ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

靖國神社放火事件に思う

2013-10-01 | 日本のこと

サブタイトルにその名をつけている割に、そのものについて語ったことは
ほんの数回しかありませんが、わたくし、 國神社に定期的に脚を運んでいます。
バーキンを持っていくかどうかは全く別にして(笑)

定期的にここで行われる講座を聴講するほかにも、近隣で所要があり、
空き時間ができたときなどにもお茶を飲みついでに立ち寄る、という気軽さですが、
どんな日であってもここにくると鳥居をくぐるたびに背筋が伸び、居住まいを正さずにはいられません。

どんな喧噪にあってもこの中の空気は独特の張りつめた静謐に満ち、そこに立つと
日本人であることに対しまるで何かを課せられているような緊張感をいつも感じるのです。

これは決してわたしだけではないと信じています。
ここで見かける人々の多くが鳥居の前を通過する際、(ただ通りがかりでも)神殿に向かって一礼していきます。

多くの日本人にとって、ここは日本を護るために往った人々の約束の場であり、
だからこそかけがえのないな場所であることをいつも思います。



今年の三月くらいの映像です。



山門入ってすぐ。




白バトがいたのでふと目をやると・・・。



木の近くで憩っていました。
8月15日には放鳩式も行われます。
一万羽に一羽しか生まれない白鳩が、ここには300羽います。



ふと気の上を見ると、そこには「白バトの花」が咲いていました。



普通のドバトよりノーブルで姿もいいような気がするのは
やはりこの特別な場所で飼われていると思って見るからでしょうか。

白の鳩、というのはいわゆる「アルピノ」(メラニンが欠乏する遺伝子欠陥)
なので、考えようによっては少し不思議な光景のはずなんですがね。


ところで、神社内、あるいは遊就館の売店などで、最近不愉快な思いをすることが増えました。

原因は中国、韓国からの観光客です。

國神社を観光にくる外国人旅行客は決して少なくありません。
行くと必ずカメラを携えた欧米系を一組ならず見ます。
彼らはもちろん一目でわかる外貌をしていますが、中韓からの団体も、
かなり離れていてもそうだとわかります。

日本人が鳥居の前で一礼し、参拝して手を合わす様子を物珍しげに固まって観ていたり、
遊就館の売店では戦史もののDVDを手に取ってあれこれ言いあって居たり、
特に中国人はそんなところでも声が大きいので(笑)

そういう風に観光客を装って入ってきて、誰も見ていない時に池に放尿したり、
山門にライターで火をつけるふりをしている写真を得意げにアップしてきたんですね。

要するに國神社にわざわざ観光に来る中国人や韓国人は、
「肝試し」のようなノリで来て、隙あらば何かやらかして公にしないまでも帰国後の土産話にする、
今までの例から、観光の目的はそんなことでしかないと思っているので、
彼らを見るたびにわたしはどうしても嫌な気持ちになってしまうのです。



それにしても、なかなか興味深いことですが、ここに来る特定アジア人は、
皆一様に落ち着きのない様子になぜかニヤニヤ笑いを浮かべています。
何かに構えたような、また内心の不安を虚勢で糊塗しているような、不思議な表情です。

大きな声でしゃべる彼らをはっきりと非難の目で見る日本人もおり、
それがただ「外国人の不作法」をとがめる目なのか、あるいはこの神社に対し、
彼らの祖国や何人かの国民がしてきた不作法や無法に対し非難しているのか、
分からないままに「居心地の悪さ」を感じているからではないでしょうか。

 






通るたびに気になっている黒い部分。
これがかつての「放火未遂」の後でしょうか。

先日も来日した韓国人がトルエンを持って敷地内に潜んでおり、
見つかったと思った瞬間それを投げたという事件がありましたね。
それだけではありません。
今年の4月の例大祭の前には、あろうことか敷地内の池に放尿し、

それをインターネットにアップして韓国では「英雄」となった男すらいました。

わたしはその直後、國でのある会合に参加していたのですが、
出席者の70歳くらいの男性がが、公開質問の中で

「いつまで我々日本人はこんな行為で貶め続けられなければならないのか」

と拳を震わさんばかりに激昂し、そこにいた一同にも深い怒りが醸成されているのを
目の当たりにしたものです。


こういった日本人の韓国に対する内包的な怒りを、ある団体が「嫌韓デモ」で表明しました。
おとなしい日本人が特定の国に対してデモを起こしたのは、
もしかしたら有史始まって以来のことだったかもしれません。

それに対し、さっそくメディアや一部の団体、言論人などが「ヘイトスピーチ」だとして、
法的規制をしようとするなど、対抗しているようです。

しかし、これらの「デモ反対派」は、近年のこういった事件によって水面下で日本に充満する
韓国に対する怒りというものを全て「レイシズム」にすり替えてしまい、
たとえば、韓国という一国の首長による天皇陛下への「ヘイトスピーチ」や、
民間の野蛮な挑発、世界各国で彼らが展開している日本へのアンチロビー活動について
意図的にでしょうが、全く触れることすらしようとしません。

なぜ日本人がこれだけ怒っているのか、なぜデモが起きるのか、
その根本の理由とその原因を全く語らず、行為そのものを「レイシズム」と決めつけることは
実に非論理的な主張でありそれこそが「レイシズム」であると言わざるを得ません。 

朝日新聞をはじめとするほとんどの新聞社、NHKを初めとするすべてのテレビ局もそうです。

こと韓国中国のこととなると、天下の公器が中立性も論理性もかなぐり捨ててしまう。
今や「ネット言論」とあるいは「肌で感じる嫌韓」に対する「カウンター」として
これらのメディアが存在するという状態になってしまっているのです。

現在の日本が陥っているこの状況は、思想による言論の「捻れ」とでもいうものですが、
今となっては日本人の不満はそんな片方の側にだけ立った上から目線の反論では収まるはずもなく、
ただ水面下の憎悪を増幅させるだけのものになっていると思うのはわたしだけでしょうか。