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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ラディウス№10のレストア その4(組付け、テスト) ~Restore of stoeve Radius No. 10 Part 4 (Assembly and testing )~

2022-02-28 09:25:22 | ぷ♂の日記
さて、前回で大方の作業は完了しておりますので、残るは最後の組付け工程のみ。
もっとも派手で、楽しく、そして若干緊張のする作業です。

【組付け】

・油(グリス)断大敵!
基本全ての結合部がきれいになっているはずなので、よっぽどのことがない限り作業はスムーズに進むはず。
ですが、結合部には事前にグリスを塗るなどして作業に挑みます。
・ガスケットは正しく
既定の位置に収まるように、無理な挿入は無理せず、確実にしっかりと。
また必要を感じたら、新たにガスケットを追加することも。
その場合、隙間を埋めるためのものならノンアスベスト素材、
密閉を得るためなら、つぶれて圧着する鉛、などといったように最適な素材を。
グラファイトは、圧で変形しますがもろいので、ワッシャーのように使用するとつぶれてしまい役に立ちません。
・大きな力をくわえる際はバイスに固定して
いくらしっかり支持したつもりでも、手では支えきれません。
微妙な位置決めや、最大のトルクをかける意味でもバイス固定がおすすめです。


【テスト】

・まずは圧漏れチェック
組みあがってもすぐに燃料を入れてテストするのではなくまずは圧漏れの確認から。
ポンピングし、フィラーやバルブを開き、正しく圧がかかっているかを確認。
再度加圧し5分放置で圧の変化を見る。
 変化なし→再度加圧し1時間、12時間、時間をおいて再度チェック。
 圧が弱い又は無い→音や石鹸水などで、漏れ箇所を突き止め対処。
 (組み上げミスの確認、ガスケット増加、シールテープの使用など…)

事情の作業で漏れが無いのを確認できれば燃料を入れて燃焼テスト。

・燃焼テスト

①燃焼した→正常→数分後接合部周辺をライターで炙り漏れチェック→合格でテスト終了
       →異常→赤火→加圧不足、圧漏れ、ニップル不良等をチェック
           →息継ぎ、失火→タンクや通路内の汚れ、(あれば)ウイックのチェック
           →弱い火力、火力調整が効かない→正しいニード位置かチェック
②燃焼しない→加圧し燃料が出るか確認→出る→異物(水分)混入チェック
                         →出ない→圧漏れ、通路詰まりのチェック

これらのチェックは、安全面に係わるので決して妥協せず、しつこく何度も試すこと。

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で、無事燃焼したらば、炎を前にぼ~っと見入りながら、これまでの作業を思い返す。

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報われた気がしてなんとも、非常に心地よいものです♪


というわけで、ひとまず完成したこのラディウス№10ですが…

RIMG0548.jpg
ご覧のように単体なので何かと使いづらい!


そ・こ・で!

カッチョ良く大変身!

IMG_0498.jpg
展開すれば、テーブルにもなる素敵なケース!

詳しくは動画でご覧ください♪

ヽ(^∀^)ノ


ラディウス№10のレストア その4(組付け、テスト) ~Restore of stoeve Radius No. 10 Part 4 (Assembly and testing )~


というわけで、次はこのもう片方のメッキタンクも仕上げちゃおう♪

RIMG1173.jpg




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