昨日の大阪は、太陽は顔を見せませんでしたが、それでも日中の最高気温が32度を越えて暑い一日でした。
これだけ暑いと、氷やアイスクリームなど、冷たいものが無性に食べたくなります。
ところが、アイスや氷菓子等の冷たいものを食べる時は注意が必要です。
急に冷たいものを食べると頭がキーンとすることがありますよね。
これは暑い場所で急に冷たいものを飲み込むと起こる、こめかみや側東部位がキーンとなる頭痛なのです。
この頭痛には正式な名称があるのですが、ご存知でしょうか?
この頭痛、正式には「アイスクリーム頭痛」と言います。
「アイスクリーム頭痛の原因」
アイスクリーム頭痛は寒い冬にはあまりなく、気候が暑い時期ほどなりやすいという特徴があります。
その理由は、
・冷たいものを食べた際に口腔内の温度が急激に低下し、反射で体温を上昇させるため頭に通じる血管を膨張させて血流を一時的に増大させ、それにより頭の血管に一時的に炎症が発生して頭痛を引き起こします。
・冷たい物が喉を通過することにより、喉の三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が勘違いし、関連痛として頭痛が発生するのです。
この頭痛の発生要因は概ねこの2説のようです。
「治し方」
・アイスクリーム頭痛は、それほど長く続きません。冷たいものを食べるのをやめて10分間もすれば、頭痛は治まります。
・より効果的に治したい方は、口蓋(こうがい:口腔のアーチ形をなす上壁)を温めてください。
温かい飲み物を飲んだり、舌を口蓋にくっつけることが効果的のようです。
これらにより、血流が安定して頭痛が治るということです。
「予防策」
アイスクリーム頭痛を事前に予防する方法は、
1.冷たいものをゆっくりと食べることです。 ゆっくりと食べることによって、大抵アイスクリーム頭痛を防ぐことができます。
2.鼻の両脇を圧迫・マッサージする。 即効で痛みを和らげます。
3.口蓋を舌で温める。 口蓋に冷たさが直接伝わってしまうとアイスクリーム頭痛になります。
4.最初に一口、アイスやかき氷を舌先に乗せて、口の中でゆっくりとなじませるとよいそうです。
美味しいアイスクリームやかき氷ですが、急いで食べてアイスクリーム頭痛にならないようにご注意ください。
頭の血管が一時的に炎症が発生して頭痛を引き起こしていたとは、頭の中では大変なことが起きていたのですね。
ゆっくり食べるように気をつけます。
> カメレオン ・・・ 自然の中で生き残るために、このように進化したのでしょうが、不思議です。
カメレオンの細胞を調べると、人に役立つものを作る参考になりそうです。
おさないときに、七色仮面がありましたが、七変化するカメレオンがネーミングに使われたのでしょうか ("^ω^)・・・?