グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

儚さ

2015-11-24 10:22:00 | その他

義理母が逝った。

そく、葬儀の段取り。

あのお坊さんは呼びたくない!!

(具体的には書きませんが、お坊さんも色々なのです)

本人には友人もいなければ近所付き合いも無し、親戚は高齢でしかも遠方なので来られない。

となれば、家族葬が最良というのが、近くに住む親族4人全員一致の結論。

ひとり暮らしをしていた義理母の家は長い間空き家状態だったので、取り敢えず病院から我が家に連れて来た。

その流れで、葬儀も我が家ですることに。

今や装束も棺も進化(?)、迷うほどの種類があり、女性なので少しでも華やかにしようと、紅葉の葉をあしらった装束とピンクの棺を選ぶ。

喜んでくれたかなぁ。

翌朝はみごとな晴天で、陽光さす棺の中へたくさんのお花を入れて、我が家から出棺。

人が亡くなっているというのに、満たされた感情が漂う。

 

新聞のおくやみ欄には載せないようにしたので、訪れる人もなく、しっとりと落ち着いた葬儀ができた。

最初、希望の形を話すと「えっ?!」という表情をした経験豊かな葬儀社の人が、最後には「自分もこのように送られたい、出棺の光景がすごく綺麗だった」ですって(フフ)

 

95歳で逝ったゴッドマザーが残したのは「儚さ」。

そう思うと、あらゆるこだわりが嘘のように消えていく。

 

本日の画像はクリスマスローズ。

今朝、カーテンを開けると一面の雪景色、それも夕方までには儚く消えるでしょう。

 

ついでに紫陽花。 こんなになっても、また美しい。

 

燃ゆる紫陽花


綿の実

2015-11-13 22:52:01 | 動植物

遂にはじけました!

一番下で人知れず咲いた花の実が。

いつまで経ってもはじけず、最近では心なしか小さくなって来たようで、やはり北国では無理かなと思い始めていただけに、目を疑った。

ちょっと触ってみる…羊毛のように柔らかい、正真正銘のワタ!(フフ)

こんな風に枝に生るなんて、やっぱり不思議でならない。

さて、この後はどうなるんでしょ。

 

上の方に、はじける前の実があと二つ。

 

綿の花 第二弾


投げキッス 市電に笑顔

2015-11-06 11:38:31 | その他

新聞の読者欄に、読み返すほどすてきな投稿が載っていたのでここに残します。

投げキッス 市電に笑顔

  主婦 清田延子(函館市)

街に買い物に出かける時、よく市電に乗っていく。車内の雰囲気が楽しいし、市からいただいく助成券もうれしい。

ある日、以前から仲良しの「イケメン」の彼と会った。つもる話も時間が足りない。目的地で降りる彼に手を振った後、ふざけて投げキッスをふんわり飛ばした。

ユーモアがわかる彼は、笑顔で投げキッスを両手で受け止め、胸ポケットに入れるしぐさをしてバイバイした。

その時同乗していた数人の外国の方が、この様子をにこにこ笑いながら見ていた。次の電停で降りる時、私に笑顔を向けて小さく手を挙げた。

それに応えて投げキッスを返した。すると、思いがけず皆さんが両手で受け止めてポケットに入れる動作をしたのだった。車内にいた回りの人たちは破顔、大笑いの渦となった。

美しい絵が車体に描かれ、楽しい時間を乗せた市電は函館の街を走り続ける。いろいろな物語を知っているのだろう。

 

たくさんのハートをぽかぽか浮かばせながら走る電車。

歳を重ねた先がこうでありたいと思わずにはいられない…この方は82歳。

 

画像はフリルシクラメンミニの蕾、今年もちゃんとお出まし、可愛い姿。


結実の晩秋

2015-11-03 15:42:00 | 動植物

寒い日と温かい日を繰り返しながら送る秋。

休みの今日はちょうどぽかぽか陽気。

大型の洗濯物が外で干せる!

それから…出しっぱなしのアマリリスは北国の冬には耐えられないので、室内に取り込むため、鉢換えに勤しむ。

屋内に移動したアマリリスは春が来たかと勘違いし、お正月あたりに、また花を咲かせてくれるでしょう。

 

庭ではサラサドウダンツツジの紅葉があっという間に盛りを過ぎ、今は結んだ実が目立ちます↑

足元では沈丁花にも珊瑚のような実が、艶やかに。

 

暖かさがありがたい、穏やかな晩秋。

こんな日は「一日儲かった」と言う父の口癖を思い出す。


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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