らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

珍しい花「グロリオサ」

2020-06-20 | 

今日は炎のような花を咲かす珍しい花をご紹介します。
その花はグロリオサと言います。

グロリオサは熱帯アフリカが原産で、イヌサフラン科グロリオサ属の半蔓性・半耐寒性の球根植物です。
草丈は50〜150 cm、花弁は細長く反り返り、花径10 cm程の赤と黄色の炎のような花を咲かせます。

・これがグロリオサです。


グロリオサは火が燃え上がるような姿が特徴の花です。
半つる性なので支柱を作り、高く延びるように誘導すると上の方まで花をつけます。
花の色も赤やオレンジ色と艶やかなので、一度に開花すると見ごたえがあります。



グロリオサは球根性の植物です。
球根が湿気を嫌うため、日本で育てる時は雨の当たらない場所が向いています。
また、葉の先端部分が長く伸びて巻きひげ状となり、他の物に絡みついて生長することから、大きな鉢にアサガオ用の支柱で仕立てると上手に育てる事が出来ます。

・葉先の巻きひげが左下の蕾の茎に巻き付いています。


蕾は下向きにつき、花も下向きに咲きます。
花弁は波打つように反り返り、雄蕊と雌蕊が目立つ独特な姿をしています。
雌しべは6個の雄しべの中心から1㎝ほど伸びた後、直角に左に曲がって伸びています。

・左に伸びているのが雌しべです。


グロリオサはラテン語で「栄光」という意味があります。
英語では栄光のユリという意味の「Glory lily」とか、炎のユリという意味の「Fire lily」という名前が付けられています。
日本では波打った特徴的な花びらの形がキツネの顔のように見えることから、キツネユリとも呼ばれています。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グロリオサ   (iina)
2020-09-07 08:35:37
> グロリオサは火が燃え上がるような姿が特徴の花
街を歩くと、たまに見かけるお花です。らいちゃんにグロリオサの名を教えてもらいました。
      王冠のようにも見えますから、ラテン語の「栄光」の意ならピッタリな名です。^^

きょう七日の拙宅タイトルが「グロリア」ですから、偶然にリンクしました。^^

> 「今日は帰るね」・・・岸壁で待つお母さんはこの言葉をどれほど聞きたかったでしょうね。
二葉百合子うたう「岸壁の母」ですね。

実は、これは伊達政宗の墓です。「独眼竜」の政宗でなく、九代のほうです。誤変換に適した画像を探してコレにしました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/719ac8b1a62fa94964b22be18702639c



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