退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『物語』を舐めてはいけないこととフィルムコレクターという存在のあやしさあるいは英国の古典小説と『裁判』に対する誤解が変わらない映画」について

2024-04-13 02:32:47 | Weblog
晴れ。夜空にホラー映画のような月。

昨日は仕事が早く終わったので。

「君と世界が終わる日に SEASON1」を最後まで観た結果。
当然のように爆睡する。

第6話くらいからようやくお話が動き出し。
もっとも「知らずに大切な人を殺すパターン」が執拗に繰り返され。

「強引」と言うより「下手」。
「物語」を舐めてはいけないと思うことしきり。

山根貞男「映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅」を読む。

「埋もれた映画」があることに加え。
「フィルムコレクター」という存在の不思議さを味わう。

「1990年に刊行予定」が一昨年にようやく。
酒を飲めないはずの蓮實重彦の「酔態ぶり」も記録されて。

ラストは「つわものどもが夢の跡」。
以上が昨日の分。

フィールディング「ジョウゼフ・アンドルーズ(上)」を読む。

「トム・ジョウンズ」に比べるといささか印象が薄く。
なるほどアダムズ牧師は「ドン・キホーテ」に似ている。

ブービー夫人とスリップスロップのキャラクターがなかなか。
「主人公の『貞操観念』」に笑う。

(下)は来週読了予定。
「英国庶民の野蛮さ」も覚えておこう。

田中亮「イチケイのカラス」(’23)を観る。

竹野内豊はかなり痩せていて田村正和を目指した模様。
黒木華は「若き日の可愛さ」とは異なる魅力を。

「イージス艦と民間船の衝突」や「企業城下町」が登場。
ネタが古いのではないか。

オリジナルのドラマは観ていないので比較は不可能。
本作はちょいと「正義」に偏り過ぎているような趣き。

「TVドラマの映画化」にありがちな「いたずらな豪華キャスト」よ。
この「物語」はそれに価するのかどうか。

何より「裁判」は「真実を明らかにする場」ではない。
今日死去が報じられたO・J・シンプソンの「結果」を思い出したいもの。
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