ライ・フェスティバル最終日


 ライ・フェスティバルは16日土曜日にとどこおりなく終わりました。スタジアムは2万5千人の観衆で超満員だったそうですが。

 急遽出演を決めたハレドは記者会見で「おれはおれの町(!)、ザルギの町、おれの最初の観衆の町シディ=ベラべスで歌うんだ」てなことをてれっと言ったそうです。(^_^;) よく言うよ。
 それで30分くらい歌ってさっさと次の演奏会場、アンナバに向けて発ちました。

 あとロトフィ・アタル、ザフアニア、ラルーシ、フワリ=ドーファン、モハメド・ラミンが出演したそうです。

 たしかに錚々たるメンバーですよ。でもわたしは、ひたすらだるいだけですね・・・

[追記] ザルギというのはMohamed Zarguiのことで、シディ=ベラべスでロック・バンド・スタイルのライを確立した人です。若くして亡くなりましたが、その衣鉢をロトフィ・アタル率いるライナ=ライが受け継いだわけです。
 ハレドはオランの歌物、演歌スタイルそのものなのですから、何もここまでシディ=ベラべスに媚びたようなこと言わなくてもいいと思うんですけどね・・・
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アルジェリア人の嘆き


 アイト=サレム選手は、アルジェリア女子マラソンではじめて10位以内に入った記録だそうです。

 それはともかく、ほかの陸上選手の成績は軒並み悪くて国民をがっかりさせています。

 El Watanによると、最も嘆かわしいのは選手の不当な扱いなのだそうで、Khoudir Aggoune選手が5000メートルに出場するつもりでそのための練習を積んで来たのにアルジェリア陸上連盟の意向で一方的に1万メートルにエントリーさせられたという事件を伝えています。

 それでアッグーン選手は怒って、結局決勝を棄権してしまったのです。

 考えられない話ですね・・・

[追記] 今日付のLa Presse紙(チュニジアの日刊紙です)によれば、金メダルを取ったOussama Mellouli選手は「この勝利をベン=アリ大統領に捧げたい」と言っているそうです・・・
 アルジェリアの人だったら絶対「アルジェリア国民に捧げる」と言うところです。「ブーテフリカ大統領に捧げる」とは、まず言わないでしょうね。
 この辺が両国の違うところでしょうね・・・
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