グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

サンゴバナ ヒューケラ

2013-07-25 20:09:28 | 動植物
最高気温19度、肌寒い一日でした。
数年前から細々と存えてきた「サンゴバナ ヒューケラ」、何故かこれも今年になって急成長。
とはいえ、細い枝に米粒ほどの花、ちょっとの風でも揺らめいて撮れない。
無風の一時、シャッターチャンスは来たけれど、小粒過ぎてピントがいまいち。

小花の様子が珊瑚に似ていることからこの名前が。

ただ可愛いだけじゃない、葉の銅色は周囲の緑と一線を画する。

花言葉:繊細な想い、きらめき、辛抱強さ。

三尺バーベナ

2013-07-22 10:42:09 | 動植物

三尺バーベナ、新顔で~す!
狭い庭ではもう植えるスペースがあまり無いというのに、道の駅あぷたで出会ってしまった。

プロフィール欄の画像は数年前の上野ファームにて。

学名はバーベナ・ボナリエンシス。
背丈が1メートルくらいなので、3尺バーベナの名前のほうがピンときますね。
長く伸びた細い茎の先が三つに分かれ、それぞれに小花がこんもり咲くアンバランスな様がなんとも愛らしい。
風が強い場所なので、一応支柱をつけてみたけれど、必要無いのかな。


バーベナはラテン語で神聖な枝の意。(あら、いっぱい触っちゃった)

3尺バーベナの花言葉:幸運に。
              夏の終わりのコンペイトウ(風のガーデンより)

月と月見草

2013-07-20 22:14:11 | 動植物

今夕7時過ぎに撮影。
裏の斜面に伸びてきた月見草、ちょうど月が出ていたので収めてみました。
夕方に開花し翌朝には萎んでしまうことから、こんな名が。
オオマツヨイグサと習い、大松良い草だと思ったのは子供の頃。
別名、大待宵草の所以も納得ですね。

竹久夢二の宵待草
待てど暮らせど来ぬ人を 
宵待草の心もとなき
想ふまいとは思えども 
我としもなきため涙
今宵は月も出ぬさうな


西条八十が追記した二番
暮れて河原に星一つ
宵待草の花のつゆ(花が散る)
更けては風も泣くさうな


花言葉:ほのかな恋

海の日によせて「歴史と音楽のひととき」

2013-07-20 07:36:07 | 鑑賞

海の日によせて「歴史と音楽のひととき」
♪チェンバロの奏でと共に
   いにしえの響き、心の歌とのひとときを♪
チェンバロ演奏:明楽みゆき
2013年7月16日(火)13:00開演
場所:室蘭八幡宮 拝殿
無料

プログラム「海に捧ぐ竪琴の響き」
◆いにしえの響き
アヴェマリア J.S.バッハ
パバァーヌ W.バード
懐かしき木陰にて(ラルゴ) G.F.ヘンデル
舞曲 J.ph.ラモー
百合の花咲く F.クープラン

◆こころの歌
椰子の実 作詞:島崎藤村 作曲:大中寅二 歌:立野了子
浜辺の歌 作詞:林 古渓 作曲:成田為三 歌: 〃
ロンドンデリーの歌 アイルランド民謡
スカボローフェアー スコットランド民謡

◆チェンバロ つれづれ
ハナミズキ マシコ タロウ
涙そうそう BEGIN
アヴェマリア G.カッチーニ
パッサカリア G.F.ヘンデル

アンコール
からたちの花

北前船主を先祖に持つ奏者が立ち上げた「現代版北前船プロジェクト」コンサートを北海道内の神社仏閣などで展開中。

30年ぶりに訪れた室蘭八幡宮は10才までこの近くに住んでいたので、物心つく前から訪れていた馴染み深い神社。
長い石段の中腹。よくこの手すりを滑って降りたっけ…


至る所にこの蕾、なんの?


手水舎。竜ですね、若い頃は目がいかなかった…


もっと石段を登った記憶だったけれど、意外に早く本殿に到着。


馴染み深い神社なのに拝殿に入ったのは初めてかも。

160人限定のコンサート。
北前船が活躍していた同時代のヨーロッパと比較しながらのお話しはとても慣れた様子で楽しめるものでした。
演奏はあっさりという印象、装いは袴姿。

障子窓を少し開けたままの心配は、歴史ある木造建築の共鳴が払拭、大好きなチェンバロの音色、そして神社独特の香り、簡易の椅子に背もたれはなかったけれど、心身共に癒された感。

このチェンバロの蓋に書かれているラテン語の意味は、
音楽は喜びの友、悲しみの薬。
音楽は労苦の慰め。

今年のラベンダー

2013-07-19 10:22:24 | 動植物

やっと根づいたラベンダーは今年3年目にして突然大株に成長し、隣のベルフラワーを押してます。
まずいなこれは。
もう少し楽しんでから植え替えしなければ。


出がけにちょっと撫でて香りをいただき、さぁ今日も頑張る!
帰った時にはまたちょっと撫でて、ほっと一息。

ありがたい。

花言葉:あなたを待っています。繊細、優美、疑惑、沈黙、期待。
    アポロンの奏でる竪琴の音色(風のガーデンより)

