『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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塾生の子供たちが闊歩する

2011年03月23日 21時25分00秒 | 塾の風景

里恵(7期生)が来る・・・今日は水曜日だ。といっても生徒は少ない、今日はあい(津高2年)だけらしい。

里歩(22期生・四日市看護進学)がやって来た。鈴鹿医療と四日市看護の過去問を置いていってくれる。今日は亜里(22期生・関西大学社会学部に進学)と待ち合わせとか。

絵梨香(18期生・立命館大学情報理工2年)が明日帰るとかでバイト料を貰いにやって来た。たまたま美恵(6期生・美容室『IVY』経営)の娘がいたので2桁と2桁の掛け算を教えるように指示・・・これが絵梨香の春の最後の授業になる。

美恵の娘は親に似ずしおらしい、おしゃまというのか・・・。金曜日によく姿を見せる正知(7期生・高田高校教諭)の娘はかしましい。金曜日には2階の英会話の塾に来ていて、授業が終わるとお母さんが来るまで階段を上がってウチの塾で待っている。なぜか、いつのまにかそうなってしまった。彼女・・・この4月から小学生の沙羅はドアを開けると真ん中の部屋でタバコを吸っている俺を見やり一言、「タバコ吸ってたら死ぬよ」 「おおきなお世話だ」 「だって、お父さんはタバコを辞めたよ」 「そりゃ、オマエの父親が軟弱だからだ」 そんな俺たちのやり取りを聞きながら高校生や大学生が笑い出す。美恵の娘もいつか沙羅のように・・・って、そういや美恵の娘、名前をまだ聞いてへんがな。

龍神(17期生・慶応大学法学部4年)に慶子さんからのオファーについて説明していると、美恵が迎えにやって来る・・・そばにまとわりつく子供が3人・・・計4人。「いいな、マージャンができて」 「もう、大変なんやから」 「また、近いうちに店に寄せてもらうよ。なるべく若く見えるような髪にしてくれよな」 「何言ってるんですか、昔と全然変わらへんよ」 今日はありきたりのお世辞でも心が和む。

午後8時、里恵の中学生の授業が始まる。新中3の人数が少ない、ゆえにいつものように新中2からピックアップ・・・晶帆と友愛と芽生だ。

俺は昴洋(津高1年)の英単語の試験、場所がないので廊下でだ。そこへ里恵が国語の試験の成績を持参する・・・新中2の女の子たちのほうがいいみたい。まあ、覚悟していたことではあるが・・・。

 

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終了

2011年03月23日 17時13分48秒 | 塾の風景

鬱々としながら俺にできることは英単語のプリントを打つしかない。朝から来ている真悠(高田Ⅱ類2年)と大典(21期生・浪人)と悠祐(22期生・浪人)に、駿台模試の第四回を渡そうとする。印刷中にB4のコピー用紙がなくなり慌てて『バローズ』へ。そしてガソリンを入れたりしているうちに気付くと着信・・・見知らぬ番号、059・・・家の電話か・・・かけ直すが話し中。

塾に戻り、かけ直すもののやはり話し中。龍神(17期生・慶応大学法学部4年)に連絡すると、電話の主が俺に電話したあとで龍神にかけたようで・・・その人物はあいり、岐阜大学に合格したそうな。

美帆(22期生・三重中央看護へ進学)とお母さんがやって来る。感謝やねぎらいの言葉をいただくが、頭は冷えきっている。

そして奥さんがやって来て俺の朝食をつくってくれる。2日前から食べたものといえば、昨夜奥さんが買ってきてくれたお弁当だけ・・・。上に半熟卵が乗ってるトーストにサラダ。飲み込むように食べ午前中に来ていた小学生を送りがてら奥さんと『ブックオフ』へ。『プルートー』の1巻から6巻までを各百円で購入。新刊を買って廊下に置いておいたがいつしか不足ぎみ・・・補充である、兵站である。

