goo blog サービス終了のお知らせ 
喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



実家に帰ったついでに一人で佐野の三床山に登ってきました(結果的には出流原弁天観光も)。足利の山も大体登ってしまったので気分替えて隣の市へ進出。2017年は行動範囲も広げていきたいと思います。



で、三床山は300m前半という低山である上に、一度登ってしまえばほとんど尾根歩きに近いところがありますが、その登るところは傾斜がきつくて、結果的には案外疲れた山歩きとなりました。



まず、山にたどり着くまで。鹿嶋神社から登山口があるということでしたが、ナビが手前の神社(?)に案内してくれたおかげで、最初どこから登るか分からなかった。このおびただしい太陽光パネルが目印です。なんだか佐野は太陽光パネルだらけになっちまったぁ…



年始ということで初山登りだろうか、結構な人がいました。駐車場が一杯だが神社には人が居ないということは…。鹿嶋神社駐車場なのに三床山駐車場化していまっているのはちょっとかわいそうではあります。

三床山は、このあたりの山の中の1つであって、他に一床山、二床山など多くの山があります。持ち時間に合わせてルートを選べば2時間かからず登れるし、融通がきく山だなと。今回は特にプランがなかったので一床⇒二床⇒三床の順で回ろうかなと、その場で決めたのでした。



一床山への道中。看板がたくさん出ているから迷うこともないし、倒木あれば丁寧に山道に合わせてカットしてくれている!非常に良心的。一部ぬかるみあり。これだけ雨降ってないのにぬかるんでいるから一年中そうなんだと思います。

上りに入ると急に傾斜がきつくなります。これは、、ふくらはぎが攣ってしまいそうだ^^;木に捕まらないと自力では進めません。他の山なら階段があるところだけど、、、試されているのか??



そんな急登もつかの間で、尾根へ。西入りの頭を経由してまもなく一床山へ…という時にアクシデント発生!持ってきたペットボトルがバッグから落ちてしまった。尾根歩きなのでちょっと取りに行けないわ~。今日は2本しかペットボトル持ってきてないからこの先、水不足が心配だ。バッグのチャックは完全に閉めましょう!



一床山へ。top写真にも景色を載せているけど、結論としてはこの一床山が一番展望がよかった。さえぎる木もなく、360°見渡せるいい場所です。ここで持ってきた弁当を食べて、二床山方面へ。桜山方面にも行けますが、距離が長くなるうえに二床山も寄りにくくなるので。



こちらは葛生方面。削られた山の岩肌が特徴的です。一床山からの下りもなかなか急だった!天気が悪かったらちょっと怖いな。普段は緩やかなのにポイントポイントで急になるので油断できん。



二床山は割とすぐ着いたが…見晴悪い!木が邪魔で景色は全然期待できないです。場合によってはピークに来たな、くらいでここが二床山だって気が付かないで過ぎてしまうかも。



ここからも相変わらず急なところは出てきますが、基本的に危険個所はなさそうな印象。三床山の前に、小三床山への分岐が。小三床山だけにちょこっとみとこか。ちなみに分岐の看板も新しくなってるっぽい。もともとは木の看板だったんだろうけど、ポールに補強されていた。



見た目の距離よりあっさりと到着。ここも見晴しとしては特に期待できないが、あれが三床山か!と三床山の存在を確認することができた。



そして三床山山頂。新しい祠と古い祠が全部で3つもあった。新しい祠は正月モードだったけど、古い方は原型とどめてないしちょっと差が激しすぎる!



田沼方面の風景。ふと思うのは、なぜ三床山という名前が有名なのだろうか?一床山の方が見晴らしもいいのになぁ。標高の高さは若干三床山が上だからかもしれないけど、山の価値は標高だけでは測れないですからねぇ。



1つ注意したいのが、二床山側から三床山に到達したらその先の道には進まず戻った方がよいということ。古い祠の方に道が続いているので、進めそうな気もするんだけど、その道は正規ルートではないみたいです。ちょっと進むと違和感に気が付くはず。



三床山から出尾根コースを通って下りましたが、この道も結構な急坂。登るのもつらいと思うけど、下りも結構怖いです。乾燥していて砂埃が舞っていたので大分ここで汚れてしまいました。



最後に鹿嶋神社。到着時も閑散としていたけど、戻ってきても閑散としている。正月だから飾りはあったけどほとんど人が近づくことはないんだろうな~というのが周りの雰囲気から感じます。



お賽銭箱ならぬ、お賽銭穴があった。これは珍しい!



これで三床山の登山はおしまい。まぁ、一部急な所があって疲れたと言えば疲れたけど、ちょっと物足りないな~。そんなこともあり帰り際に出流原弁天に寄ってみました。



遅い時間でない限りは地元の人が散歩に来ていたりするので、人はそこそこいる印象だけど、今日は正月明けということもあり駐車場がいっぱいだった。足利出身の自分としては幼少の頃は向かいの釣り堀(今はもうなさそうだ)でマス釣りをよくした思い出もあるし、弁天池で何か買って食べた記憶もあるな、懐かしい。



こちらは赤見の風景。この弁天は建物の中に入って階段をのぼりさらに高い展望台に行けるけど、今日は2階段が封鎖されていた。メンテ中ですかね?



で、これまでは進んだことがなかった途中にあるこの階段。この上に何があるのか知らなかったので登ってみることに。階段の数は結構あって、弁天にお参りに来た人が気楽に立ち寄るというものでもないっぽい。。頂上までもう少しというところで立ち入り禁止みたいになっていた。石段があるのでもともとは記念碑か何か立っていたとか?回り込んで少し上まで行ってみたが、結構傾斜がきつい上に、落ち葉が多すぎてすべるからこれ以上は難しいか。



休憩所があって、そばに三峯神社と雷電神社があった。神社と言っても三床山にあったくらいの祠がポツンとあるだけだが…これまで見た中で最小規模の神社だった。。



ここから下るルートを発見。弁天池へと書いてあるが…下の池に繋がっているのか?



すごい、きちんとした道になってる!これでようやくここの全貌が理解できました。人があまり通っているのをみたことがないけど、案外地元の人が散歩につかったりしてきれいに残っているんじゃないでしょうか?看板のとおり降りれば弁天池に着きます。



ここは日本名水100選に選ばれていて、近くの旅館で名水を使った料理や豆腐が食べられるようになってます。水もよく見るとやっぱりきれいです。

地元の山登り、これは非常に楽しいです。もちろん山の存在自体は昔から知っているけど(三床山はしらなかったが)、山の名前や山の中がどうなっているのかというのをこの歳で知ることによって、懐かしさもあれば新たな発見もあり好奇心をそそられますね。足利や佐野の山は熊などの野生動物もいるので注意は必要だけど、もう少し他の山にも潜ってみようと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




この土日は妻が実家に帰っているので、ここぞとばかりに山登り。場所は…、筑波山です。近くにあるのに一度も登山という形で登ったことがなかったので、もういっその事TXとバスを使って行ってしまおうと前日に計画しました。(まぁ妻が車に乗って行ってしまったのでバス使わざるを得ないが)



午前中はちょこっと畑仕事をして、ゆっくり10:30に出発。研究学園駅で筑波山あるきっぷを購入。これがあると、TX+バス料金が多少割引になるのと、筑波山の各店でサービスや割引が受けられたりするみたい。研究学園からでも200円弱くらいお得だった。



つくばセンターから筑波山へは通常30分に一本のシャトルバスが出ているが、今日は臨時便が出ていたのでタイミングよく10:45分発に乗れた。しかも結構空いててラッキー。上の写真はバスから撮った筑波山。2つのピークがあり、右が女体山で左が男体山。女体山山頂が877mで男体山山頂が871mなので女体の方が高い。



バスは35分くらいかけてゆっくり神社着(かなり安全運転でした)!なんでも今日はおとといの雪の影響つつじヶ丘(ロープウェイ)への道が凍結して通れなく、神社が終点なんだとか。だったら当然登山道もやばいんじゃないか?特に山頂付近は大丈夫だろうか?と不安がよぎる。



とりあえず筑波山神社にお参り。紅葉は終盤だったけど、まだまだ楽しめるレベル。ちょっと遅めの七五三に来ている人もいれば、団体さんもいて相変わらずの賑わいでした。



で、今回の登山コース。筑波山神社からだと、①白雲橋コースから登って御幸ヶ原コースから下るか、②御幸ヶ原コースから登るって白雲橋コースから下るかの2択なんだけど、白雲橋コースの方が距離が長いので、登る分には緩やかなんだろうと勝手に想像して①のコースにした。白雲橋コースの登山道は少しわかりにくいが本殿から右に進んで道路に出ると看板があります。ここからが登山開始だな。



登山道でも紅葉が見れるのかと期待していたんだけど、登山道自体は針葉樹ばかりでそもそも紅葉は見られないんじゃないかと思った。入山して早々に白蛇弁天が登場。残念ながら白蛇はいませんでした。



筑波山って初心者向けの山ってきくけど、、、進んでいくにつれだんだん岩が出て来るし、思っていた以上に急だぞ?それに、やっぱり雪の影響でぬかるみがすごい!これは相当汚れるのを覚悟しないと。やっと平坦になってきても、平坦になったらなったで水たまりがすごい^^;気が抜けん!



つつじヶ丘からの登山道との合流地点。ここから女体山へのルートは、奇岩地帯であるため一気に観光客が増えます。個人的所感だが、筑波山って他の山より山ガールが多い



しばらくは奇岩地帯が続きます。まずは弁慶の七戻りから。



筑波山の標高は女体山が877メートルとはいえ、高度が上がるにつれてだんだん寒くなって来たぞ…岩地帯で汗をかいていたので背筋が凍えるかと思った=3さらに渋滞にはまり立ち止まるので、さらに体が冷えてきます。とはいえ、ここで脱いで着替えるのは非常に勇気あること。死の淵に立っていたら考えなくもないが、、もう少し我慢しよう。



ようやく女体山頂付近へ。ロープウェイ乗り場もある。ロープウェイでここまで来たことはあったけど、こんな感じで山道と繋がってるんね。背中が寒かったのと、相変わらずの混雑具合だったので山頂には寄らず素通りで^^;



女体山から男体山への道はやたらぬかるみで滑っている人を見かける。単に観光目的で来ていると、今日みたいに地面がぬかるんだ日は危ない!足をつったおじいちゃんがいて、さすがに心配になって声をかけたが仲間と来ているから、仲間が迎えに来るのを待ってるんだそうだ。「どうする?俺が仲間を呼びに行くべきか?」とも思ったが、人ごみで自由に動けそうもないし、仲間が誰かもわからないので、仕方なくつった足の対処法(つま先を手前に倒す)を伝えて後に。。(すぐに合流できていたらいいんだが)。写真はおじいちゃんの近くにあったガマ石。口の中に石を投げてはいると幸運が来るんだとか。



ほどなくしてケーブルカーの山頂駅広場へ。雪だらけやないですか!



