壊れたようで自動卓のはずが結局は手積みになった。鈴木のセンセの目が縦横無尽に動く、それもまたおもしろくって楽しかった。
娘たちが、「お父さんたち、本当に仲がいいね」とからかう。双子の娘もアキラの親父の家に泊めてもらった、恩恵被っとるやん。1年に1度、12月に家族会でシュウちゃんが紹介してくれた香住の民宿へ行く。いつもシュウちゃんとこに寄って野菜と米をもらう。
一生・・・半世紀にもわたる友達を大学でつくれた・・・それだけでも大学へ行く価値は十分すぎるほどあると俺は思っている。
「次は10月初めの週や」とアキラの親父がつぶやいた。たぶん、シュウちゃんと松岡の説得に成功したんだろう。「場所は岡崎あたりや、おまえどうする」 2学期中間試験の期間中になるはず、しかし即答・・・「かまへんで」
今、雪愛(高田1類3年)のプリントを1枚、明日机の上に置いておく。
「センセの視線が気になって・・・・」と言いながら
塾長が少牌のチョンボを2回もする
いくら久しぶりだとはいえ過去の経験からはちょっとあり得ない事態だ
確か俺たちのローカルルールでは少牌は流れたらチョンボ、多牌は即チョンだったはずだ
1回目の少牌の局は流れたはずだが武士の情けでチョンボの申告はしないでやった
それにしても・・・・・である・・・・
そして信じられないことの二つ目は
あの風呂嫌いの塾長が2回も自ら風呂に入ったということである
これにはみんなビックリして
「奥方に言ったら褒めてもらえるんとちゃうかあ」
と、シュウちゃんまでからかう
奥方がこのことを知ったら次回からのれいめい老人会には快く送り出してくれるに違いない