ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

□ 09-546山梨上の原のラーメン「来々軒」

2009-02-27 | 越境するラーメン
中華食堂 味噌バター:★★★☆(w/桜子)

バイクに乗れていた頃の練習コースの出口にあるラーメン屋、別に取り立てて言うこともないのだけれど、そのコースにはラーメン屋が一つしかない。
山の中だから店が無いのも不思議ではないけれど、ここまで見事に無いと、この辺の人はラーメン食べないのだろうか??などといらぬおせっかいを考えてしまう。
そんな訳で競争が全く無いせいか、外部の刺激を受けないで淡々とやっている中華食堂だけど、久しぶりに味噌バターラーメンというのがあった。

サッポロラーメン自体、最近はあまり見かけないが、味噌バターなんて凡そ30年前のメニュー、これがまた時計が止まった様な懐かしい味で気に入った。

石和温泉 ホテル慶山 の坦々麺

2008-10-28 | 越境するラーメン
石和温泉は歴史のある温泉だが、実に何も無い温泉なので本当に楽しみが無いから
昔から社員旅行にしか行かない温泉だったけれど、最近は社員旅行やる会社も無くなったらしい。
ところが、最近、外人向けサービスが始まって、外人に人気が出だしたというのだから、
世の中本当に何があるか分からない。

何があるか分からないと言えば、このホテルの坦々麺にも驚いた。
所謂バイキングの食べ放題のコーナーでの出し物なので、提供方法としては
四国の饂飩屋のセルフに似ているけれど、中華そばのセルフは初めて出会った。

麺は駅の立ち食い蕎麦と同じで一度加熱した麺なので、湯の中でほぐせばいいだけ。
麺の寸法は秋田のわんこ蕎麦程度でほぐし易いし、分量も自分で決めやれるので中々便利がいい。

イベント的な発想で作られたのかも知れないが、究極的なセルフサービス食堂という感じ、
不景気な世の中には、こんなラーメン屋があったらいいなとおもったコーナーだった。

味? バイキングですから・・・バイキングなりに・・・。

○09-635 東京の学生ラーメン 「二郎本店」

2008-06-16 | 越境するラーメン
オリジナル ラーメン(450円):★★★★☆(訪問歴:10位?)

ご存知 ラーメン二郎の本店。
以前と場所が変わったみたいで道が広くなったのかすっきりした感じ。
相当久しぶりの訪問なので昔のイメージが大分ボヤけているが此れってラーメンなの?
という異色感は健在。味も前より美味くなっている気がするが、前は前で美味かった。

豚骨と野菜のスープが特徴だが、ギトギトに脂っこいコクのある醤油スープと
てんこ盛りの極太麺は二郎のトレードマーク、当然本店だから商標そのまんまのジローラーメンという感じ。
二郎の絶対的な魅力はそのボリュームと値段、その迫力たるや長崎ちゃんぽんを凌ぎ、
日吉の「ジャンボラーメン」
に迫るものあり。
共に慶応の学生に人気の店だから三田校舎vs日吉校舎で競い合っているのかも?
場所:三田慶応大学正門近く

09-627塩原のスープヤキソバ「釜彦」

2008-05-06 | 越境するラーメン
世の中には変わったラーメンがあるもので、うどんラーメン・寒天ラーメン・スパゲティラーメンなんかもある。塩原温泉で露天風呂が有名な「明賀屋」の近くにある「釜彦」のスープ入り焼きそばも其の類で一般観光客には有名らしい。

名前は「スープ入り焼きそば(700円)」とあるので焼きそばに属するのだろうが、スープスパゲティと違って外観はどう見てもラーメン。
店は「ソースカツ丼(650円)・炒飯(700円)」等の普通の定食屋なのだが、テレビか何かで紹介されたのかやたらと芸能人の色紙が張ってある。それで一般の観光客が”有名人が食べるのだから美味いに違いない”と錯覚するらしく、隣にフアンの○○と同じもの食べたと喜んでいる客もいた。