とりあえず寒いのでコマ展望台へ、お腹もすいていたからここで昼食も食べてしまおう。いかにも回転してそうな展望台だが、回転はしてないようです。



で、注文したのはつくば鶏の親子丼。山頂の親子丼だから味はそんなに期待していなかったけど、期待を裏切り具合が半端なかった!うまいよコレ。つくば鶏の歯ごたえがよかった、満足の1杯でした。後から気が付いたがあるきっぷを持っていると、ホットコーヒーがサービスで付いたらしい!あったかいコーヒーが無料だったら是非飲みたかったのに!

さて、この後どうしようか。これだけ寒かったので日帰り温泉はぜひ行きたかったんだけど、パンフレットを見ると、筑波山神社付近の日帰り温泉は15:00まで!うぉ~、なんで事前に調べておかなかったんだぁ。温泉に間に合わせるためには、ケーブルカーで降りるしかない!仕方ない、自分の足で下山もしたかったが温泉を優先させてケーブルカーで降りるか。



ところがそう簡単にいかなかった!行列が長ぇ^^;20分おきでケーブルカーが出ているみたいだけど、これ何回待ちだ?5分くらい待ってみたものの、そもそも汗が冷えて寒いのが我慢できず、トイレで着替えることに。これで日帰り温泉の選択肢が消滅したのでした・・・。無念。



着替えてなんとか汗による冷えは回避できた。。。まぁ温泉はもういいわ!そこでとった次の行動はソフトクリーム!お前はバカなのかと思われるかもしれませんが、筑波山はもともとソフトクリームが有名で、ソフトクリームを食べにわざわざ来る人もいるほどだと10年くらい前に聞きました。寒さはいいんです、このあと自力で下山するんですから。



どうせなら男体山山頂や自然研究路も目指そうと思ったが、この!まぁ、いいか、今度にしよう。



下山はこちらから。こちらも結構急な階段だったので、登るとなると大変だと思います。「筑波山、全然楽じゃないじゃないか!」女体山、男体山どちらを選んでも、そんな声が聞こえてきそうです。途中温度計が設置されていたので見てみると4℃!じゃぁ山頂はもっと寒かった!?そりゃ汗が冷えたら凍える訳だ…



途中でケーブルカーの線路に隣接した休憩場が。ここで運がよければ2台のケーブルカーがすれ違うのを見ることができます。色が赤と緑の2色あるんだな。犬の散歩がてら来ているような人もいたし、赤ちゃんを土台みたいなのに乗せて背負って登っている人(よくやるなぁ…)もいた。馴染みやすいからかいろんな登り方してる人がいるんでしょうね。



ちなみに紅葉が楽しめるのはケーブルカーの線路の両脇と、ケーブルカーの駅・筑波山神社周辺だけだった。上の写真はケーブルカーの宮脇駅から筑波山神社に向かうところと、筑波山神社から鳥居に向かう所です。この辺りは紅葉がきれいだった。



帰りのバスは大混雑。凍結していたのが融けてつつじヶ丘が始発に戻ったみたいで、筑波山神社口についたときには既に満員でした。そこを何とか押し込んで乗車。こ、これは、朝のTXより混んでいるじゃないだろうか。ちょうど隣が登山客だったようで、汗臭いにおいが直撃してさらにきつい30分だったな。(もしかしたら自分も?)バスを下車して、、、つくばでなんかすることあるかな?まぁ帰って風呂入るかということで即電車へ。



研究学園駅前は今日からイルミネーションが開始してるっぽい。駅前に人が少ない割には、イルミネーション頑張っているんだよな~。去年より明らかに増えてます。右の写真はイルミネーションと筑波山の2ショット。よくみると後ろの方に筑波山が見えます。

ちなみに筑波山は冬季はスターダストクルージングというイベントをやっていて、つつじが丘からロープウェイで上がると、ちょっとしたイルミネーションときれいな夜景が見れます。ほぼノープランで行った割に筑波山の新たな魅力を感じたいい一日でした。次は別のコースも登ってみたい!

=======================================
【登山・ハイキングデータ】
■日時:2016年11月26日(土)
■気温:4℃(御幸ヶ原コース中腹の温度計)
■登山時間:3時間43分(山頂での昼食休憩55分含む)
■天気:★★★★☆(前半は快晴、午後は一時曇り)
■疲労度:★★★☆☆(思っていたよりも疲れた。ハイキングって感じじゃない)
■スリル:★★★☆☆(雨の翌日とかだとぬかるみがひどくていろいろ疲れた)
■景観:★★★★☆(条件がよければ雲海も見れるが、普段はよくある風景って感じ)

■各ポイント通過記録(☆が最高地点)

 ・10:45 つくばセンター 筑波山シャトルバス(臨時便)  
 ・11:20 筑波山神社口
 ・11:40 登山開始
 ・11:50 白蛇弁天
 ・12:33 弁慶七戻り
 ☆13:12 女体山山頂付近通過(約877m)
 ・13:18 ガマ石
 ・13:27 コマ展望台~昼食~休憩など
 ・14:22 下山出発
 ・15:23 ケーブルカー宮脇駅
 ・15:45 つくばセンター行きバス乗車
 ・16:23 つくばセンター着

■わかったこと
・登山道に紅葉を楽しむ所はほぼない。紅葉を楽しむなら神社かケーブルカー付近
・筑波山神社周辺の日帰り温泉は閉まるのが早いから、計画的に下山するべし
・登山客は山ガールが多い?
・山頂付近は道が狭いから渋滞が起こりやすい。寒いから防寒対策しっかりと
・下山時のケーブルカーは大混雑しているかもだから計画的に


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




谷川岳に登ってきました。ゴールデンウィークあたりでは残雪があり道具なしで登るのは無理だと、現地に問い合わせた際に電話で言われたのが去年のこと(代わりに妙義山に登りましたが…)。5月末はどうなっているのだろうか?

谷川岳はロープウェイで天神平まであがってから登山道に入るのが一般的なコースで時期によっては激混みらしい。とはいえ他のコースから行くのも無理なのは目に見えているので多少の混雑覚悟でオーソドックスなコースを行きます。なんせ1931年~2012年で805人死んでいるという世界のギネスに登録されている山ですからね。魔の山とか人喰い山とか異名を持っているくらいです、間違ったコースを選んだら大変です。



プロローグ(9:30発)


谷川岳の一般タイムは天神平から山頂(オキの耳)の往復で4時間半くらい。まずロープウェイの時刻を確認。17:00が最終なので、余裕持って11時には登り始めたい。ということは9時には家を出ておかないと!と思いつつも、母が大ブレーキで出発が遅れた!いつもどおり過ぎだろ。言い訳がましく、「9時に出たいなら8時半出発のつもりで進めてくれ」、とのこと。早くも車の中はおお騒がし^^;しかも高速に乗ってる途中腹が痛くなり、結構ギリギリな感じでSAに駆け込み!こんなんで登山大丈夫だろうか…



谷川岳ロープウェイ到着。今日は天気いいはずなのに、いまいち曇っているなぁ。でも空気が澄んでいるから景色は悪くなさそう。



そんなに人がいなかったのでロープウェイはゆったり乗れました。緑がまぶしいぜ^^普通の休日にこういう緑に囲まれるのっていいものだね。



天神平に到着。広々としてます(冬はスキー場だし)。ここからリフトに乗って頂上へ。あ~、時間が結構押してるよ



リフト乗らず歩き始めてもよかったんだが…、なんてちょっと思ったけどリフトも気持ちよかったし、やっぱり頂上にきてよかった。



天神平よりもずっと眺めがいい!これから登る登山道もはっきり見えてイメージしやすかったし、景色もよかった。



とりあえず3人で一枚。なんか母、今日も登らないらしいよ。。。山頂に来て本でも読んでるんだと。折角来たんだから途中まででも登ればいいのに。


12:00登山開始


前置き長いですが、ここから登山スタートです。この時点で12:00ちょうど!リフトで頂上までくるとまずは下ります^^;下ってるところは岩がごつごつしているけど、登山道と合流すると歩道が整備されてます。ただ、ところどころ傾いてて歩きにくい!



熊避難小屋まではハイキングのノリで行けそうです。母もここまでくればよかったのに。ここから先がやや傾斜あがってきますよ~。



鎖場も登場。しかし鎖を使わない方が登りやすいな?こういう場がいくつかありました。つかわなくて済むなら極力使いたくないですよね^^;



谷川岳はずっと尾根を歩いていく感じなので景色がよいです。人が歩いているのがよく見える。人気がある山っていう理由がわかるな~w道はそんなにきつくないのに、絶景が長い時間楽しめるってなんてお得な山なんだ!新緑がまぶしいです。



天狗の止まり木で昼食にすることに。頂上までどれくらいかかるか分からないからあんまりゆっくりはしていられないけど、、、



おにぎり、サンドイッチ、りんごにトマトなどここで食べてリュック軽くしていきたい。岩陰に目をやると…ヘビがいました!俺らからおこぼれを狙ってもムダだぞ!?

