先日、京都への日帰りバスツアーに参加してきました。
今日から数回に分けてご紹介します。
今回の京都日帰りの旅は、熊取町文化振興連絡協議会が主催する社会見学会として企画されたものです。
民間の旅行会社が企画するような観光目的ではないため、見学先は鞍馬寺、府立植物園、そして井筒八ツ橋の追分工場の3か所のみでした。
「鞍馬山」
鞍馬山の中腹にある鞍馬寺は平安京の北にあって、比叡山の延暦寺と共に平安京を守るために建立されたのもので、つまりは国家鎮護のためと言われています。
正面に見える門が鞍馬寺の仁王門で、その後方の山が京都市左京区鞍馬にある、標高569メートルの鞍馬山です。
鞍馬山は貴船川対岸に位置し、全山に杉や桧の巨木が生い茂っており、平安時代から春は雲珠桜、秋は紅葉の名所で、鞍馬天狗や牛若丸ゆかりの山でもあります。
「仁王門」
鞍馬寺の仁王門は寿永年間(1182~1184年)に建立されましたが、1891年(明治24年)に焼失し、1911年(明治44年)に再建され、更に昭和35年に移築改修が加えられました。
向かって左側の扉一枚は寿永の頃のものだそうです。
仁王像は湛慶(たんけい:1173~1256年)作と伝えられ、明治の再建時に丹波より移されたと言われています。
なお、仁王門を入ってしばらく行くと、1957年(昭和32年)に開通したケーブルカーが山門駅から多宝塔駅まで通じており、私たち一行はこのケーブルカーに乗車して鞍馬寺に参拝しました。
仁王門の屋根の造りです。
ケーブルカーの山門駅までの参道です。
「多宝塔」
ケーブルカーで約2分乗車すると多宝塔駅に到着します。駅を出ると多宝塔が出迎えてくれます。
本殿の東隣にあった多宝塔は文化11年(1814年)に焼失しましたが1960年(昭和35年)4月、鞍馬山開創1200年記念事業の一環としてこの地に再建されました。
塔内には舎利宝塔と尊天三尊像(千手観世音、毘沙門天王、護法魔王尊)を奉安しています。
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火祭りも見たかったです。
“さかなクン”がこの深海魚をみたら、やはり大げさにギョギョ~と叫ぶことでしょう。