大典の点数は120点・・・ほぼ平均点あたり、よくない。・・・よくはないが、すでに新たな1年は始まっている。第一回全国統一模試まで40日ほどだ。この時期に英語でどれほどまで身体を苛め抜けることができるのか・・・これからの1年の趨勢を決めることになる。真悠は69点・・・今までこの形式、センターマークに慣れてないぶん仕方がない。この春休みにどっぷりと英語に浸かってもらうしかない。英語さえ上げれば、志望大学は一挙に身近に引き寄せられる。

久しぶりに慶子さんから連絡・・・至急、バイトを探してほしいとのリクエスト・・・期間は4月と5月、ふと龍神が頭によぎる。慶子さん・・・沈滞した龍神の今の状況を打破しうる逸材ではある。

やっと英単語が2枚脱稿・・・文字酔いも少しおさまったかのよう、大典に校正を任せてしばし安堵してたら大西君(研究者)から連絡。「あいり、良かったねえ。まあ、最後まで国語ができるかどうか分からんかったけど・・・なんとか熱も下がりつつあるんで、今週の金曜あたりに行けるようやったら行きます」

真ん中の部屋のホワイトボードに書かれた受験番号を眺めながら、数日前のキムチ鍋の残りに麺を入れて火をかける。俺は無力だ・・・。

 美恵(6期生・美容室『IVY』経営)の娘がやって来た。小学3年になるそうだ。母親とはちがい、しとやかな娘だ。少しだけ微笑むことができる。

 

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ポップコーンをほうばろうにも手元にない・・・

2011年03月23日 09時59分22秒 | 塾の風景

結局は自由の翼を手に入れることなく・・・というか、手に入れる覚悟もなく忸怩たる思いでここにいる。午前8時過ぎには真悠(高田Ⅱ類2年)がやって来て勉強している。

そういえば和司ちゃん(8期生・三重銀行)から連絡があり、日本史の授業が4月2日の土曜日に決まった。日時決定は俺の携帯で真悠と相談して決めたようだ。

名古屋から岐阜へ行き、それから福井・・・そんなことを昨夜は考えていた。酒はいっこうに身体にいきわたる気配はなく、かなり落ち込んでいる龍神(17期生・慶応大学法学部4年)・・・こっちは面接や説明会が延期となり、気が削がれたような按配だが、鬱々として二人黙り込みながら、俺は酒を飲み龍神はコーヒーを飲む。それでも思い出したように言葉を漏らしながら未明を過ごしていた。

言いようのない閉塞感に打ちひしがれていた、どうしようもなかった。気まぐれに凌之(25期生・皇學館高校に進学)を家まで送った。星陵でコーチを務め、山口県の高校に監督として招かれて甲子園出場を果たし、皇學館高校の野球部創立とともに招かれた現監督の話で盛り上がっていた。一日三合のメシ・・・授業が終わる毎にお握りを1個ずつ、それに加えて昼食時のお弁当。関東の帝京高校も同じメニューだとか、キャプテンが食べたかどうか確認する徹底ぶり・・・練習中に吐く生ともいるらしい。「なんや、お相撲さんみたいやな。体力アップか」と俺。「でも先生、皇學館の先輩たちはそれだけ食べていてもシャープな体格なんです・・・よっぽど練習がきついみたいです」 そう言うわりには不安さも微塵もなく、むしろ楽しそう・・・。朝練に備えて午前5時台の電車に乗る毎日がすぐそこまで迫っている。

悠祐(22期生・浪人)が顔を出した。夜になると熱が出てくるとかで英語の授業は休んでいる。そして大典(21期生・浪人)がやって来た。駿台模試の第四回のコピーを始めた。平均点は121点・・・これでどこまで叩けるか。第三回ではあい(津高2年)が150点を叩いている。2年先輩・・・プライドを持ってもらわなくっちゃな。

もうすぐ午前10時だ。

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