「翌檜」、この漢字は何と読むでしょうか?
実は、「あすなろ」と読みます。
あすなろはヒノキ科の常緑樹です。葉はヒノキに似て、うろこ状に重なり合い、雌雄同株で、5月頃単性花を開きます。
日本に古来から存在し、「ひば」「しろび」「あて」「あすひ」「あすはひのき」など、多数の異名をもつ植物です。
大きいものは数10メートルを超えることもありますが、基本的に「檜」よりも小さいことが多いため、「檜のように明日なろう」と意思をもっているとされて「あすなろ」と呼ばれ始めたのが名前の由来とされているようです。
「あすは檜(ひのき)になろう、あすは檜になろう」と念願しながら、永遠に檜になれない、悲しい木「翌檜」。
しかし、あきらめや悲しさだけではなく、明日は何ものかになろうと努める気持ち、目標を立ててそれに向かって進んでいくということが大事だと教えてくれている木、それが「翌檜」のような気がします。
私は家庭菜園をしていますが、思うような作物ができません。
「来年こそはいい作物を作ろう」と思いながらも、毎年、悲しい木の「翌檜」で終わります。
「明日は立派は作物を作れるようになろう」と努力を続けながら、いつの日か檜になりたいものです。
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>奥にいる男女が一瞬にして入れ替わるのは錯視ではなく動画を作った人が策士だったような気がしますが・・・。
ご指摘のように、きょうの「錯視」を策士が作ったかもしれません・・・。