らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

首相

2020-09-14 | 時事

自民党では、安倍総裁の辞任を受けて次期総裁を決める選挙が今日行われます。
立候補しているのは、菅官房長官、岸田政調会長、石破元幹事長の3氏です。
報道では菅官房長官が優勢と伝えられていますが、結果はどのようになるのでしょうか?

どなたが選ばれるにせよ、新総裁が決まれば16日に臨時国会が召集されて、その日のうちに内閣総理大臣を決める内閣総理大臣指名選挙(首班指名)が行われ、新内閣が誕生する運びとなっています。
この選挙には、野党の党首などにも立候補する権利がありますが、多くの場合は国会議員の多数を占める与党第一党の党首や代表が総理大臣として選出されることから、今回も第一党である自民党の新総裁が次の総理大臣になることがほぼ決まっています。

ところで、総理大臣のことを「首相」と称していますが、首相は正式には何と呼ばれるのでしょうか?
今日は「首相」について調べてみました。

「首席宰相」
首相は「席宰」の略なのです。
そして首相とは、広辞苑によると、①首たる宰相。②内閣総理大臣の通称と説明しています。
「宰相」とは、古く中国で天子を補佐して大政を総理する官(つかさ)。丞相(しょうじょう)。
「丞相」とは、昔、中国で天子を助けて国政を行った大臣。日本では大臣の異称です。

辞書が示すように、「首相」は嘗て中国で使われていた官職のひとつでした。
しかし、日本の法体系に基づく正式な用語には首相という呼称はなく、法令などでは使われていませんが、メディアなどによる報道などでは内閣総理大臣を指す慣用的な語句として定着しています。

この内閣総理大臣を指す慣用的表現である「首相」が16日の内閣総理大臣指名選挙(首班指名)という国会内の議決で決まるのです。
どなたが選ばれても今の日本は課題が山積みです。
コロナ禍で経済なども先行き不透明なことから、新首相にはコロナ対策、経済対策などの緊急対策の実行、そして、日本の国際的地位を高め、国民の安全と安心を守るため強力なリーダシップを発揮して国政に当たっていただきたいと思います。