9月1日に、気象庁は6月~8月の平均気温が1898年の観測開始以降で、もっとも高かったと発表しました。
地域の平年差も1946年の統計開始以降で最も高く、北日本は+3.0℃、東日本では+1.7℃で共に過去最高、西日本は+0.9℃で、1位タイの高温ということです。
9月から11月の「3か月予報」でも、全国的に平年より高くなると予想されています。
高温傾向はまだまだ続きそうです。
この気温の影響でしょうか?
我が家の梨の木が季節外れの花を咲かせました。
梨の木も気温が高くて狂い咲きをしたのかも知れません。
・狂い咲きのナシの花です。
「梨の木が狂い咲き?」
花が咲いた梨の品種は「二十世紀」で、まだ収獲が終わっていない木です。
先日、枝の数か所に白い花が咲いているのを発見したのですが、この木は花と果実が共存している珍しい現象となっています。
珍しいので、狂い咲きかどうか、梨に聞きましたが、返答はナシでした。
秋に梨の花が咲くのは非常に珍しい事のようです。
・これが二十世紀の花です。
「開花のメカニズム」
開花するまでのメカニズムをネットで調べると次のようになっていました。
7月ごろ花芽ができた後に、各葉に「成長抑制ホルモン」が作られ、これが花芽に移動します。そして葉は役目を終えると落葉します。
花芽は例え季節外れの暖かさがやってきても「成長抑制ホルモン」の効果からそのまま冬を越します。
この「成長抑制ホルモン」は冬の寒さによって壊されます。
そして、春を迎えて暖かくなるとぐんぐん成長し、丁度よい時期に開花するのが通常の姿だそうです。
ところが、各葉で作られた「成長抑制ホルモン」が花芽に移動する前に台風などによって大事な葉をちぎり取られると「成長抑制ホルモン」が花芽に届きません。
そこに異常な暖かさがやってくれば、もう春が来たのかと勘違いして開花するそうです。
大まかな開花の仕組みは分かりました。
開花するためには葉が落ちて、寒さによって成長抑制ホルモンが壊されなければなりません。
しかし、我が家の花が咲いている梨の枝には葉がついており、数日前まで熱帯夜(25度以上)が続いていました。
この状態では、成長抑制ホルモンによって成長が抑えられて花が咲かないはずです。
にも拘らず咲いたという事は、矢張り、暑すぎて狂い咲きしたのではないでしょうか。
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でも、梨の実を二度に分けて口にできますょ。^^
さいきんの果物は高根の花てす。
安く手に入ったブドウは、ほとんどが一房1000円以上の値段です。スイカさえ、ちょっと買うのにためらう値です。
> 過去のデータを一覧表に編集する方法はややこしそうですね。
ただ単に過去の記事をコピーして貼り付けただけなのに、タグが微妙に影響しあっておかしなことになりました
それを解明するのに一苦労します。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/d76751c9126c5a68ab3af8f951747124