そのヤキソバラーメン、じゃ無くて「スープ入り焼きそば」、ラーメンからもヤキソバからも可也離れているけど意外に美味い。自分で作ってみたいとは思わないけど、塩原の温泉に来たら又寄ってみたいかなって気はする。
(画像:埼玉のてっちゃん)

□09-625 銀座のラーメン「康竜」

2008-04-04 | 越境するラーメン
オリジナル 醤油:★★★☆ (訪問歴:初)

ここは「お客様お好み表」に書き込んで注文するという些か面倒な店。要領としてはネットショッピングとかネット保険と同じでシートにチェック入れて送信ボタン押す感じ。味の濃さ、油加減、ネギ、旨め辛ダレ、叉焼の有無などを書き込み、さらに8種類あるトッピングをアドオンする無機質極まりない方法。パソコン馴れしている若者には抵抗ないのかも知れないが、どうも苦手な雰囲気。

麺はかなり細いので結構トッピングを入れないと物足りないが、量も味も分からないので何を頼んでいいのか分からない。客が選択するのも親切でいいけど、店としてコレだ!という自信のある組み立ての方がもっと親切に思える。味的にはトッピングの選択を間違えたらしく失敗。此処のトッピングは悪くない味だけどトッピングだけしか舌に響かず、後で、えッ、さっきラーメン食べたっけ?という感じ。
場所:春樹と真知子の石碑の近く。

◎09-595 東京 新橋のラーメン「三陽」

2008-02-22 | 越境するラーメン
中華食堂 湯麺:★★★★☆ (訪問歴:無数)

なんだかんだ言っても、やっぱり此処の湯麺は美味い!
全然凝ってないし、拘りも無い、癖も無ければ特徴も無い、無い無い尽くしの何でも無い簸たすら普通の湯麺。
主は相変わらず無愛想だし、店は狭くて窮屈だし、何処をとっても人を連れて行ける様な店では無いのだけれど
・・・何か美味い物食いたいなと思うと、ついつい此処に来てしまう。

ビールは此処もラガー、コーンスターチが多いから云々言っても、豚系のスープにはやっぱりラガーが一番合う。

▼09-570 東京 品川のラーメン「風神」

2008-02-04 | 越境するラーメン
株式会社ラーメン? 味噌:★★ (訪問歴:初)

久しぶりに「品達ラーメン」でもと降り立ったのだけど、チラリと見たら品プリ側にラーメン店舗発見。 
初めて見る店で初めて聞く名前、なんとなくFCッぽい面構えだが、最近ラーメン村系の
集合団地に飽きて単独の路面店に傾向しているせいか、「こだわりの自家製麺」の看板に惹かれて品達止めて移動。

ガラスパネルにべたべたプリントのメニューボード、感じとしては余り期待できそうも無い店なのだが・・・、
ひそみにならった久々の激不味ラーメン、余りの見事さに一人で乾杯!するっきゃない。
 畢竟、素直に初めから品達へ向かうべきだった!

◎09-568東京天王州のラーメン「イレブン」

2008-01-30 | 越境するラーメン
オリジナル 醤油: ★★★★★(訪問歴:初)

東京木場の「吉左右」と門前仲街の「こうかいぼう」と共に最近気になっていたラーメン店。
どうも東京というのはバイクで行くには面倒なので電車にしたが・・、
それがまたバス・電車・モノレールと繋いで、そこから徒歩が結構あり、其れはそれで結構面倒くさい。
これで不味かったらがっくりものだが・・・。

此処の店、極めて辺鄙,しかも裏路地。
小さい・ボロイ・バイトは愛想が無い・年寄りオヤジは厨房でタバコ吸っている・
メニューはラーメンしかない・器は給食用のメラミン・具はだらしなく乗っけたワカメと木耳、
乱暴に切り落とした叉焼とネギでラーメンの見栄えは高度に最悪、それでも600円というろくでもない店。