夕張鹿鳴館

2013-07-18 10:31:16 | 外食

夕張には北炭が全盛を極めた時代に「北炭鹿ノ谷倶楽部」として建築した大正ロマン漂う迎賓館があって、市の破産後は民間に譲渡され、現在はレストランとオーベルジュとして存続している。
昼時は混みやすいらしく、こちらの人数も多かったので予約をして頂き、到着すると個室が用意されていて、内容もなぜか既に決められていて、一人3千円のコースに!
オケの練習までには醒めるだろうとグラスワインを追加(へへ)

前菜。周囲は色々な種類のトマト。野菜ソムリエから説明があり、地元野菜使用。


トマトの冷製スープ。


メインはポークソテー、周囲は一口野菜。(お皿が温かい)


デザート、コーヒーと共に。


建物の中が見学出来るようになっていました。
昭和天皇が宿泊された部屋。






応接室。


蓄音機。





夕張メロンオーケストラ2013

2013-07-17 19:36:04 | 音楽活動

夕張メロンオーケストラコンサート2013
7月15日13:30開演
ホテルマウントレースイ
指揮:菊地俊一
【第一部】
B.ブリテン:歌劇「グロリアーナ」より5つの宮廷舞曲
A.ヴィヴァルディ:協奏曲第4番ヘ短調RV.297「冬」
【第2部】
L.V.ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68

全国募集で夕張に集まったアマチュア奏者が2日間練習して3日目に本番、解散するオーケストラのコンサートで今回は66名参加、7回目。
ブリテンは今年が生誕100年だそうで、この5曲はそれぞれのリズムが個性的で、集中力を欠くと転びそうなスリルは演奏している方が楽しいかも。
ヴィヴァルディは希望者で構成された夕張メロンオーケストラアンサンブル、ソリストの上手だったこと!(オケメンバーの一員で名前は?)
勿論、管は全員降り番。
「田園」は、震災のためにコンサートそのものを中止にした一昨年に予定していた曲。
一楽章のあの有名なメロディには「隣の娘は良い娘」という歌詞が付いていることを知り、みんなで爆笑。

難曲を正味2日間でなんとか仕上げ(細かいところに拘る本来の先生のレッスンからは遠ざかるけれど…)、いつものことながら練習よりも本番が良い状態で着地。

我がフルートパートの振り分け、吹きたい箇所、避けたい箇所は大体皆さん似たり寄ったりなので、今回はジャンケンで決めることに。
勝っちゃった、最初に(フフ)
驚いたのは妊娠8ヶ月のOさんが果敢にもブレスの厳しい2楽章を希望してくれたこと、きっとお腹の赤ちゃんも、うっとり聴いていたでしょう。

今年はホテルシューパロで宿泊と練習、コンサート当日にホテルマウントレースイに移動し、リハーサル・本番。午前中のリハは吹き抜けガラス張りの天上からカンカン照り。

帽子と手袋と扇子が必携。

本番前のウエルカム演奏はベートーヴェンの木管8重奏で。


今年も二日間の午後4時のティータイムではハーフカットメロンが出された。食べ頃と冷やし加減が計算されているらしい。


夕食のバイキングではメロン食べ放題。
隣のテーブルでは一人で3玉分食べた人がいた!(私ではない)


夕張は長いもの産地、牛乳と蜂蜜入りの長いもジュース。元気出そう。


初参加された酒蔵のお嬢さん(お嫁さんかも)が持参した一般には売りに出されない原酒だそうで、深い味わいなのに香りはフルーティ、20度。おかわり2回であっという間に無くなる。


懇親会でどなたかが持参した発泡ワイン。もの凄く美味しかった。


夕張メロンパン。マウントレースイにて購入、売り出しの10時に買いに行かないと直ぐ無くなってしまうので、練習が中断! 予約可。


限定予約のシナモンドーナツ。とっても柔らか。コンビニでも置いていたりする。


トップ画像はホテルシューパロのエレベーターの中に貼ってあったポスター。
どうせなら、もうちょっときちんと貼ってほしかったな~。

ベートーヴェン第6番「田園」

2013-07-13 07:29:05 | 音楽活動

憧れの「田園」を夕張メロンオーケストラでやるというので参加することに。
一ヶ月切ってパート譜が送られてきた。
フルートパートは募集定員一杯の4名になったので、1st・2ndをなるべく公平に楽しめるように割り振りを話し合いたい。
言いかえると全部練習しても、責任持って吹ける部分は四分の一だけなのだけど。
それでも楽しい、子供の頃から憧れの「田園」だもの。

5番の通称「運命」はベートーヴェンが名付けたわけではないのに対し、6番は自ら「田園交響曲」と名付けている。
さらに各楽章には表題もつけられていて、いかに田舎で安らいだか、心情が伝わってくる。
1楽章:田舎に着いたときの愉快な気分
2楽章:小川のほとり
3楽章:田舎の人の楽しい集い
4楽章:雷と嵐
5楽章:牧歌、嵐のあとの喜びと感謝

フルートはどんな曲でも1stヴァイオリンと同じようにお喋りなせいか、美味しい部分の多い2楽章でも、私はこんなところ↓のほうがたまらなく好きだ。

オーボエと1stヴァイオリンがメロディをなぞっているところへ間隔を空けて短い音が一つづつだけ。短い音に気持ちを乗せる=少ない言葉で多くを語るような。

ベートーヴェンにしては穏やかなシンフォニー、出来るだけ幸せな音色を出したい。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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