弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【書評】「仕事の哲学」(P.F.ドラッカー)①

2018年03月28日 08時24分35秒 | 書評
おはようございます!
日に日に春が本格化していることを感じる今朝の湘南地方です。

さて、掲題はドラッカーの名言集。ひとまずとっつきやすいものから、ということで。
幾つかピックアップしていきたいけど、今朝は一つ、「強み」の章より。

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強みを知る唯一の方法

何かをすることに決めたら、何を期待するかを書きとめる。九か月後、一年後に結果と照合する。
私自身これを50年続けている。そのたびに驚かされる。誰もが驚かされる。
こうして自らの強みが明らかになる。
自らについて知りうることのうち、この強みこそ最も重要である。

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書き留めることが、「何を期待するか」なのね。ふむ。
例えば「毎日10km走る」ことに決めたら、「体重が〇kg減っていることに期待する」みたいな感じ?

決めたこと(=要件)じゃなくて、期待すること(=効果)を可視化する、というあたりが、
モチベーションを高める意味で良いと思うし、
これを積み重ねて記録していくことで、成し遂げてきたことが履歴として残っていく。
そして、その方法論はその後の生き方にも影響を与える。目的のための手段、という考え方で意思決定していくことができる。

そうやって考えると、特に奇を衒ったことではないんだよな。
でも、「驚かされる」というところ、どういうことなんだろ?
結果の蓄積に驚かされる、という意味だろうか。
このあたりは、実践あるのみだなぁ。
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