らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

キウイの摘果

2022-07-03 | 家庭果樹

先日、キウイの摘果をしたのでご紹介します。

今年は珍しくキウイフルーツの花がたくさん咲きました。
しかし、咲き始めた直後の2~3日の間、雨が降り続いたことから受粉が出来ず、幼果が肥大するのか心配でしたが、その後の天気の回復と共に、人工授粉を欠かさずに行ったところ、たくさんの実をつけてくれました。

キウイは、6月中に収穫時の80%くらいの大きさにまで成長すると言われています。
そこで、この時期に摘果して数を減らさないと、大きなキウイを生らすことができません。

・摘果前のキウイの棚です。


摘果の方法をネットで調べると次のように書かれています。
「摘果方法」
摘果は開花1ヶ月以内に行い、小果や傷果などを取り除きます。
最終的に80cm前後の枝で3~4果、50cm前後の枝で2果、30cm以下の枝で1果を残すのを目安とします。
また、葉で光合成をして養分を作るので、キウイの場合は少なくとも1果あたり5~6枚の成葉が必要だということです。

下の画像は摘果前の枝を拡大したもので6個の実が付いています。
枝の元の方から順番に左側の変形した大きなものが1番果、右のものが6番果です。
この枝の摘果では、1番、6番、5番の3個を摘果し、2~4番果の3個を残しました。

・摘果前のこの枝の長さは1mくらいです。3個を摘果し、中ほどの3個を残しました。


摘果の順番は枝の元部を最初に行い、次に枝の先端の方を摘果します。
私は、各枝について上記に準じて摘果し、その上で受粉が出来ていない小果を摘果しました。
その摘果した幼果が下の画像の箱の中ですが、実際の摘果作業は2日~3日に分けて行ったので、摘果の数量はこの倍以上ありました。

これだけ大きくなっているので勿体ない気がしますが、少しでも大きなキウイができるようにと思って、思い切って摘果しました。
期待通り、大きく実ってくれればいいのですが・・・。
11月の収穫時期を楽しみにしたいと思います。

・今回摘果した幼果です。