グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

登別クリンクルセンター温室にて

2008-11-06 09:47:58 | ちょっとお出かけ

登別ゴミ焼却場の熱を利用して作られている温室で、近々「テナーサックスとピアノによる演奏会」があることを知り、昨日整理券を頂きに行ってきました。

以前から気になっている所でしたが、きっかけがないとなかなか行けず、今回初めて足を踏み入れることに。
温室は無料で自由に出入り出来るようになっていた。
ガラス張りの天井は高くドーム型になっていて、柔らかな光に包まれた植物たちは穏やかに息づいている。熱帯の植物さえ。
管理している方らしき人影があるだけで、私一人演奏会場を探しつつ、たくさんの植物の中をゆっくり歩いて気持ちいい…
一回りしたが演奏会場らしき場所が見あたらないので、目に付いたドアを開けようとすると「そこには何もないですよ」と声が掛かった。
さっきの方だ。
演奏会の整理券受け取りと場所確認で来たことを告げると、この温室の鉢を移動して会場作りをするそう。
それは想像するだけで大変な作業です!
その管理人のオジサンは続けます「この中での演奏はなかなかイイですよ、今度の演奏会にあの花が丁度見事に開花します」と、指さす方向には数え切れない蕾をかかえた大鉢のサボテンが。
それから、会場の設備説明から実演(自動開閉の窓、自然光照明…花色が鮮やかになります)まで見せてくださり(それは素晴らしかった!)、私はフルート吹きと告げると
「花好きと音楽好きは共通するものがあるから、まぁ、ここに掛けなさい」
と、遂に椅子を勧められ、捕まってしまった!?
それから、自生している蘭を見るため30年前に東南アジアに行った時のこと、一番好きなヒマラヤの麓近くに咲くブルーの蘭のこと、温室の中の植物のこと…
オジサンの話は尽きない。

20年近く我が家にあって一度もまともに咲かせたことのない君子蘭についてお訊きしたことを自身のためにここに記しておきます。

君子蘭は蘭の仲間ではない(まずここから認識が間違っていた)
今から60日間10度以下の場所に置き、水やりはしない(死なないんだ!休ませることが大切だそう)
床に直接おかず、ブロックなどで隙間を作る(呼吸している)
その後徐々に部屋に戻し水やり。
葉が左右に3枚以上あれば、花芽が出てくる。
室温と外の温度が同じくらいになる頃(6月)、外の日陰に置く。
8,9,10月各1回ずつ施肥(固形)
鉢換え:3年に1度程度。


何年も咲かない胡蝶蘭についても教えて頂きたかったが、もう1時間以上経っていたので止めました。
初対面なのに思いがけないお話が聞けて、楽しそうな表情が見れて、私にとっても良い時間でした。
なにより、君子蘭のことが分かって大収穫でした!

写真:帰宅後、早速我が家の一番寒い場所である玄関に移動。それでも10度以下にはならないと思う。下に敷くブロックを探さねば。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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