復元成った東京駅
駅舎の設計を担当したのは、日本近代建築の祖、日本銀行本店などを手がけた
辰野金吾(1854~1919)です。
スケッチしたり 写真に撮ったり 大勢の人で賑わっています。
一枚におさめるにはちょっと無理ですね。
ドーム内の大型ディスプレイから公開しましょう。
別所沼だよりに なぜ東京駅か。
東京駅の設計者辰野金吾と立原道造には深いつながりがあるのです。
夭折した詩人 立原道造は、 東京帝国大学工学部建築学科でまなび、 卒業までに3年連続して 辰野賞を受賞。 将来を嘱望された建築家でした。 立原道造が かつて夢みた ヒアシンスハウス が 「詩人の夢の継承事業」として さいたま市の別所沼のほとりに建てられています。 いちどご覧いただけましたら うれしいです。
テレビで、駅舎をスクリーンにしての光のショーが行われた報道は見ましたが、もともとはこんな姿だったのですね。大きく生まれ変わった偉容を丸の内がわに出て眺めるのを楽しみにしています。
埼玉県立近代美術館の方にも、 10月31日から11月4日まで、 立原道造のパステル画やヒアシンスハウスの模型、 椅子など展示されます。
ご上京の折は ステーションホテルに宿泊されるのも良いですね。 文豪が愛した部屋などいかがでしょうか。