ブログを書いている時、「いっかげつ」とか「すうかげつ」を入力することがありますが、これらをパソコンで変換すると、「いっかげつ」は「1か月」「1カ月」「1ヵ月」「1ケ月」「1ヶ月」「1箇月」「1個月」といろいろな「か」の字がでてきます。「すうかげつ」も同様です。
昔は漢字の場合は「箇」で、普通は「ケ」を使用していたように思いますが、果たしてどれが正しいのでしょうか?
そこで今日は「1かげつ」などの「か」と「ケ」の使用区分について調べてみました。
調べてみると、記憶通り、昔は数詞に続けて物を数えるときには、「五ヶ所」、「五ヶ条」のように小さく「ヶ」と書くことがありこの「ケ」を「か」と読むのが一般な意識とされていたようです。
固有名詞の場合にも「駒ヶ岳」「槍ヶ岳」のように「か」と読んでいます。
でも何故「ケ」を「か」と読むのでしょうか?
実は、この「ケ」はカタカナの「ケ」ではなく、「箇」が省略された形で、成り立ちとしては、「箇」がまず「个」に省略され、さらに「ケ」へと変化したのだそうです。
従って「パソコンなどでは“ケ”で代用していますが、本来は別物なのです。
国立国語研究所では、基本的にどの「ケ」や「か」、「個」、「箇」を使っても構いませんが、役所が出す公用文では、算用数字の後はひらがなの「か」を、漢数字の後は漢字の「箇」を用いているようだということです。
結論としては、日常で使う分には「ケ」と「か」はどちらを使用しても構わないが、正式なものを書く場合は「か」と「箇」を使用するほうが無難ということです。
なお、「ヶ」や「ヵ」が小さく書かれているのは、文字のバランスとして、「1ケ月」より「1ヶ月”」方がしっくりくるという、単に間違った使い方が通用していたものが残っているだけなのだそうです。
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ケっこう 難しいですネ。
江ノ電も道幅の狭い道路を通っているので、ケっこう電車運転手は気を使うことでしょう。(^^ゞ
「空から日本を見てみよう」を代用して、江ノ電と江の島の総まとめを編集しました。