らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

京都・東山を歩く(2)清水寺

2017-02-01 | 趣味

京都・東山の散策の2回目は、六波羅蜜寺から清水寺に向かう道筋をご紹介します。

「茶わん坂」
この坂道は通称「茶わん坂」と呼ばれて親しまれています。
清水寺に続く参道の一つですが、「清水焼発祥の地」としても知られています。
伝えによると8世紀の頃、奈良時代の僧「行基」によって清閑寺村茶碗坂で製陶されたのが始まりと言われ、16~17世紀の頃には「京焼」の中の一つである清水焼もこの地で焼かれるようになりました。
現在もこの坂には多くの陶芸家、窯元が活動拠点を置いているそうです。



「清水坂」
清水寺に向かう、参道です。
坂を上り切った先にある清水寺は「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されており、国内からの観光客はもちろん修学旅行生も多く訪れます。
また、近年では世界から観光客が訪れる名所となっています。
当日も中国人を始めとする外国人が多く見られました。



「仁王門」
清水寺の仁王門です。
応仁の乱(1467~1477年)によって焼失しましたが、15世紀末に再建され、平成15年(2003年)に解体修理されました。
清水寺の正門で、幅約10メートル、奥行き約5メートル、棟高約14メートルの、室町時代再建当時の特徴を示す堂々たる楼門です。
入母屋造り、檜皮葺(ひわだぶき)、鮮やかな丹塗りのため「赤門」とも呼ばれています。



「三重塔」
清水の舞台や音羽の滝などとともに清水寺のシンボルとなっているのがこの三重塔です。
この塔が建立されたのは847年で、時の天皇である嵯峨天皇の皇太子が生れたことにより、葛井(かどい)親王が勅命を奉じて創建されたと伝えられています。
その後、何度か焼失を繰り返し、現在の塔は、1632年に再建されたものを1987年に解体修理し、復元されたものです。



「随求堂(ずいぐどう)」
本堂の受付の手前に「随求堂」と言うお堂があります。
このお堂は清水寺の境内にかつて存在した「慈心院」の本堂(伽藍・塔頭)で、本尊は「大随求菩薩(秘仏)です。



「清水寺からの眺望」
本堂、清水の舞台は工事中のため入れませんでしたが境内から眺めた京都市街です。