さらに高度をあげていきます。ここ谷川岳は寒い環境のせいもあり、1500メートル以上はあまり木が成長しないから、登山道がよく見えたし、富士山登っているみたい感じだった(さすがに距離は比べ物にならないけど)。



斜面の緑が美しい!生で見たら見惚れますよ~(ちなみにもっときれいな景色を帰りに見ることができました!→ブログの後半に写真載せてます)。



冒頭に述べた通り、5月末だしひょっとしたらと思っていましたが、残雪地帯もありました。ここは気を付けないと!ロープが張られてましたが、滑るものは滑ります。雪を蹴って足場を作りながらゆっくり進みます。



うーん、靴にちょっと水が入ったか^^;気持ち悪いわ~。でも道具なしで登れたし、なんとかなるレベルでよかったわ~。



残雪地帯を過ぎるとすぐに小屋が。ここから頂上まではもう一息です。



谷川岳は2つのピークがあります。「トマの耳」「オキの耳」です。一応これが頂上ということになっているから、とりあえず両方行っておこうかね。まずはトマの耳。さすがに人が結構いました。



残すはオキの耳のみ。そもそもなんでオキとトマという名前なんだ??(正解は末尾に、さぁ考えてみよう!)近くに近くに見えるようで意外とたどり着かない。。。



オキの耳到着。かなりガスってきましたが、曇る前に写真も撮れたし満足!気温は15℃くらいだろうか、半袖で登ると結構頂上は寒いです。背中は汗びっしょりで気持ち悪いけどジャージ着るか。父が母に着いたぞーと電話したが母はまだリフトで下らず山頂にいるらしい。ある意味すごい忍耐力だ^^;



耳から見る一ノ倉沢の景色は絶景です。写真だと高度感がわかりにくいけど、こんなところよく登ろうという気になるなぁ。今の時期でも雪だらけ。ここを上れるのは夏の一時期だけでしょうね。



普通に下ればロープウェイの最終時刻までには間に合いそうだな、念のため少し速足で下っていきます。頂上から下るころに、晴れて来ました。晴れた時の景色はまた一段ときれいです。



ちょっと気になったのはこちらの尾根沿いのルート。小屋のあたりから分岐しているようです。どこに通じているのでしょうか?32kgのリュックを背負っているという若者の軍団がこの道を通って今日は山中で宿泊すると言っていました。痩せ尾根なので危険個所も結構ありそうですけどね。面白そうな道だと思いました。



標高差がそこまでなかったから帰りの時間も実はそんなに縮まらないんじゃないかと思っていましたが、意外と帰りは早かった。遅い時間だったから空いていたというのもあったんだろうけど。


16:07 天神平着


天神平到着。母も直前にリフトを降りてきたようです。後ろを振り返れば先程登った谷川岳が夕日に照らされてきれいに見えました。想像していた以上にきれいな景色で、ここはまた違ったルートで登ってみたいと思いましたね。



ロープウェイを下って駐車場へ。さて、どこの温泉に行こうか??



水上はいろいろ温泉がありますが、まだ入ったことないということで谷川岳のふもとにある湯檜曽温泉にしました。湯檜曽温泉も昔は温泉街として栄えていたらしいですけどね、今はほとんどの宿が閉まっていて、廃れた雰囲気になっていました。そんな中で明らかに繁盛しているホテルが。伊東園系列みたいですね、ここホテル湯の陣の日帰り温泉(980円)に決めました。



さすが伊東園。卓球もゲームセンターも揃ってます。カラオケも無料なんだよね、土日も変わらず低価格なのでかなり重宝するホテルです。温泉は露天付きで、自分は気が付かなかったけどサウナも付いているみたい(父も気が付かなかった、ホントにあったのか?)。入ると少しヌルっとするような感じのなめらかな温泉でした。色は透明でやや臭いがあったかな?



あ~温泉入ったらお腹もすいてきた。どこかに食べるところない??道の駅やってるか見に行ったけど残念ながら店じまいしてた。代わりに太鼓の演奏会やってたので一瞬だけ見てきたけど、、これでは腹は膨れぬぜよ。



この時間になると店もほとんどしまってしまうんだけど、諏訪峡というレストランがやっていたので入ってみることに。結果大満足の店でした。店内の雰囲気もいいし、料理のボリュームもすばらしい



自分の食べた焼肉丼1000円で大きな豚テキが2枚のっていてご飯大盛りにしたら食べきれないほどだった!父母が注文した揚げ物系もトンカツ屋並みのレベルで値段の割にお得感があっていい店見つけたと思ったな。



出るころにはようやく暗くなってました。日が延びたねぇ。。それなりにつかれたので帰りの父の運転は若干心配ではあったが、無事到着。面白そうなルートもあったので、またチャレンジしてみたいなと思いました。雪を警戒するなら6月中旬以降に登った方がいいかもしれませんね。

ちなみにトマの耳は手前の耳(テマエ→トマ)、オキの耳は奥の耳(オク→オキ)という由来だそうです(なるほど!ってそこまでへぇ~、とはならないけどw)



=======================================
【登山・ハイキングデータ】
・日時:2016年5月28日(土)
・気温:17℃(天神平)
・登山時間:4時間7分
・天気:★★★☆☆(基本くもりだが一部は青空も)
・疲労度:★★★☆☆(思っていたよりもきつくない。岩山が多いところが一部疲れた)
・スリル:★★★☆☆(切り落ちたようなところもあったけど、特に危ない箇所はなかった気が)
・景観:★★★★★(見晴らしよいし迫力あるし、天気が多少悪くても満足できます)

・各ポイント通過記録(■が最高地点)

・9:30  足利発  
・谷川岳

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




年末の山登り。去年に続いて今年も足利の山にトライしてきました。足利の登山道もほとんど歩き尽した感がありますが、まだ歩いたことがなかったのが、足利の最高峰である仙人ヶ岳。ここを今回歩きます。

====================================================
【登山・ハイキングデータ】
・日時 :2015年12月30日(水)
・気温 :10℃(足利市12時時点)
・ルート:岩切登山口~生満不動尊~熊の分岐~仙人ヶ岳山頂~
     熊の分岐~犬帰り~猪子トンネル~岩切登山口
・天気 :★★★★★(終始よい天気)
・疲労度:★★☆☆☆(アップダウンもきつくなく、割と余裕あり。筋肉痛来ず)
・スリル:★★★☆☆(犬帰りは確かに足利の山では一番難関と感じた。)
・景観 :★★★★☆(山から見下ろす松田ダムは必見!)
・歩数計:17,334歩
・タイム:5時間11分

・各ポイント通過記録(◎が最高地点)

 10:29 岩切登山口出発
 11:02 生満不動尊
 11:44 熊の分岐(仙人ヶ岳へ)
◎12:08 仙人ヶ岳山頂(662.9メートル)
 12:20-12:36 昼食
 12:55 熊の分岐(松田ダム方面へ)
 13:13 知ノ岳山頂(563メートル)
 13:50 犬帰り
 15:40 岩切登山口
-------------------------(5時間11分)
【温泉】
 16:01 東葉館 地蔵の湯
 16:50 東葉館発

====================================================



最高峰といえ662.9メートル。でも、やせた尾根をずっと歩いたり、犬帰りという足利で唯一と言っていい鎖場があるので足利では最難関コースだと思われます。コースも1周6時間近くかかる見込みなので、早めの出発です。



岩切登山口に着くといきなり次々と車が来て、我々を入れて3パーティに。すごく人気のある山なのか!?と思ったけど、これは偶然で、最終的に途中人とはほとんど会いませんでした^^;
※ちなみにここで会ったパーティの方にはこの後道を教えてもらったり一緒に行動したりいろいろ助けられました、ありがとうございました!



一瞬民家の中?と思わせるような畑道を通って登山道へ。序盤から沢を挟んで橋で行ったり来たりしながら登っていきます。鳥居をくぐったらいよいよ山道へ。所々道を見失いそうになることも^^;まぁこのあたりはまだまだ余裕ですかね。沢側が崖になっていたり(高さは大したことないですが)、この時期は落ち葉が多くて滑りやすく、注意は必要です。



沢を登っていくとやがてマンガン鉱跡が姿を現します。足利にもこんな鉱山跡があったのか、初めて知った。柵がかかっているのがほとんどですが、中には少しくらいは入れるものもありました。恐らくすぐに行き止まりでしょうな。



この分岐は正直かなり迷った。朽ちた立札があって、左に進むと…で板が欠けている^^;肝心のところが読めないなんて看板の役割果たしてないぞ!左にちょっと進んだ所で後ろから人が。さっき駐車場で会った人かな、道を聞いてみると、ここは左に行かず、右のハイキングコースを進むのが正ルートとのこと。左に行くと鉱山所らしいが、紛らわしいわ^^;危ない危ない、いきなり道を間違うところだった。。



ちょっと登り坂がきつい所もあったけど、熊の分岐へ到着。



このあたり…木が焦げています。なんでも2014年に大規模な山火事があって3日くらい火が消えなかったらしい。山火事って火が遠くに飛んだりするから、周りは焦げていなくても、一本だけ黒こげになっているなんてのもあって、山火事はコワイなと。。。山を登るからには、こういうときに山火事が起きた時も冷静に対応できるようシミュレーションしておかないといけないな。



まずは目的の仙人ヶ岳の山頂を目指そう。分岐を左へ。細めのだが、安全と思われる尾根を伝って歩くこと15分程度。あっさりと仙人ヶ岳山頂に到着!



ここが足利の最高地点662.9メートルか!頂上からの景色はよく見えないけど、確かにここより高い山は見当たらない!33歳にしてようやくたどり着いた、最高点でしたwで、足利のハイキングマップを見ていたから気が付かなかったけど、ちょうどこの仙人ヶ岳を頂上として、桐生側に下山できるルートもあったのか。ここは他県だからといって知らんぷりせず、足利と桐生が仲良く共同で仙人ヶ岳のハイキングマップでも作ってくれるとありがたいんだけどな~(県も違うからそう簡単に行かないんだろうけど)。



仙人ヶ岳山頂は風が強くて寒いので、となりのピークで昼食に!のんびり昼食取るのはどこで食べるにしても寒いな…山頂でコーヒーでも沸かして飲んでみたい。そんなことを思わせる真冬の山登りです。



熊の分岐に戻って今度は松田ダム方面へ。ここからは比較的やせた尾根を軽くアップダウンしながら進んでいきます。木が生えているから恐怖感はないけど、それなりに切り立った感じの道になっています。



ここが松田ダムを見下ろせる絶景スポット。この先いくつか松田ダムを見下ろせる場所が出てきますが、一番高いところで見下ろせるのはここかな?



空が真っ青で上を向くと吸い込まれそうな感じ。松の木には松ぼっくりがびっしりついてます。



ところどころ、危なっかしい箇所はあるけど、大分なだらかな道な気がする。まぁ足利は油断さえしなければ危険な山というのはそれほどないけど、前回歩いた大坊山~妙義山に比べれば、やはり多少は危険な感じはするかも。



こちらがこのルートのチェックポイントである犬帰り犬が登れなくて帰らざるを得ないから犬帰りと呼ぶらしい。実際は迂回ルートもあるみたいだけど(見つけられなかったが)10メートルくらいの鎖場だし、何とか降りてみます。足をかける場所もあるし、鎖をちゃんと使えば大丈夫かな。鎖使わずで下る/登るのはちょっときついかも。



父は、面白いと言って2往復もしていました。まぁ八海山とか妙義山とか登るなら、もっと鎖に慣れないといけないんだろうけど、自分はどちらかというと高い所がダメだからなぁ。。高所恐怖症は鍛えれば治るものなんでしょうか??



そして、松田ダムの横を通りいよいよ終盤。しかし、ここから熊切登山口に行くのが道が分からず何気に不安だったなぁ。これといった看板も出ていないし、スマホの位置情報を参考にして、最終的にルートを選びました。このやり方だと思わぬ落とし穴があったりするからな。それなりに歩く人がいるところだから道しるべは整備しておいてほしいもんだ^^;ちなみに犬帰りより先は、これといった見せ場なし。



不安になりながらも、ここで再び駐車場で知り合った人達と合流。しばらく歩くと、やっと車道に出た!日が暮れる前に抜けられてよかったわ~。本当に6時間近くかかるの?と思ってたけど終わってみれば5時間11分。結構かかりましたね=3



帰りは葉鹿の東葉館という日帰り温泉に入ってゆっくりしてきました。一応温泉らしいしこんなところにも温泉があったのか!冬の山登りには温泉があるとなおありがたいね~。あさってには年明けかぁ、今年はあまり山登りもできなかったけど、時間に余裕ができたらもう少し足利の周りの山も登ってみたいですね。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




群馬県の妙義山に登ってきました。最初谷川岳に行こうと思っていたけど、ロープウェイで登った先はまだ雪が多くてアイゼンなどが必須らしい。そんな上級向け器具持ってないよということで、急遽雪の心配がない妙義山に変更しました。

妙義山は上級者コースのレベルで言えば日本でトップ10に入るレベルの難ルートだと言われています。滑落により多くの方が亡くなっているのも事実です。そんな山を初心者の自分が登れるのか!?登れるわけありません!
ということで初~中級のハイキングコースを歩いて妙義山名物の石門めぐりをするのが目的です。母は仕事なので、父と2人で向かいます。

道の駅に車を置いてハイキングルート~石門めぐり~車道を歩いて戻ってくるコースで考えていましたが、妙義山に浮かぶ「大」の字を見て、ここ行きたい!と思い、大の字コースも含めて歩くことにしました。「大」の字を経てハイキングコースに戻ると、それだけで2時間くらい標準タイムが増すのでそれなりに歩きごたえがありそうだ。



朝は天気よくないが、昼からは晴れるということで今日も暑くなりそう。父特製の弁当を用意し妙義山へ。天気は朝方はあまりよくなかったですね。



道の駅到着!結構この時間から混雑してます。ここから妙義神社を目指す。なかなかの登り坂を上がって、妙義神社へ。階段の一部が木によって押し上げられてる!多くの方が登山よりは参拝に来てる感じでした。



妙義神社から中間道と大の字のコースは別々のルートになります。大の字コースは序盤からなかなか確度が急だったけど子供が元気に登って行くくらいなので、大人がここで負けるわけにはいかない!ちょこちょこ鎖場もでてきて、良い感じのスリル感です。



大の字の分岐。大の字に行くには、直登に近い鎖を登らないとですが、足がかかりやすいので初心者の自分でもそれほど苦労はしませんでした。でも小さい子供が怖くて降りられず泣いていた。。わかるよ、行きはよいよい帰りは恐い。鎖場ってまさにそんな感じだもんな。両親に助けてもらいながらなんとか降りていたけど、自分も下手に登ると、降りられないなんてこともあるかも、身の程をわきまえないとな!



大の字からの景色は見晴らしがよくきれい!ここで昼食にしました。父が箸を忘れるというポカをやったので手で食べてしまった^^;大の字の下はどうなっているのかというと、完全に切り落ちた崖になっている。調子に乗って覗いたらゾっとしました。普通は落ちたら助からないようなところはロープとか貼ってあるけど、この山ではそういうガードはなく完全に自己責任ということか!



大の字を降りるところは、まぁ怖いですが足場を探って普通に降りれました。しばらく進むと奥の院の分岐へ。この奥の院の先は完全に上級者コースなので、登山レベルの観点でも、入っている保険の観点でも行くことができません。



いくつかの鎖場をこなし、中間道へ。



大の字を遠くから見ると、こんな感じ。休んでいる人が絶えませんでした。



中間道はハイキングコースと書かれていたけど、これハイキングのレベルなのか!?どうみても岩にしがみついたり、アップダウン激しいし、普段着で来たらえらいことになりそうだが。。



こちらは本読みの僧。中間道の中間地点らしい。ここまでも大の字を経由したからか大分歩いた感じがする。。途中、ハイキングコースと思って入ってみたら想像以上に道が険しく「不安になったので一緒に付いていっていいですか?」という1人の青年に出会った。この山って死亡事故多いしもしや…とは思ったが、ちゃんとした25歳の青年でした。この青年に写真とか撮ってもらったので、むしろありがたかったです。



ハイキングコースとはとても思えない、160段の梯子!逆のコースだったらちょっと厄介かも。



こちらは岩をくりぬいて(?)作った道か?片側は崖になっていて、落ちたら死ぬまではいかなそうだけど、上がってこれないレベル。



随所で妙義山の稜線が拝めるんだけど、上級者コースはあそこを歩くわけか。当然あのてっぺんにたどり着くのも階段なんてなく、鎖でよじ登っていくんだからなぁ。なんていうか精神的に無理そう。。



やがて石門付近へ。天狗の評定というらしい。妙義山の醍醐味はこういった奇岩にあり!どうやってできたんだという形をした岩が姿を現します。このあたりから人も増えてきたので青年も安心した様子。落ち着いた様子で下山して行きました。



自分と父は、せっかくだからすべての石門を見ていこうということになり、遠回りをしていきます。こちらは第四石門。写真に入り切りませんw



第三石門はちょっとした鎖を使ったトラバース(横歩き)を越えて到着。この石門は小さいな。石門の先は通行止めになっていました。



ちょっと、なんだこの木の根はw石門の真似をしているのか??木も周りの環境の影響を受けるということなんだろうかね^^



そして次の第二石門が結構怖かった。第四石門側から行くと、まず長い鎖が待っています。鎖を登ってそのまま石門をくぐる感じ。その石門付近がせまいのなんのって!下を向けば結構な高度感。おまけにちょうど石門の逆側から人が出て来るところで、高いところで待ちぼうけをくらいました^^;こんな高い所で鎖にしがみつきながらじっとしてるって耐えられないわ~。



石門を越えた後も、カニのたてばりというせまい岩の淵を鎖を使って降り、その後はカニのよこばいという鎖にしがみつきながらの横歩きがありました。ここは足場がちょっと取りにくく、膝が震えましたよ。落ちたら絶対痛いわ~。



最後に第一石門へ。これも大きい!でも岩の割れ目が気になったな。1と4が大きくて、2と3が小さ目でしたね。全体的に結構気が張り詰める感じの山でした。上級者コースはどうなってしまうんだろう。落ちたら死亡の箇所が多い山なので、これから家を建てて子供を育てなければならない自分にとっては不向きの山かもしれません。でも、、ちょっと上級者コース登ってみたいけどね。



駐車場到着!石門からここまでも結構長い道のりでした。道の駅ももう売店何も売ってなくて、甘いわらびもちを食べながら、温泉へ。



この温泉は500円で、サウナあり、露天ありでいい感じの温泉だった。露天風呂からは大の字が見える。あそこに行ったわけか~、思ったより高くなく、山の中間くらいの位置にあったので、上級者コースのレベルの高さを思わされます。



温泉から出た後は腹も減ったので食事。Uターンラッシュで帰り道どうせ混んでるだろうしな。テラスに出て景色を見ながら食べることができた。てんぷらざるそばと味噌おでん。群馬らしいな。



施設を出るころには暗くなってきていて、妙義山の姿がくっきりと見えた。こう見ると本当に険しい形をした山だな、と。大の字コースを入れたから6時間の長丁場になってしまったな、帰るころには暗くなっていて眠くなりかけたけど去年からの目標が達成されて、達成感ある登山ができました。よかったよかった。

=======================================
登山・ハイキングデータ
・日時:2015年5月5日(火)
・気温:
・登山時間:6時間17分
・天気:★★★★★(朝だけ天気悪かったけど、登山中はほぼ快晴!)
・疲労度:★★★☆☆(登山中は疲れたけど、次の日筋肉痛にはならなかったのでそうでもなかったっぽい)
・スリル:★★★★☆(大の字ルートと第二石門は鎖場の連続で、初心者にとっては緊張しました)


・各ポイント通過記録(■が最高地点)

・9:00  足利発  
・10:13 妙義山駐車場着
・10:28 妙義山本堂着
-----------------------------------------
・10:34 登山開始
・11:27 大の字着(昼食)
・11:50 大の字発
■12:03 辻
・12:37 二本杉茶屋跡
・13:35 本読み地蔵   ※中間地点
・14:30 160段の階段 
・15:03 大砲岩(登らず)
・15:07 第四石門
・15:13 第三石門
・15:28 第二石門
・15:39 第一石門
・15:49 登山口
・16:51 駐車場着 ※登山/ハイキング6時間17分
-----------------------------------------
・17:14 妙義ふれあいプラザ(温泉)着
・18:30 夕食
・18:55 妙義ふれあいプラザ発

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




2014年の山締めとして地元足利の大坊山~越床峠~大小山コースを歩くことに。

まずは大坊山の駐車場へ。今回のコースはぐるっと一周して元の大坊山に戻ってこれるコースですからね、往復というものがないのは精神的には助かります。事前調査では4時間半のコースのようなので午前中には登り始めないとまずい。



まずは大山祗神社に参拝してさっそく山道へ。



このルートは登山者がそれなりに多いようで(駐車場にも結構停まってたし)、大晦日とはいえたくさんの方とすれ違いました。駐車場が山の中腹ということもあり、すぐに(0.7kmで)大坊山山頂に到着!



