弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
本ブログがKindle本に!「アマゾン 三色眼鏡」で検索!!

AIが止まらない

2016年03月31日 07時57分01秒 | 実務関係(特・実・意)
…ていう漫画、昔あったなぁ。

おはようございます!
コートが要らない暖かさの湘南地方です。
今日は午後から川崎でWGの成果報告会参加予定。
ちょっと、気が重い。

それはそれとして。
今日は毎日新聞デジタルの こんな記事 から。

(以下引用)
==========================

人工知能 .特許審査に活用へ 16年度から実証事業

特許庁は2016年度から、特許の出願手続きや審査で人工知能(AI)を活用するための実証事業を始める。
どういった作業でAIが使えるかを検証し、将来的にはAIによって審査の効率化につなげる考えだ。
29日に成立した16年度予算に7000万円を盛り込んだ。

(中略)

実証事業では、出願手続きでの不備の発見のほか、出願された発明の内容を理解したうえで審査に
必要になりそうな文献を集める作業などにAIを活用する。新興国経済の成長によって、
中国や韓国など英語圏以外での出願が増えて審査で使う文献の言語も多様化していることから、
AIを使った精度の高い翻訳なども検討する。


==========================
(引用終わり)

そのうち、発明もAIがやっちゃうんじゃないか、と思います。
AIの審査に対抗して、出願人側も傾向と対策を盛り込んでAIを活用して出願。

技術の進歩は人類の叡智の具現化ですので、それは歓迎すべきことだし称賛されるべきなのでしょうが。。。
人間はどこにいくんでしょうね。
ほどほど不便で面倒くさくて非効率な方が、人間は自らの存在意義を見出せるのかもしれません。
効率化の果てにあるのは、非効率な存在の排除。
排除する側だったはずの存在がいつの間にか排除される側になっている。
…SF的過ぎますかね。

ちょうど、こんなニュースも。

(以下「IT メディアニュース」より引用)
==========================
「人類を滅亡させるわ」 人工知能ロボットがインタビューで宣言

「Sophia」は、60種類以上の表情をスムーズに切り替えながら、ヒ
トと自然言語で対話できる女性型ロボット。CNBCが公開したインタビュー動画の中で、
Hanson Roboticのデビッド・ハンソンCEOが

「人間を滅亡させたいと思う? 『NO』と言ってほしいけど……」

とジョーク交じりに尋ねると、即座に

「OK、人類を滅亡させるわ」

と返し、にっこりと笑顔を見せている。
==========================
(引用終わり)

コワイコワイ。笑えないよ。
自分がこの世にいる間にそんなことになるとは思わないけど、
子供、孫の世代とか、どうなっちゃうんだろうなぁ。



はーー。そんなこんなで、年度末おおつごもり。
きっちりやることやりましょ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする