盤石を誇っていた安部内閣も9月3日の改造後、50日ほどで内閣の目玉である女性閣僚2名が辞任に追い込まれました。
更に、小渕優子氏の後任となった宮沢洋一経済産業大臣も、自らの資金管理団体が政治資金でSMバーの費用を払っていたことが発覚してピンチに追い込まれ、メディアもこれらを積極的に取り上げて攻勢に転じ、現在、菅官房長官が火消しに躍起になっています。
一方、野党各党はこの時とばかりに攻勢を強めており、特に支持率の上がらない民主党は密かに「ほくそ笑んでいる」のではないでしょうか?
巨大与党に挑む野党の戦術としては、これもありかなとは思いますが、「重箱の隅を楊枝でほじくる」ような小さなことに終始して審議が進まないのは、税金の無駄遣いです。
国民の代表たる国会議員は、天下国家のための重要法案をしっかりと審議してもらいたいものです。
さて、今日はこの「ほくそ笑むの」語源について調べました。
「ほくそ笑む」とは、ご存知のように「物事がうまくいったと密かに笑う。満足そうに笑む」ことです。
『ほくそ』とは昔中国で「北叟(ほくそう)=北に住む老人」という意味で「塞翁(さいおう)」とも言いました。
これは「人間万事塞翁が馬(人の幸不幸は予測しがたい)」という諺に出てくる「塞翁」です。
人生は、禍が福となり福が禍となるので、何が起きても一喜一憂せずに塞翁(北叟)はいつも冷静に少しだけ笑っていた、との故事から、「ほくそ笑む」と言うようになったそうです。
この「ほくそ笑む」と言う言葉は、あるメディアが取材したところ「たくらみが成功して笑う」「人の失敗や間違いを見て笑う」など、悪い意味の笑いと捉えていた人が多くいたそうですが、広辞苑でも「物事が上手くいったとひそかに笑う」「ほくそわらう。」と説明しており、本来は、良い悪い、どちらにも使う笑いのようです。
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の諺が出てくるとは、思いのほかでした。 ^^
心柱を吊るしたのは、長い年月を経ると建物の自重と木の収縮で狂いが生じ、塔の重みで塔身が縮んでも、心柱が五重の屋根
を突き抜けないように工夫されたそうです。
そもそも木造建築物は、釘1本使ってない柔軟構造なので、木々同士で相殺しあうと思ってました。
「ほくそ笑む」も「ほほ笑む(微笑む)」も元来ほぼ同じ意味の言葉ですが、「ほくそ」は発音から「クソ」~「糞」を連想させる言葉の為か、悪い意味の場合に使われてしまいます。
(.らいちゃん)様が書かれたように、「北叟(ほくそう)=北に住む老人」という意味で「塞翁(さいおう)」と言われますが、言葉は時代と共に変化するものですね。
先日、若い女性とお話しましたが、言葉に不思議な情感が漂っていて、思わず出身を伺ってしまいました。
ブラジル三世か四世で10歳から日本で暮らしているということで、日本語は幼い頃よりお爺さんに習ったそうです。
日本語から早い時期に隔離されていたお爺さんですので、その当時の言葉使いです。とても綺麗な日本語すぎて、逆に若い女性の言葉としては違和感を覚えました。(笑)
安倍政権の失点は、左翼思想で凝り固まったマスコミには格好の話題です。
新聞やTVの話を信じ込む日教組世代には、心地よい話題かもしれませんね。(爆)
いま、綺麗な日本語がどんどん消えて行っているようですね。
若い人たちだけでなく、中年の人でも敬語が満足に使えないようです。
テレビのアナウンサーでも間違っている人がいるのには驚きます。
美しい日本語を日系三世、四世に学ばなければならなくなるようでは哀しいですね。