退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「圧倒的な劣化のもたらすことふたつ」について

2017-12-15 02:07:26 | Weblog
晴れ。寒さはまた緩む。

「熟議の日」読了。

オリジナルが04年に出ていることを思えば今ではもうこの策はダメかも。
トランプが大統領になる「現実」以前の話ではあるし。

バーニー・サンダースと彼を支持した人々の現況が知りたいところ。
アメリカではあちこちで「セクハラ」が採り上げられていたり。

それでもトランプ支持者の数に変わりはなく。
これも「陰謀」という理解なのか。

「差別語狩り」をした「リベラルのダメさ」がもたらしたものの大きさよ。
「PC=政治的正しさ」が実は「政治的まちがい」だったと思える次第。

ここでも「過ぎたるは及ばざるが如し」の教訓が。

その一方。

最高裁が美濃加茂市長を有罪にしたニュースについて。

この判決を下した山崎敏充裁判長の名前を覚えておこう。
高裁で逆転判決を下した村山浩昭裁判長も同様に。

賄賂を渡したという「証人のあやしさ」を指摘するニュースがどこにもないのはなぜか。
主任弁護士郷原信郎のブログを紹介しておく。

地元の中日新聞は「市政の混乱を招いた」などと阿呆なことを書いていたが
いったいどこまで取材した結果そう言っているのだろう。

「控訴審でも、上告審でも、ひと言も発言の機会を与えられないまま」の有罪確定判決よ。
わが国の司法は「独裁国家」のそれと全く変わりがない事実をあらためて。

それにしても。

ここまで平然と「無法」が出来るのには驚くばかり。
これが「民主主義国家」だとはちゃんちゃらおかしい。

「デュー・プロセス・オブ・ロー=法に基づく適正手続きの保障」がここまでないがしろに。
すべては「権力の横暴」を防ぐためだというのに。

仮に被告が「真犯人」であろうと「冤罪という悲劇」をなくすために「推定無罪原則」はある。
「権力の横暴の怖ろしさの歴史」を知った上での「知恵」は忘れ去られて久しく。

さて。

あなたは「とにかくお前は有罪だ」と言われる怖ろしさを肌身で感じられるだろうか。
少なくとも藤井市長はそれを感じ有罪判決によって市長職を辞めざるを得なくなった。

この何ともいいようのないバカバカしさによる「悲劇」は
次にあなたを襲うかもしれないという「現実」を知っておこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする