グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

桜でんぶ作ってみました

2019-03-28 10:56:13 | 内食

時々

桜でんぶを初めて作ったのは30数年前のちょうど今、初春、娘の100日のお祝いのとき。

鱈がまだ美味しい季節、母が作っていたのを思い出しながら作った、ネットのない時代。

今回はネット上のレシピはどうなっているのか確認しながら我流も入れつつ。

沸騰したお湯に酒と塩少々入れ、鱈二切れを茹でる。

茹で上がり後、皮と骨を外し、身をほぐす。

鍋にほぐした鱈・水・酒・砂糖・塩少々・食紅を入れ火にかけ、かき混ぜながら水分を飛ばす。

菜箸4本でかき混ぜるのも良いけれど、スパチュラならほぐし残った白身が簡単にパラパラに。

完成! ふわっとしていて、売り物とは比較にならない美味しさ、しかも簡単。

これを使ってちらし寿司に。

すし酢は市販品を初めて使ってみると…あら美味しい! 悔しいけれど今後はこれにしよっと。

100日のお祝いのときには両家の両親も我が家に集まり、食事が一段落すると、母が習い始めた大正琴を義母に披露、義母も興味を持ち始めていた時期だったので、母の弾く様子を隣りに座って食い入るように観ていた、二人は1週間違いの同い年。何歳だったのだろうと計算してみたら、今の私と全くの同い年、なんとなんと!

最近の疲れを思うと、母たちのほうが元気だった気がしたり、それは生き方の違いから?などと、いろいろな思いが巡る。

その年令にならなければわからないことは多々あって、天国では二人して笑ってるんだろうなと思う。


今朝の庭

2019-03-25 16:43:47 | 動植物

雪が解けて、ようやく春だ~!と思っていたら、今朝、また銀世界。

(南では開花宣言が始まったのにね~)

梅の木の根元では、カレンダーで見かける光景が。

福寿草には真っ白な雪がよくお似合い。

だけど、このグッドタイミングはあるようでなかなか無い。

十数年撮り続けて、初めてかも。

この新雪、昼には跡形もなく・・・やっぱり春だ~~!


今月の演奏2019.2

2019-03-07 09:51:39 | 音楽活動

遅ればせながら先月の文学館での演奏記録。全曲を琴&フルートで。

1.長澤勝俊/まゆだまのうた
2.伊勢正三/なごり雪
3.L.ボッケリーニ/メヌエット
4.G.ホルスト/ジュピター
5.松本良喜/雪の華
6.宮城道雄/春の海

来場者約40名。真冬日にもかかわらず席が埋まり、有り難いことでした。1は琴と尺八のためのオリジナル曲で、琴とフルート用にアレンジされた楽譜であることと、実は2年前のお正月に一回演奏しただけだったので、もう一度チャレンジしたいという思いが強かった曲。やはり取り組み直してみると前回では気づかなかった発見があり、より作曲者の思いに近づけたのではないかと思う。1がかっちりした曲なので2はやわらかに。3,4,5は17弦という名前の、その名の通り17本の糸が張ってある琴(普通は13本)で、その分楽器自体が大きくて、洋楽器に例えるならチェロのような包容力のある音色を醸し出す。3は琴用の楽譜から、4,5は尺八用からフルートに置き換えて演奏。4はメロディが単純なので、拍子とテンポの変化で盛り上がっていく面白い編曲に。5は慣れないポップスのリズムを弦が一生懸命練習して刻んでくれました。6締めは旧正月にかこつけて選曲(笑) おなじみの曲だけど目の前で観ながら聴くという機会はあるようでない曲なので外せない。お琴と初めてコラボしてから30数年余り、何度となく演奏してきた曲だけど、もしかして今回が最後かなという予感があり、練習ではもう一度改めて見直し、本番では一音一音を懐いては手放す感覚でした。

いつまで人前で演奏する?という自問は年上であるお相手も同じように抱いていて、何度も話題になり、それほど遠くない未来であることで一致。彼女曰く「なんで演奏しているのか(人前も含めて)わからなくなってきた。もう止めても良いと思ってる」

そうかな、その答えは止めたら解るのでは。音楽の力は他を持って代えがたい、少なくとも私にとっては。人前で演奏することを止めた後もこれまで通り、曲に向き合い、譜面の向こうの作曲者と時代に思いを馳せる楽しみ喜びはずっと続いていく。


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

♪ ♪ ♪    ♪ ♪ ♪    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