この時期、家内の実家に植えてある夏の花「タチアオイ」が綺麗に咲いているころだと思います。
「タチアオイ(立葵)」はアオイ科の多年草ですが、同じアオイ科に「ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)」があります。
このウスベニタチアオイの根から取れるデンプンを利用して作られていたお菓子が「マシュマロ(真珠麿)」です。
今日はマシュマロについて調べました。
・「ウスベニタチアオイ」ではありませんが、八重の「タチアオイ」の花です。(この花は2009年6月に撮影したものです)
マシュマロは夏に淡いピンクの花を咲かす「ウスベニタチアオイ」の根の粘液から作られた薬用キャンデーのようなものが原型と云われています。
このキャンデーは、胃痛や咳止めにも効くため、古代エジプトでは薬用として食べられていたそうです。
19世紀初めになって、フランスとドイツの菓子職人が型に流し込んで、軽くてふんわりした現在のような、一口サイズのマシュマロを作るようになり、更に19世紀後半には、マシュマロの樹液に代わり、ゼラチンや卵白、コーン・スターチ等に香料・砂糖を加えて作るようになりました。
名前の由来は、ウスベニタチアオイの英語名「マーシュマロウ(marsh mallow)」がそのままお菓子の名前になったと言われています。
日本では、1892年(明治25年)風月堂が初めてマシュマロを製造販売しましたが、その際、当てられた漢字が「真珠麿」だそうです。
・マシュマロです(ウィキペディアより)
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なにより口触りが好いですね。マシュマロを食べたいiina~。
それに「ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)」は、まことに好い色をしています。夏場の花の命が
長いので大好きです。