退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「健全な民主主義を維持するためのコストあるいは層の厚さ」について

2017-12-14 03:55:47 | Weblog
晴れ。寒さはやや緩む。

ブルース・アッカマン&ジェイムズ・S・フィシュキン「熟議の日」を第一部まで再読。

「最善」ではないけれど「現在」を思えば「やってみる価値」がある内容。
何より「熟議」によって人々が大金持ちの「宣伝工作」から解放されるのがいい。

あまりにも「無知」であるまま何事かを判断するより
「意見交換」によって「理解が深まること」も好ましく。

ただし。

このシナリオはやや甘いように思えなくもない。
まして「熟議の日」に参加する人ひとり当たりに150ドル支払うのだから。

とはいえこれが「まっとうな民主主義を維持するためのコスト」ならば致し方なく。
おそらくはそれ以上の「ムダ金」が常に使われているはずで。

もちろん著者たちは「事態の混乱」や「難題」を予想してはいるものの
それでも「やらないよりはマシ」という判断をしている。

とりあえずこちらの「最終判断」は明日まで持ち越し。

深夜レアルvsアルジャジーラを観る。

レアルの猛攻にアルジャジーラのキーパー、ハセイフがスーパーセーブを連発。
副審のあやしげな判定とビデオ判定も手伝って無得点のまま。

その後ディフェンスのいい加減なレアルの隙をついてアルジャジーラが先制ゴール。
後半冒頭に2点目かと思いきやこれもビデオ判定で覆り。

ここで「試合の流れ」を変えるハセイフの交代。
案の定クリスティアーノ・ロナウドが同点ゴールを決めることに。

ベンゼマのシュートは2回ゴールポストを叩き。
彼に代わって入ったベイルがファーストタッチでゴール。

おまけに決まっていればスーパーゴールのボレーなど。
圧倒的な選手層の厚さが勝敗の決め手だったか。

ハセイフがケガなくずっといたらどうだったのだろう。
それでも「ドラマ」は落ち着くところに落ち着いた模様。
コメント
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