北條秀司の戯曲『王将』第三幕で、阪田三吉は亡き妻の名前を呼んで大声をあげて嘆き泣きます。
「小春・・・わいはまた負けた。もうあかん」
「迎え、迎えに来てくれッ」
京都市の名刹・天竜寺の境内で、将棋の関西名人の阪田三吉が関東の雄、花田長太郎と相まみえたのは約80年前の1937年(昭和12年)の春のことで、世に“天竜寺の決戦”として名高い勝負の一齣(ひとこま)です。
反逆の気風で知られた伝説の棋士・阪田三吉にとって、天竜寺は生涯で最後の舞台となったのだそうです。
その阪田三吉を歌った歌に「王将」があります。
この歌は昭和36年(1961年)11月にリリースされた村田英雄によるシングル曲で、村田英雄最大のヒット曲であり、当時売り上げが150万枚を超える爆発的な人気となりました。
今日はメガヒット曲「王将」をお聴きいただきたいと思います。
村田英雄
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主人公の阪田三吉を坂東妻三郎が演じ、評価の高い作品でした。
村田英雄が歌う「王将」も、ドラマチックですね。 歌詞も名調子です。
吹けば飛ぶよな 将棋の駒に
賭けた命を 笑わば笑え
>近江八景を模して作られているようであり、お城の天守からの一望は絶景でしょう。
を覚悟して行った彦根城は、玄宮園からも隠れることなく、雨にも降られず結構な見物ができました。