ファミリーがふろしきを敷いてお弁当を食べていました。ここだったら駐車場からすぐだし、家族のハイキングにぴったりなのかもしれませんね。



お堂の中にはみかんが。この時期は夜はカチカチに凍ってしまうでしょう^^;



大坊山から下りの道が視界が開けていてとてもきれいでした。足利の山にもこんな場所があったのか~。岩がごつごつしていてプチ登山気分です。母はテンションが上がってヤッホーと叫ぶも、遠くから誰かがヤッホーと応答したことについて、「聞えてたんだ」と恥ずかしがってました。そりゃぁ結構人いるんだからみんなに聞こえていると思うよ^^;



大晦日ならではの光景も!この男性は初日の出を見るために既に場所取りをしているらしい。なんでも大小山周辺は初日の出スポットで、50~60人が大小山の山頂に集まるらしい。この男性は大小山の他に初日の出スポットを探していて、「ここが一番見晴らしがいいんですよ~」とおっしゃっていた。今夜はテントを張って仲間と酒を飲むんだそうだ。そういう過ごし方もいいね~、自分は大みそかは家にいるのが普通だから山でテント張って酒を飲むという選択肢は考えたことなかったわ~。ワイルドな一年になりそうですね。



ここから越床峠へ。ここは旧293号線が通っていて、母の実家が葛生にあるため幼少期はよく通っていたものです。その旧293号がどうなっているかを見るのが楽しみでした。(Webで体験レポートとかあがっているから見る気になれば見れるのだが。)



左手には大月のゴルフ場と、赤松台~田島~月谷までが広く見渡せます。自分の家もなんとなく確認ができた。



足利鉱山の切り立った崖へ。ここでは複数の方が休憩されていました。崖になっているのでロープでガードされていますが、崖が崩れたらこのあたりの足場はすべてなくなってしまうだろうな^^;



足利鉱山から下っていくと、番屋が!すげー、ちゃんと店をやってる(しかも安い!)。なんでも今月ニホンカモシカが出現したらしい。



足利の山もいろいろいるんですね。小屋の上には休憩所が用意されていて、そこからの眺めも最高!



ここでお昼にすることに。おにぎりと、大晦日ですが伊達巻。甘さが登山にはちょうどいいです。



休憩所から下ること間もなくで越床峠の分岐点が!なるほど旧293号へ行くにはここから下る必要があるのか~。また別の機会でいってみようかな。



ここから大小山手前の妙義山まではやや険しい箇所もありました。初心者の登山の練習にはもってこいだな、織姫山~巨石群までのふれあいロードに比べると大分登り応えありそうです。八海山を開始15分で断念した母にとってはこのあたりは正念場だったみたいです。でも無事クリアしました、さすが日々の散歩の成果が出ているな。



こちらは妙義山。トップ写真は妙義山のパノラマです。木に囲まれて展望はいまいちだけど初日の出の時はここにも人が来るらしい。ちなみにここが313メートルで本日の最高地点。一休みして次の大小山へ。



さすがにこの頃になると多少疲れも出て来た。大小山は360°見晴しがよく、常連さんによれば天気がよければ東京スカイツリーも見えるらしい。トップ写真がパノラマです。今日は…富士山も見えないな。男体山がぎりぎり見えるくらいか…



大小山の見どころは、360°景色だけじゃありません!その名の通り「大小」の文字も要チェック。遠くからは小さく見える文字も、目の前で見上げることができますよ^^ちなみにこの文字板は、「大小山麓の阿夫利神社(あぶりじんじゃ)に祭られている『大天狗』『小天狗』にちなみ、江戸末期の安政2年(1855年)、無病息災を祈願する周辺住民の手により掲げられました。」(足利公式ホームページより)らしい。山に掲げられた看板については足利は他に「酒は大七」も有名だな(今はあるかわからないけど…)。



なんとこんな岩場をを連れて散歩している人もいた!犬はさすがだな、人間が思っている以上に身体能力が高い!我々より後に来て、一息ついてすぐに出発してすぐに見えなくなってしまったからね。



さぁ山を下ろう。結構いい時間歩きましたね。想像していたよりも、ずっと楽しめる道でした。今回は大坊山から時計回りにまわったけど、逆に回ればまた違った楽しさがあるかもしれません。逆回りもそのうちできたらいいな。上の写真は山下りの途中にあった幹が直角に曲がった松と一般道に降りた後の六地蔵です。



戻ってきてから気が付きましたが、大山祗神社の駐車場の下には子の権現(旅の神)が祀られていました。これは山登りの前に行くべきだったな^^;ちなみに中に祀られているのは足袋です。

そんなこんなで約4時間半、標準タイムでの山登りでした。

====================================================
【登山・ハイキングデータ】
・日時:2014年12月31日(火)
・気温:11℃(足利市12時時点)
・天気:★★★★★(終始よい天気も視界はいまいち)
・疲労度:★★☆☆☆(終盤はやや足に疲労を感じるが、体力的に特に問題なし)
・スリル:★★★☆☆(一部切り立った崖や落ちたら登ってくるのが困難そうな箇所あり。)
・歩数計:13,743歩

・各ポイント通過記録(■が最高地点)

・10:55 大山祗神社駐車場着+参拝
-----------------------------------------
・11:10 登山開始
・11:33 大坊山山頂
・12:35 足利鉱山山頂
・12:43 番屋着(昼食)
・13:02 番屋発
■14:27 妙義山山頂 313メートル
・14:45 大小山看板
・15:16 下山
・15:40 大山祗神社駐車場着



コメント ( 0 ) | Trackback (  )




新潟の八海山に登ってきました。金曜日に登ろうと思っていたけれど、天気が微妙で検討した結果、一日早めて木曜日に決行!おかげで雨に降られることなく無事帰ってきました。八海山は鎖場もあるから雨が降ってたらちょっと登れなくなってしまうのでね…。

八海山は途中までは初心者でも行けるが、最後の八ツ峰は上級者レベルというから、途中で引き返すつもりで計画。行ってみて問題なさそうなら最後まで登ろうというくらいの気持ちでいました。当初父と2人で登る予定だったけど母も仕事が休みだったのでついてくることに。大丈夫か?



時間に余裕をもって朝方出発。実家から八海山までは150kmあるので、結構な距離のようにも思えるけど、先週480kmを一日で走ったことから比べると近いもんだ。なんか感覚がおかしくなってるな^^;今日は関東平野の天気は雨だけど、新潟は曇りとのこと。行ってみるまでわからないな。



関越トンネルを突破!ここを越えると景色が変わるというが…やっぱ曇りなのね。ほっとしたような残念なような。八海山ロープウェイまでは約2時間!さほど暑くなく、気温的には登山には持ってこいだが。。



駐車場から見た八海山の八ツ峰。ほとんど雲に隠れてて見えなかった。こりゃ登っても雲の中かね…



ロープウェイは20分間隔運行10:40の回に乗車。懐かしいな~、前に来たときは帰りはロープウェイ使わずに小道を徒歩で下ったっけ!今回はもちろん往復券を購入。



ちなみに券売所の近くには登山コースの案内もあります。あとで書くけど今回の目標は不動岳



ロープウェイ山頂へ。想像してはいたけど…景色が全く見えない!4年前のあの感動(雲が幻想的だった)はいずこへ??乗車券売り場でも今日は曇っていて景色が見えませんっていってたけどな~。これはロープウェイだけ登りに来た人は残念すぎたのでは!?だが、自分は違うぜw本番はここからだ!



まずは階段から、どの山も最初の登りは結構きつい!母は早くもバテ気味。さすがに早すぎるんじゃない?後ろから来た老夫婦が偶然にも隣の市の方で、八海山には7回も登ったことがあるとのこと。「もう少し行けば景色いいですよ」とアドバイスいただきました。母も頑張ってそこまでは行こうと進みます。



おぉ、確かに視界が開けた!でも雲で何もみえんぞ^^;母はなんとここでリタイア!何しにきたんだよ、まだ15分しか登ってないんだけど(汗)ここから戻ってロープウェイでソフトクリーム食べるらしい。ただ、俺ら戻るの5時間後くらいだよ?母を残し先へ。上の写真も景色がよければまだ絵になるんだが…。



確かに始めは大したことなかったけど、徐々に険しいところが出て来る。立ち止まるとがやたら飛んでいたけど、どこで発生してるんだ?(と思ったら池とか水脈とか結構通ってました)





第一ポイントの女人堂前は少し険しい道だったな。前日雨が降ったのか岩が濡れてる、下りが心配だ。この辺で徐々に上から降りてくる人とすれ違う。女人堂で折り返す人、千本檜小屋で折り返す人、最後まで行ってきた人などいろいろだ。ここまで来るとストックが邪魔になってきた。。



女人堂到着!梨でも食べて休憩するか。先の山を見ると、まだまだ登らないとな。その後ろに八ツ峰があるのかな?



ここの小屋で寝ることもできそうだけど、食事などはなさそう。トイレもペダル漕いで流すのか^^;風呂がないとちょっと泊まるのは厳しいかな。



女人堂から先は傾斜も急になってくる。このあたりになってくると登山してるなって感じ。でも岩登りがきついところには梯子がかかっていたりするので、まだまだ初心者でもいける!



