退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「英文学の古典の大団円と設定と展開がなかなかな映画」について

2024-04-06 02:26:03 | Weblog
くもり。少し降る。

「トム・ジョウンズ(四)」読了。

ラストはいささか「予定調和」だけれど。
「仕掛け」はあって悪くなく。

ソファイアの「拒絶ぶり」は「スクリューボール・コメディ」の味わい。
いやはや楽しませて頂きましたといった趣き。

「ジョウゼフ・アンドルーズ」も読まなければと思うことしきり。
ところで唐突に思い出したのだけれど。

サミュエル・リチャードソン「パメラ」に対して。
「シャミラ」を書いたのがこの作家だったことをあらためて。

どこでそれを読んだのかは不明。
テリー・イーグルトンの作品だったのかどうか。

アリステア・ルグラン「ディアボリカル」(’15)を観る。

家は立派だが「仄暗い水の底から」(’02)のような設定に。
SFネタを絡めた模様。

独特の雰囲気があるのは確かで。
86分という作品の長さが好ましく。

「ヘル・レイザー」的なモンスターも登場するものの。
ラスト近くで「真相」がわかる展開がなかなか。

ヘイリーのクロエ・ペランは「ポルターガイスト」(’82)を意識したのか。
少女が「霊」と話すパターンは結構多いかも。

タイトルロールの白い煙の中から「悪魔」が浮かび上がる映像がグッド。
冒頭はヒッチコックのキャメラを意識した感じ。

監督のセンスは悪くない。
「クリニカル」(’17)も機会があれば確認したいところ。
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