ところがこのラーメン、実に上手い。麺は酒井製麺だが家系のスープ以上にマッチイングが良く、
口に広がる円やかで豊満なスープと和して味は多額の交通費かけて来ても満足感あり。
しか~し、メラミンはいただけ無い。600円とるなら瀬戸物使えるだろうに、そうすればもっと熱くて上手いのに・・・。

市谷の暫定 幻のラーメン

2008-01-25 | 越境するラーメン
市谷のラーメンを大分探してみたけれど、美味いラーメンには出会えたが幻らしきラーメンには出会えなかった。
しかし一番幻近い感じなら「汁番本館」の醤油、その論拠は看板にある十年のスープ、確かに此処のラーメンは
継ぎ足して作った様な、甕入りの紹興酒みたいな古い円やかさがある。

市谷で食べていない店もまだあるだろう。
「じょんのび」の二階の「火の国ら~めん てっぺん」とか、「じょんのび」の先の角を右に曲がった
「養生とんこつラーメン陽光」なんかもまだ食べていないけど、「陽光」は幻というには
一寸お洒落すぎる気配だから多分違う気がする。
もっと探せば見つかるかも知れないが、食べて結局見つからなかったと言うのは一寸寂しいので、
余力を残して市谷の幻のラーメン探しから一旦退却することにする。

◎09-566 東京市谷のラーメン [くるり]

2008-01-23 | 越境するラーメン
拘り系 味噌:★★★★★
([本当に美味しいラーメン30](日テレ)2007 で全国第一位になったラーメン店 訪問歴:3)

市ヶ谷の幻のラーメン探しPart 13は味噌専門店。
実はこの店3回目になるが毎回味が違う。バラツキではなく味そのものを変化させている感じで、
スープも違うし具も違う、麺の湯で加減も違う。テレビ番組で全国第一位になった位だから当然行列店で、
席数も少ない小さな店だから、ま、ざっと一時間は並ぶのでリーマンの昼食としては無理。
従って殆ど客は法政の学生という感じだが、それにしても一時間並んで思った味では無かったとなると疲れる。

以前は粘度が強く個性的なスープだったが、かなり薄くなって何処にでもある味噌に近く、
しかもスープがやらた少ないので100%完食。
以前は表面にラー油が浮いていたが、今回はそれは余り感じない辛味が少なく大人しいラーメンに変身。
具材的にはチャーシュー、炒めモヤシ、ニラ、ネギという感じで、全体の味としては
全国第一位だけあって美味いことは美味いが、何か今ひとつユルイというかインパクトが足りず、
丁度写真の様にボケている感じ。

場所:外堀通沿い、市谷・飯田橋間のやや市谷寄り。

〇09-506 東京市谷のラーメン 「百舌」

2008-01-22 | 越境するラーメン
拘り系 塩:★★★★
(市谷では一番洒落たラーメン店 訪問歴:3)

この店は、しょうゆ(¥600)、塩(¥600)、味噌(¥650)、つけ麺(¥不明)、餃子(¥300)という感じで、
もろラーメン専門店、場所柄から見れば値段としては相場という感じだが結構人気がある様子。
特に女性に人気らしく、他の店では中々見かけない女性客が此処に集まっている感じ。
確かに若い女性っぽい味だが、多分それよりは店の雰囲気のせいと思われる。

此処のベースは豚骨、豚骨の塩ラーメンというのは余り食べたことが無いが、意外にいける感じ。
塩のあっさり感と豚骨のこってり感の調和だが、味玉の塩気は余分で途中コップ2杯のお冷は必需。
豚骨と太縮れ麺の相性は悪くない。
餃子は一寸問題、ま、¥300だからギリギリ許せるか!ってところ。

見た目では味噌(¥650)が美味そうだが、味噌だと対岸の店の方が・・・かも。

場所
:前記事参照

〇09-546山梨上の原のラーメン「来々軒」

2007-12-02 | 越境するラーメン
中華食堂 醤油:★★★★(訪問歴;初)