ついに鎖場が出て来た!こういう本格的な鎖場は実は初体験、面白そうだ^^最初の鎖場は結構距離が長かったけど、傾斜自体はそれほどきつくなかったので、特に問題なかった。でも鎖が切れたらと思うと…鎖に身を任せるのはちょっと怖いですよね(鎖を使う前にまず3回強く引いて確かめるのが常識らしい)。



この鎖を登ると千本檜小屋までもうすぐ!ここが8合目。石仏もたくさん立っているぞ、視界も少しだけよくなってきたかな^^



目の前には八ツ峰がついに姿を現す!千本檜小屋を目の前にしていい景色だけど、まだまだ天気は不安定だ、タイミング見て登らないと。



千本檜小屋では食事もできるし、宿泊もできる(1泊2食付で6500円)。下であった老夫婦は今日ここに泊まるって言ってたなぁ。八海山の常連さんなる人がいたのでちょっと話を聞いてみた。

ここから先の上級者コースは滑落事故が多発しているらしい。2週間前も5人パーティのうち2人が100mくらい滑落したとか。明治大学の山岳部も落ちたっていってたな。千本檜小屋から見て左側に落ちれば、まだ捜索で見つかる可能性があるけど、右側に落ちたら探すことも難しいらしい。まぁ落ちたら死ぬって思って登ったほうがいいわけね^^;



確かにここに来るまでに明らかにここ落ちたらどこまで転がるかわからないような場所もあったからな。ここからは尾根になるからほとんどそんな感じなわけ?ちなみにこちらは千本檜小屋のメニュー。店員さんは1人のみでした。



まずは第一の峰である地蔵岳へ。右側の崖…これは確かに怖いな。デジカメ落としたらもう取りにいけないぞ^^;旅行のデータも入ってる今持っている中では命の次に大事なデジカメだ。手に巻きつけて死守しながら進みます。あいにくガスがかかってる。。



地蔵岳は裏側から登る感じ。写真は地蔵岳の横を通り抜けるところ。一応看板があったけど、このあたりの看板や標識はデタラメだから、ロープウェイで配られたパンフレットを見な、とおじさんが言っていた。紛らわしいなぁ。



地蔵岳へのロープ。下りの時はここが何気に怖かった。斜めに上っていく感じ。ちょっと滑ったが転倒せずクリア。これで怖気づいてたら先には進めないもんな。



鎖を登って左に行けば地蔵岳山頂へ!標高だけで言えば、この高さと最高地点である大日岳はそんなに変わらないはずなんだけどな。山頂には地蔵が数体あるだけでとてもシンプル、雲がなければ絶景間違いなしなんだけどな~。



ここからの眺めも素晴らしいです。ただ、、トンボがたくさん飛んでて向かってくるとうわぁってなる。その時に身体のバランスを崩すと、落っこちたりしないよな?なんて心配も^^;



父はなんとここでペットボトルを落としてしまったらしい!地蔵岳に登った時の鎖を使って反対側に降りようとしてたので必死でとめる^^;ペットボトルは落としてもいいが命は落としちゃいかん!(ペットボトルも当然落としちゃだめだけど、今回は仕方ないよなぁ。。)



続いて不動岳へ。なんだか目で見ると不動岳山頂への道もちょっと怖かったけど、実際登ってみるとそうでもなかった。でもなんかゾクゾクというか、落ちたら死ぬわけだからずっと緊張しっぱなしだったな。初心者はこんなもんか?最後の鎖だけ結構垂直に近かったな。大した高さではないけど。



不動岳山頂へ。ここは石仏がたくさんあって賑やかな感じ!ちょっと日も出てきたし、達成感があった。(自分バージョンはトップ画像w)



ここから先が上級者コースか。。看板が立ってる。初心者、酒気帯び、体調不良は引き返せと(酔ってたらこんな看板見ないんじゃないの?)。この先どんなコースになってるんだ?と覗いてみると…



視界が切れてるな、いきなり急な下りみたいです(岩に垂れさがる鎖見えますか?)。高所恐怖症の自分はこういう光景にとても弱い!思わず腰が引けてしまった。時間をかけてゆっくり行けば初心者でもいけないことはないというけど、今回は時間のリミットも迫ってきてるし、何より視界もよくないからね…予定通りここで引き返しておこうか(父は進みたがっていたが)。



これまで歩いてきた道。たまたま霧が晴れたので、先ほどまでいた地蔵岳(手前の山)と千本檜小屋が見えた!



ちなみに石仏には触れない方がいいです!石の土台にちょこんと置かれているだけっぽい。ちょっと触ってみたら、位置がずれてしまった^^;山の高さにもびっくりしたが、いきなり地蔵が傾いたのにも相当びっくりしたぞ!父が直そうとして崖を背に支えを作っていたが、これは地震きたら倒れるだろ~。危ないのは撤去したほうがよいのでは!?



不動岳の側面。落ちたら死ねるな~^^;地蔵岳でもそうだったけど、トンボとかアブみたいなのがたくさん飛んでるから、振り払ったりしてバランス崩さないようにしないと!



さぁ、景色も見えないなりに楽しんだし下るか。今になって視界が晴れてきた!この先もずっと続くんだねぇ。体力的にも精神的にも疲弊しそうだな、ここは。レベルあげてまた挑戦したいです。



下山は疲れることもないし、2時間見ておけば十分。帰りに漕池によってみた。おたまじゃくしの数がすごいこと!蚊もこういうところで発生しているんだろうな。



母と5時間ぶりの再会wそれほど見どころがないロープウェイ頂上で「何してたん?」と聞くと、ほとんど寝てたらしい。むしろ、周りの人に「気分悪いんですか?」と心配されたという…。そりゃぁそうだよね、散歩もさぼってるらしいし、もう少し日頃から体力をつけておいてほしいもんだ。



登ってきた山々を見上げてみる。来た時よりは全然天気いいな、今日は夕方から雨の予報だったんだけど外れたみたい。まぁ山の天気なんて予測できないか。とにかく雨が降らないでよかったな。



父は雲洞庵に行きたいと行っていたが、16:30までなので行けず。むしろよかったわ、はやく温泉入りたいし。六日町には温泉施設がいくつかあるが、最寄りのさくり温泉健康館へ。



さくり温泉健康館はめっちゃ混んでた。服を入れる籠が空いてなかったし、体を洗うのに5分くらい待った!安いだけに地元の人も来てるんだろうな。温度はやや高めで泉質は少し硫黄のような臭いがした。温泉の中で足の皮むいてた人がいたからちょっと気持ち悪かったけど!とりあえずすっきり。山登りの後の温泉はいつでも最高や!



夕食は魚野の里へ。ここは前回の新潟旅行で行ったときに品切れで店が閉まっていて行けなかったのでいいリベンジができた。注文したのは魚野定食1600円!鮭が脂がのっていてとてもおいしく、我が家の老夫婦は絶賛していた。ここは刺身もおいしいし、さすが新潟という感じ。



車だと帰りが大変と言えば大変だな。でもあまり暑くはなかったからそこは大分助かった!今度は見晴の良い日に登ってみたいところかな。

====================================================
【登山・ハイキングデータ】
・日時:2014年8月14日(木)
・気温:28℃(八海山ロープウェイ山頂)
・天気:★★★☆☆(登山中は終始曇り、下山後いい天気w)
・疲労度:★★★☆☆(女人堂前後と千本檜小屋手前は結構急だが休みながら行けば問題なし)
・スリル:★★★★☆(落ちたら助からないようなところもあるが不動岳までなら何とかなる)

・各ポイント通過記録(■が最高地点)

・7:50  足利発  
・10:00 八海山ロープウェイ駐車場着
・10:45 ロープウェイ山頂駅
-----------------------------------------
・10:50 登山開始
・11:13 5合目
・12:00 女人堂(6合目) ※ここで昼食
・13:13 千本檜小屋
・13:40 地蔵岳
13:50 不動岳      ※ここでUターン
・14:00 下山開始
・14:20 千本檜小屋
・15:00 女人堂
・15:15 漕池
・15:48 ロープウェイ山頂駅着
-----------------------------------------
・16:05 八海山ロープウェイ駐車場着
・17:00-18:00 さくり温泉健康館
・18:25-19:10 魚野の里



気温は予報では平均26℃くらいだったんかな?でも間違いなく30℃はなかったな。汗はたくさんかいたけど、極端にバテることなく歩けました。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




実家の両親と尾瀬に行ってきました。当初別の場所に観光に行くという話だった中で、唐突に予定変更してしまったので、何の準備もしていませんが、あまり軽装で行くような場所ではないと聞いてます。自分は初めてだけど、父母は最近行ったことがあるということで、準備などはすべてお任せ。とにかく気温が低いというので上着も持って行ったけど、今日はなんと5月なのに30℃を越える猛暑日!これでも上着必要なのか?

ちなみに尾瀬は5年前に一回バスに間に合わず失敗してる^^;そういう意味ではリベンジです



高速使って沼田ICから目的地へ。出発が遅かったこともあり、尾瀬への道は全く混雑していなく、1時間40分で到着してしまった!一度尾瀬のふもとまで行ったときは2時間半くらいかかった気がしたんだが。。。あれから北関東自動車道が足利までのびて、尾瀬への道もトンネルなどが開通したおかげでぐっと身近になったんだなぁ。



駐車場はほぼ満車。車の中で聞いた話では尾瀬は一日かけて観光するところらしく、朝一で入った車が昼に出ていくなんてことはそうそうないっぽい。第二駐車場に停められたけど、結構きわどかったなぁ。尾瀬への道は規制されているのでここからはバスで向かうことに。本線は1時間に1本程度だったけど、今は繁忙期ということもあり、臨時バスが出ていたのでそれほど待つことなく乗車!片道930円ということは往復で1860円か。尾瀬への入場料はないけど、バス代だけで結構な出費になるんだな。一般的には戸倉から鳩街峠までバスで行き、山を下って山ノ鼻という尾瀬の入口に向かうのがメジャーなようです。



鳩街峠まではバスで山をずっと上がって行って20分くらい、山頂にバス停があって尾瀬へ下って行く感じ。山頂にはまだまだ雪が残っていて、バスの中からどんだけ寒いんだろうと想像してたけど、降りてみたら全然寒くなかった!これだけ雪が残っているんだから、今日がどれだけ暑いのかということだな。



尾瀬へ下る前に記念撮影。ここから1時間ほど下るらしい。最初から割と急な下り坂が続く。帰りが恐ろしいな。
頂上からのバスの最終が17:10だから余裕を見て16:00には下を出発しないと危険。そう考えると、実際尾瀬を見学できる時間は2時間程度か^^;



下りは始めは階段を降りていくけど、途中からは2列の道が用意されていて交通整備ばっちりでした。午後になるともう帰ってくる人も多い!逆に向かう人は少数派。朝早い時間帯は混雑しそうだ。



