「流水不争先(流水先を争わず)」という格言があります。
この格言は、人は心がはやると、人を掻き分け、人を押し退けて先へ進もうとすることによって無理が生じるが、流れる水というものは、争って先を行こうとはしません。
人の心も水の流れにまかせるようにして、その流れに乗っているようにするのが大切だということです。
要するに、企業経営などでは、人を掻き分け、人より先にでて儲けようとしていくと、破綻が生ずることが多いということです。
もっとも、人間には当然のことながら儲けたいという欲望があります。
経営者であれば、当然、会社を発展させて儲けたいということを考えるのが自然の心です。
しかし、心の焦りが生じると無理が生じます。
だから、水の流れのように、その場、その時の状況に応じて自由自在に変化しながら、自然に任せて流れることが大切だというのが「流水不争先」なのです。
このようなことから、多くの企業の経営者がこの格言を「座右の銘」にしているようです。
今日は、先日、某企業のトップが語っていた格言についてご紹介しました。
ペンギンの胸にハートマークが生まれつき出来ていたということは、とても優しいさんでしょうね。
自慢のタネにしたいのですね。
ボクにもそんな気持ちがあります。