ライ・フェスティバル(つづき)

 シディ=ベラベスのライ・フェスティバル続報です。

 12日にフェスティバルの運営の中心人物 Abderkader Lamdarから、今回のフェスティバルにはハレドは出演しないことが発表されています。理由はハレドのスケジュールと金銭的条件がおりあわないせいだそうです。さもありなん。
 またフェスティバルでは一部の「恥ずべき」歌手が排除される方針だ、といううわさを否定しています(恥ずべき歌手って、アブドゥとかネジュマとかのことなんですね)。アブドゥが出ないのは単にスケジュールが合わないだけだ、というんですね。

 二日目(停電で開始が二時間遅れたとか。それでも午前二時台には終わったっていうんですから、全体で3時間かそこらじゃないですか。ずいぶんお行儀がよくなったんですね・・・)の出演者についてEl Watanは、モスタガネムのcheikh Bendhibaで始まり、cheikha Wardaとメデハット・オーケストラおよびHamid Dahaneのオーケストラ、Mohamed el Abassi、cheb Reda(やっぱりタリアニじゃなかったですね)が出演したことを伝えています。
 ところでこの日のトリに出たcheb KaderとはKader Japonaisのことでした。
 この名前は「日本人カデール」ってことです。これは人に聞いた話ですが、彼はなんか東洋的顔立ちだというのでこういうあだ名になってるそうで (^_^;)
とにかく現時点のナンバーワン・ライ歌手のひとりなんですよ。 (^_^)y

 三日目の様子は報道がありません。
 14日の四日目にはAnouar、cheba Sihem、cheba Leïla Soltane, cheb Mimoun、Messaoud Bellemou、Bouteldja Belkacemの出演が予定されてます。


(ところでオリンピックでアルジェリアは柔道二つ目のメダルを男子90キロ級のAmar Benikhlefアマル・ベニクレフ選手が獲得してますね。今度は銀メダルです)
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フェンシング

 オリンピック会場のアナウンスにはフランス語が出てくるんですが、日本の放送ではアナウンサーや司会の声がかぶさってよく聞こえないです。
 それにフランス語アナウンス部分は、録画編集のとき真っ先に切られてるみたいですしね。 (^_^;)

 しかし今回は大田選手の銀メダルのおかげで「フェンシング」(フランス語ではescrimeエスクリーム)の試合がクロースアップされて、allezとかen gardeとかhalteとかフランス語使ってるのを聞いた人も増えました。 (^_^)

 このスポーツがこれから日本で人気を伸ばしたら、ちょっとはフランス語教育にも影響あるかもしれませんね。 (^_^)

 ・・・いちおう録画とっときました。
 わたしはこういう録画の音のはっきり聞こえるいい箇所を、新学期にフランス語の授業で学生さんたちに聞いてもらったりするんですが、今回はどうかな・・・

 この競技はまったくヨーロッパ貴族のスポーツですね。服は昔のフランス貴族の定番、キュロットみたいだしね。 
 試合は、周りの照明を落としてやるんですか。これは剣が見えやすくするためなんですかね。でもなんかカッコいいですね。
 
(ところで野口さんのマラソン欠場は残念ですね。わたしはオリンピックでまともに見るのは女子マラソンくらいですからね・・・ 今回は、彼女の体が「走りたくない!」と拒否したのかな、と思います)
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