隣の至仏山は雪が残っていて見晴はよくないけど壮大な雰囲気なのがわかる。いつかは登ってみたいものだ。



道中、傍らに水芭蕉が!思い出すね~、あの歌を(表題参照)!写真をゆっくり撮りたいけど、このせまい板の上では他の人の邪魔になってしまうのが残念だ!堂々と撮ってるカメラマンもいたが・・・前半は下りの連続だから少しずつ足に負担がかかって気が付くと意外と疲弊します。



途中雪で埋もれた個所も。標高高いし6月中旬までは雪が残るんだろうな~。
下りは約45分かかった。歩ける道は狭いので対向者がいれば追い抜きはできません。ツアーの団体客なんかが来たら、それはもうしばらく渋滞が続きます。急ぎ足で行けば早く行けるというものではないらしい。。



下の休憩所ではトイレは有料(といっても任意だけど)。100円なのに、1円玉が入っていたりお賽銭じゃないんだから^^;トイレのごみ箱には「ごみは、持ち帰りです」と書かれている一方で「ペーパーの芯も入れてください」って・・・ペーパーの芯以外は何を入れていいんだよと突っ込みたくなる内容w(ペーパーの芯を入れてください、だよね^^;ペーパーの芯以外入れないでくださいって書けばいいのに)



お昼は買ってきた冷やし中華!ごみは持ち帰らなきゃいけないからこんな大きいゴミがでるの買ってこなければよかったわ~。ちなみに売店の500mlペットボトルはなんと370円だった!尾瀬価格高いわ~。極力来る前に飲食物は仕入れた方が良いね。


そして、いよいよ尾瀬観光へ。尾瀬ではスケジューリングが重要!17:10の帰りの最終バスに間に合うためには、帰りの登りで最低1時間は見ておかないと危ないので、尾瀬は少し余裕を見て最低16:40には出ておきたい(足でもつったら大変ですぜ)。そうすると・・・大体1時間半くらいしか歩いて回れないな。早速出発!



入口付近で地図を確認!ここで初めて尾瀬の全貌を知る。すごい広いんですね、尾瀬沼まではどうみても10km以上あるし、今日ではとても回りきれない!朝早くから一日かけて観光するという意味がここでようやく理解できた。とりあえず牛首分岐を目指すか。



景色は想像以上!目の前に日本百名山の燧ヶ岳がどっしりと構え、広大な湿原に日本の木の板の道が果てしなく続く風景。時間が時間だけに後ろからくる人もほとんどいなかったし、ゆっくり見ることができました。



一方で後ろを振り返ると至仏山。どちらも迫力がある!



全体を見てみると素晴らしい景色だけど、よくよく見てみると残念なところも。水芭蕉も咲いているけれど意外と疎ら。水もよく見てみるとがたまっているのか虹色に鈍く光っているところが多い。ここの保全活動は大変だとは思うけど、あまり管理はされていない印象を受けました。



下を見ると、ところどころ水が溜まって沼になっていたり雪解け水に水芭蕉が沈んでいたり、サンショウウオが居たりといろんな変化があるので楽しいけど、顔をあげていると景色がほとんど変わらない!それだけ広大ということだな。



牛首分岐へ到着!14:50か~、今回はここでUターンした方がよさそうだな。ここから先は次回のお楽しみだ。



帰りは立ち止まらずに歩いたからか30分で広場まで戻ってきてしまった。行きと違って帰りは広場もガラガラ。さすがにみんな駐車場に戻ったんだろうか?一方でテントが増えてるけどここでキャンプするんだろうか?明かりもないし、出そうだしさすがにここでキャンプはちょっと怖いな…。でも完全制覇するなら泊りで観光するのが一番いいかなとも思った。



帰りの登りは母が足が痛くなるも、休みながら進んで何とか駐車場には16:25着。お、終バス一本前の16:30に間に合うぞ!父がのんきに花豆ソフトクリームを買ってるうちにバスが出発しそうになったので、強制的に乗らせたけど3本注文したのに時間がなくて1本しか買えなかった^^;ここのバスは時間厳守!連れがちょっと遅れようものでも容赦ないぜ^^;



帰りはわたすげの湯へ。ここのお湯は無色透明で入ると少しヌルヌルした感じ。温度までややヌルかったけど露天もあったしいい湯でした。



夕食はソバという選択肢もあったけれど、やたら高いので、どうせ同じくらいの値段なら…とかっぱ寿司へ。かっぱ寿司は一時期やや他の寿司チェーンに押されていたイメージがあったけど、沼田店はクオリティが高かったと思う。


次回はじっくり観光して、至仏山や燧ヶ岳も挑戦してみたいな。

==================================================================

【登山・ハイキングデータ】
・日時:2014年5月31日(土)
・気温:26℃(尾瀬)群馬は30℃
・天気:★★★★★(ほぼ快晴)
・疲労度:★★★☆☆(最初に下りだったのが意外と足にきた)
・スリル:★☆☆☆☆(危ないところは特になかった)

・各ポイント通過記録

・足利発  :10:26
・第二駐車場着:12:13
・鳩待峠着:12:44
・山ノ鼻:13:38  ◎ここで昼食
・尾瀬入口:14:01
・牛首分岐:14:41 ◎ここでUターン
・尾瀬入口:15:18
・鳩待峠着:16:25
・第二駐車場着:16:53
・わたすげの湯:17:35




本日の気温は関東平野は多くが30℃を超える猛暑日に。尾瀬もなんと26℃でした(この時期では相当気温が高いらしい)。


今回進んだ箇所を赤線で書いてみた。尾瀬沼まではまだ10km近くあるのか~。1時間で5km進めるとして、往復で4時間必要だな。本当に早朝から歩きださないと全然余裕がないんだな。次回は計画的に行こう。




コメント ( 0 ) | Trackback (  )




今朝は大きな地震が2回もありましたね、でも関東大震災との関係性は薄いとのこと。まぁ仮に関連性があると言われたところで、我々ができるのは備えることだけだし、非常事態に備えた準備と心構えはしておかないといけませんね(汗)

今日はあいにくの曇り。関東では小雨が降っている地域も多いということでハイキングを計画していた身としてこれは非常に残念。当初群馬の妙義山に行こうと考えていましたが、岩が多い場所なので危険と判断し、近所の赤城山に登ることに。



赤城山の道中、早速霧がすごい。気温は下界は18℃程度だけど山を登るにつれてどんどん下がり、大沼に着くころには7℃まで下がってしまった。もう少し厚着をしてくればよかったな^^;

驚いたのはこんな中でもキャンプをしている人が大勢いるということ。運悪く雨に当たってしまったが強行でキャンプしてるのか、それともこういうジャンルのキャンプがあるのかわからないけど、普通に遭難もありそうなレベルの霧なので気を付けてほしい(自分含めて)。まずは赤城神社



沼の近くまで来るとさらに視界が悪い!道のすぐ傍が沼なので気を付けないと。本殿に参拝して早々に退却!これといって印象に残るものはなかったような。。



続いて小沼方面へ。赤城山にはいくつか登山ルートがあるが、ここへ来るまでどれを登るかは全く決めていなかった。とりあえず小沼から登れる長七郎山(1,579 m)ルートへ。



駐車場から歩いてちょうど小沼を半周したあたりから登れる様子。駐車場からみて時計回りで進んでいったが、遊歩道があまり整備されていなくて、ホントにあってるのか?とちょっと不安になる。



ここが登山口か。登山と言っても500m、多少きつくてもこれなら問題なさそうだ。でも途中から雪に覆われた箇所がところどころ出て来た。ついには雪の上を歩かないと進めない場所まで!



父と自分はどんどん進んでしまったが、母が雪の箇所を登るのが怖いとのことで時々置いてけぼりに^^;山の傾斜は全然大したことないからペースを落としてゆっくり歩けばたとえ雪でもそれほど問題ありません。



あっという間に山頂へ。景色はもちろん銀世界。昔長野の新穂高ロープウェイに登った時の光景を思い出します^^;あの時は1500円くらい払ってロープウェイ乗ってきたから頂上の銀世界には唖然としたが、登山はタダだからな。金銭的ショックなしは大きいw帰ってWebを見て景色を確認するか~。



頂上で記念撮影。母は大満足の様子ですが、この程度の山登りではさすがに父も自分も満足しません。とりあえず昼食をとってからもう一本いくか考えるか~。



昼食は名物のうどんを食べました。入口でまんじゅうをいただいて帰り際にも饅頭をいただいて計10個以上!これだけサービスよくされるとさすがにうれしくなっちゃいますねw



さて、この後どうしようかとなりましたがやはり不完全燃焼だったので近くの地蔵岳にも登ることに。母は疲れたといって車の中で休んでることに。たしかに雨も強くなってきたしいい状況じゃないけど、そんなに急な道でもないだろうし、ダメなら途中で引き返すかということでとりあえず登山口へ。



先程の長七郎山と比べるとだいぶ道が急だ!片側には有刺鉄線がはりめぐらされ、熊でも出て来るんじゃないかという雰囲気。さすがにこの寒さでは活動してないとは思うが、視界も悪いし気が抜けないな。



木が邪魔だ^^;雨が降ってるとこういう障害物も越えるのが一苦労です。道も少しぬかるんでるし、下りは特に気を付けないと。途中から再び雪道に!でも道の両脇の草むらまでは雪で覆われていなかったので、そこを通って行くことでなんとか進んでいくことができました。そもそもなんで道にだけ雪が積もってるんだろう?