中央高速の渋滞イスケープルート、上の原右ルートにある店でオッサン一人でやっている店だが
田舎らしく余裕がある広々とした店。
ラーメンとしては正統派の古典的中華そばであるが、味的には田舎ラーメン。
やや沈んだ黒めの茶褐色のラーメンだが、ベースはトリガラ、魚介、野菜と云う感じで
凝り固まったラーメンと違って落ち着いた素直な味で悪くない。

値段的には横浜の中心部でのこの手のラーメンに比べると100円位高い感じだが、
田舎の客数から見て許容範囲だし、人懐こい感じの親爺も田舎食堂らしくていい感じ。
漫画ゴルゴ13がきちんと番号順に並べてある、主人の性格が現れている感じもいいし
、漫画を読み始める前に出来てくるスピードもいい。

場所:20号沿い、相模への入口。

開田高原のラーメン「シンシア」

2007-10-27 | 越境するラーメン
開田高原を越えたのは御岳の春スキー以来の超久しぶり。
本来は景色のいいのどかな高原だが雨とあっては灰色のカーテンで遮られて景色もへったくれも無く、ただ必死で越えるだけ。

降りきった辺りにある食堂「SINCERE」、何語だか分からないが洒落すぎていて覚え難い名前。
メニュー的にはどちらかと言えば洋食屋さんっぽいが、普通のラーメンもある何んでもアリ的な店。
此処で「ざるラーメン」というものを発見。
雨の中、ストーブを焚きながら「ざるラーメン」もないだろうって気もするが、「ざるラーメン」自体、初めてなので興味深々。
「ざるラーメン」、名前の通り笊蕎麦のラーメン版、つけ麺よりは笊蕎麦に近い感じで味的には可無く不可無し、
こういうのもアリかという感じだが、店の雰囲気はBGMも含めて中々いい、いかにも高原のレストランという感じ。
(シンシア:開田高原)

□09-531東京八重洲の「揚州商人」

2007-10-18 | 越境するラーメン
チェーン 肉ワンタン麺:★★★☆
(中国から親子三代に渡って受け継がれた女性に人気のラーメン 訪問歴:初 w/沙耶か・先輩)

沙耶かお嬢様の先輩お姉さまが八重洲に中国人がやっている凄く美味しいラーメン屋があるという。
八重洲は雀荘で出前にとる位しか知らないので尻尾振ってついていくと、木の実ナナにチョット似の先輩お姉さま、
ドンドンと早足で八重洲地下街に下りてゆく・・まさか其こって激戦街??

「此処は中国から親子三代に渡って受け継がれたラーメンで・・・〇×△」ナナお姉さま相当この店がお気に入りらしく
延々と説明してくれるその親切さとバイテリティに圧倒される。
お勧めはワンタン麺(760)とのこと。
他のを頼んだら怒られそうなので御意! チョットだけカッコつけて肉ワンタン麺(840)に。

揚州商人のラーメンは鶏のギトギト油に鵠無し塩辛スープという印象が強いが、ワンタン麺は食べやすい感じ。
スープの深さ、コクなどはないが、其の分肉ワンタンの味が前面に出て悪くない。
女性向の店だが会計がナナお姉さんの奢りとなった途端、俄然「美味かったあ!」。

〇09-492 東京新橋のラーメン「大ちゃん」

2007-10-17 | 越境するラーメン
金沢ラーメン 塩:★★★☆
(甘エビで出汁を取った小料理の様なラーメン 訪問歴:3)

この甘エビ出汁は醤油より塩の方が合っている様な気がする。
醤油の場合は醤油の旨みと蝦の旨みがぶつかって双方の強弱の出し方が難しいが、
塩は塩自体に旨みが無いから蝦出汁が生き易いのかも知れない。

相変わらず綺麗な造りである。
この感覚は小京都金沢ならではの繊細なもの、ラーメンというよりは小料理という感じがする。
間口の広い変形丼に少なめのスープ、更に細麺の組み合わせなので熱々感はないが、此れが
京料理の感覚かも知れない。

最近の傾向としてはランチ客より飲んだ後に寄る客が増えてきたとの事、流石新橋、飲み屋の街である。