そして頂上へ。想像していた景色がそこにはありました!一面の銀世界だ^^;地蔵岳だけに、一体の地蔵があるだけ。景色が見れないだけにこの地蔵を眺めるしか達成感を味わえないのが悲しいorzおっ、よく見たら電波塔もありました。霧で見えないだけだったか^^;

そして何とか下山(と言っても駐車場までだけど)。赤城山は特に登山というレベルではないかもしれないけど、GWの時期はどこも雪が残っていたり、さらに雨が降っていると地面もぬかるむから注意が必要ですね。

帰りに恒例の温泉を・・・と思ったが、なんと父が道を間違えて温泉にたどり着けなかった!仕方ないので、帰りに高津戸峡に寄っていくことに。



群馬県みどり市大間々町にやってきました。ここも小さいころ来たことあるけど、そのころは吊橋があって高くて怖い印象があった。記憶にない遊歩道を通って河原に降りたりポットホールを見たり懐かしいような思い出せないような楽しい時間でしたw



かつてのつり橋は平成6年に新しい丈夫な橋が造られたためその姿はありませんでした。鱍瀧橋(はねたきばし)っていうのか、なんて難しい漢字だ^^;この橋からは飛び降り自殺も多いようで近くには「その悩みあきらめないでうちあけてください」と看板が立っていました。きれいな場所なのにね、こういう看板を見ると気分が沈んでしまうな。

そして18時くらいに実家着。夜は地元のメンツ恒例のTNRに参加して深夜2時までココスでおしゃべり。さすがに山登って遅くまで話してたから疲れた。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )




旅行地理検定で西沢渓谷七ツ釜五段の滝の写真を見てから、ここは絶対行ってみたいと思っていましたが、ついに念願かなって西沢渓谷ハイキングに行ってきました。去年の夏は行こうと思っていた日に大雨が降り行けず、今年のゴールデンウィークはがけ崩れの工事と開山の時期の都合で予定が合わずと何かと縁がなかったのですが、今回は天気も万全!むしろ甲府は40℃を超えハイキングなんかできるのか?という感じもありましたが、今回を逃したら次はいつになるかわからないということで熱中症にならないことを祈り決行となりました。今回は父母が同行します。



プロローグ


出発は8時を予定していましたがいろいろ準備が遅れて結局9時に。この辺はいかにもうちの家族らしいwお盆の初日ということで、高速を使わず下道で秩父を通って行きます。帰省ラッシュの影響も心配されましたが、いつもより少し車が多いかなという程度で、雁坂トンネル(710円)まで来てもほとんど車がありません。西沢渓谷は大型連休は混んでると聞いていたのですが意外と空いてるのか?



空いていると思いきや駐車場につくとほぼ満車でした^^;1周4時間くらいのコースなので、多分午前中からハイキングを始める人が多いから12時にもなると新たに来る人は少なくなっているのかもしれません。出ていく車がいたため、運よく無料駐車場を確保!有料駐車場500円というのもありましたが、ここの店今もやってるんだろうか…。



人がたくさん歩いていましたが家族連れできている人もいれば、カップルもたくさんいました。
西沢渓谷の遊歩道と呼ばれるところは駐車場から1キロくらい歩いたところにあります。駐車場に着いたときは12時でしたが気温はなんと27℃!この日の甲府の最高気温が40℃を超えていたことを考えると、だいぶ涼しいです^ ^時々、沢の方から心地よい風が吹きこんできてまさに自然のクーラーが堪能できます。これなら熱中症はなんとかなりそうだ^^



やがてネトリ広場と呼ばれる休憩場に到着。西沢渓谷の終点までトイレがないと聞いていたので寄っていくことに(よりによってこの日は腹が少し痛かった^^;)登山計画書提出所がありましたが、この時期に閉鎖しているということはもう使われていないのでしょう。出発直前に広場にある地図で道を再度確認!西沢渓谷は全長5kmくらいで、後半からはトロッコ旧道を5kmくらい歩くので一周約10kmあります。今回はもちろん10kmコースに挑戦しますが、果たして母は10㎞持つのだろうか…!?

ちなみに母は、健康のためということで毎晩3、4キロくらいずつ歩いてるようで、ここ半年で10キロ位痩せたとか^^;その根性、是非ここでも見せてもらいましょう!



やがて西沢山荘へ。ここから西沢渓谷の遊歩道に入ります。遊歩道に入る前に記念撮影



西沢渓谷~トロッコ軌道跡


道は基本的に片側が崖になっていて、鎖があるところもあれば、何の支えもないところもあります。西沢渓谷にペットを連れてきた人が、ペットが谷に転落してそのまま飼い主も転落するなんて記事を見たことがありますが、うーん、これは納得です。うっかり谷に落ちたらら上って来れそうにありません。これは気を付けないと^^;



まず姿を現したのが二俣吊橋!歩くとゆらゆら揺れるごく普通の吊り橋ですが、橋の上から見える滝が幅広くてきれいでした。ここは人口の滝でしたが、天然の滝はこの先どんどん出てきます!



少し歩くと、遠くの方に早速天然の滝が!大久保の滝だそうです。



この辺から川がすぐそばを流れますが、水がめちゃくちゃ澄んでいます!深いところは本当に青く見える。滝見台では早くも七ツ釜五段の滝を思わせる滝を間近で見ることができました。ここでマイナスイオン浴びて一休みするのが良いでしょう!



ここから遊歩道は河原のような雰囲気に変わっていきます。足場が岩場になるので滑りやすく要注意です!川辺なのでがいないか気なっていましたが、水がきれいなせいか蚊は全く見かけませんでした。でも川の流れから隔離された、水たまりに溜まった水は真っ黒に黒ずんでいました。清流が当たり前の西沢渓谷において、この水たまりの存在は異様に目立ちました^^;



こういった渓谷では定番になりますが、人の顔に似た人面洞やカエル岩なんていう岩もありました。カエル岩はなんとなくわかるけれど、人面洞はどの辺が人面なのだろう?



カエル岩を越えて、次の橋が見えてくるといよいよクライマックスです。母はすでにヘトヘト。でもこれを登りきれば西沢渓谷1番の見どころ、七ツ釜五段の滝が見えるから頑張れ!



七ツ釜五段の滝は最初見えた時は七ツ釜どころか2つくらいしか釜が見えなかったけれど(上の写真)、進んで行くにつれて上の方から見下ろせるようになり、何とか五つ釜くらいは1枚の写真に収めることができました(トップ写真)。もう少し近くから見れたら最高なんですけどね~。近さという意味では滝見台から見える滝の方が近かったと思います。でもこのような形の滝はこれまで見たことがなかったのでやはりかなり珍しい形なんだと思います。これが見れただけでも来た甲斐があったな。



ここまできたら西沢渓谷の終点までもうすぐ。しかし最後にはきつい上り坂が待っていました。木に生えているこの白いキノコはサルノコシカケでしょうか?



階段を上りきったところでようやく西沢渓谷の終点につきました。標高も高いのか、気温も涼しく蚊もいないので一休みするには最高の環境です。ここに2時間ぶりのトイレが!しかし水がないのか凄まじい臭いを放っているので入ることができませんでした^^;
今回はおにぎりや卵焼きなどを持ってきたのでここで一旦お昼に。景色が良ければよかったんだけれど展望台ができてから木が成長したのか、ほとんど景色を見ることができなかったのが残念だったな。



ここから先は昔トロッコが通っていると思われる旧道を通って駐車場に戻ります。左側は再び急な崖に変わりました。



ここから先の吊り橋は足元が網目状になっているので下が透けて見えます。しかも結構高い所に架かっているのもあるからスリル満点!



ひこいっちゃんころばしという変わった名前の崖がありました。このトロッコは昭和8年から昭和43年まで木材の搬出に使われていたようですが、トロッコの操作をミスして馬と一緒に転落した人が、彦一さんという名前だったことから、この名前が付いたそうです。彦一さんは連絡して怪我をしたと書かれていましたが、本当に怪我で済んだのでしょうかね?見た感じどこまで落ちるのか計り知れませんが…。いこりさんという方が同じように操作ミスをして転落した場所でいこりころばしという場所もありました^^;事故がこの2か所のみだったとは考えられないので、実際は○○ちゃんころばしと呼ばれるべき場所が無数にあるのかもしれません。



しっかし西沢渓谷に比べてこの旧道は非常に単調な道ですね。起伏もなく、なだらかな下り坂が延々と続いてるような感じです。ただ左の崖はさらに険しく、右の山側も今にも崩れてきそうな場所がたくさんあって、危険度という意味では旧道の方が何が起こるかわかりません。実際崩れてきた木の根が道を塞いでいたり、左側の崖がえぐれていたりしました。木を支えている土(岩?)も手で掘れるほど柔らかかったですからね!



旧道では数少ない見所の山の神です。向かいにエボシ岩があったようですが気がつきませんでした。この辺を過ぎるといよいよ旧道もクライマックスを迎えます。山を降りてきたからか、だんだん気温も上がってきた。



帰りに橋の所から古い吊り橋が見えたので近くまで行ってみるとボロボロの吊り橋がありました。足場が抜けているのでとても歩くことができませんが、こういう古い吊り橋も風情があっていいものですね。



こんな感じで駐車場に戻ってきたのは16時半。出発の時は満車だった駐車場も、帰りには数台に減っていました。ただ4時半でもこれから西沢渓谷に向かって歩いて行く人もちらほらいたから夕暮れもそれなりに見所があるのでしょう。

西沢渓谷の終点までは岩場が多く階段が急だったりしたためかなり体力を消耗しましたが、旧道がなだらかなだったため総合的にはそれほど疲労感はありませんでした。旧道を歩くのは1度だけで十分かな。次回来るとしたら、西沢渓谷の終点から折り返してきた道を戻るほうがいろんな発見があるかも!



エピローグ


かなり汗をかいたので、帰りに温泉に寄っていくことに。

秩父方面を通って帰る途中、大滝温泉があったので、初めてですが寄ってみることに。600円で2種類の温泉とサウナが付いているのでかなりお得感があります。泉質もヌルッとしていて、無色で無臭ですが特徴ある温泉でした。



【登山データ】
・日時:2013年8月10日(土)
・気:★★★★☆(晴れ時々曇り)
・気温:40.1℃(甲府)※西沢渓谷は27℃
・各ポイント通過記録

・足利発  :9:00
・駐車場  :12:00着
・西沢荘  :12:46
・大久保滝 :13:03
・フグ岩  :13:23
・滝見台  :13:10
・貞泉の滝 :13:35
・カエル岩 :13:58
・五段の滝 :14:05
・渓谷終点 :14:31
・沢ぐるみ橋:14:49
・ひこいっちゃんころばし:14:59
・いこりころばし:15:06
・大展望  :15:13
・大久保沢 :15:26
・ネトリ広場:16:06
・駐車場  :16:30


【消費】
タオル5枚、500ml、ペットボトル3本



コメント ( 0 ) | Trackback (  )


« 前ページ 次ページ »