グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

東日本大震災被災地支援チャリティー・コンサート

2013-10-31 22:17:38 | 鑑賞

東日本大震災被災地支援チャリティー・コンサート
10月26日(土)13:30〜
日本キリスト教会室蘭教会
参加費 1000円
チェロ 土田英順
ピアノ 鳥居はゆき

入場者数110名(チケット売上は138枚)

鳥の歌    カタロニア民謡
アヴェマリア カッチーニ
  〃    シューベルト
  〃    グノー
無伴奏組曲  J.S.バッハ
 休憩
月光の曲   ベートーヴェン
悲愴ソナタ(2楽章) 〃
G線上のアリア バッハ
白鳥     サンサーンス
ノクターン  ショパン
オブリビオン ピアソラ
リベルタンゴ  〃
 アンコール
トトロ

土田氏による同チャリティー・コンサートは道内で170回を超え、東北では18回に及ぶ。
「じいたん子ども基金」を設立し、入場料の全額を現地へ直接支援する方法をとり、都度収支明細を明らかにしているので、この日もプログラムには今年の収支一覧が添付されていた。
使用したチェロは、大津波でボロボロになっていたものを譲り受け蘇らせたもの。

この活動への思いや、現地のお話などを演奏の合間に話してくださった。
一つだけ書き残します。現地でご本人から聞いた話だそうです。

逃げる間も無く、津波が来て家の中があっという間に海水でいっぱいになったとき、天井近くわずかに残っていた空気のおかげで、その女性は助かったけれど、同居の母親は死亡、津波が引いたあと、母親を車に乗せたが腐敗を恐れて、埋めることを決心し、山へ行って穴を掘った。
母親をその穴に収め、足元から土を被せていく。
最後に残った顔に「ごめんね」と何度も言いながら土を被せた。


ボストンバッグのチェロと酒

詩とファンタジー No.24

2013-10-29 08:24:45 | 

詩とファンタジー No.24 秋栞号
投稿詩とイラストレーション
責任編集:やなせたかし
特集:佐藤春夫の殉情
かまくら春秋社

90歳を過ぎても現役バリバリのやなせたかしさん、そろそろ秋号が出るころだと思っていた矢先の訃報、亡くなられるのはもっと先のことのような気がしていました。

余命何日? 私の、あなたの。

今号が最後の責任編集。
毎回、編集前詩を含めて3編ほどやなせさんの詩が掲載されいましたが、今回のはどれもご自身の死を予感されてのものでした。

チャーリー
   やなせたかし
チャーリーの
古い昔の
コマ落としのリズムで
ぼくの人生喜劇
シリーズ
ついに全巻の終り
これからはじまる
チャーリーみたいな
自作・自演の
おわかれコンサート
無料サービス
死ぬほど面白がらせて
みせるから


天命  詩と絵・やなせたかし



断章
   佐藤春夫
さまよひくれば秋ぐさの
一つのこりて咲きにけり、
おもかげ見えてなつかしく
手折ればくるし、花ちりぬ。


秋刀魚の歌 佐藤春夫 絵・佐々木悟郎

佐藤春夫と恩師谷崎潤一郎とその妻千代の関係を知ることで理解できる詩。


面白い投稿詩を一つ。
ウオノメノ
   下野栄子
このところワタシを悩ます ソノ
日頃ヒノメを見ない足裏の
小さな二、三の
取り去っても また 現れ
わずかな部分で
ワタシにアノ痛さを感じさせる・・・
・・・考えてみれば
偉大な そのメの奥のソレ

ワタシの中から生まれ
ワタシのメに触れることを促し
ヒトのメには
とても触れさせられないような格好を
くり返し とらせるのだ・・・
・・・考えてみれば
屈強な そのメの奥のソレ

さてさて メにもの見せようか
いやいや メにもの言わそうか

大地とつながる足裏の闇で
どうする?
ウオノメノメがギラリ 光る


男一匹 竪山和成 絵・信濃八太郎


栗ご飯
    山本洋子
今日は、栗ご飯
「これは、利平だよ」
兄が持ってきてくれた
クリを剥き始めると、思いはあの頃へ

こうやって、台所の机に座り
父が、横で茹でた栗を、剥いてくれた
「家では、栗がたくさん採れるのに
なんで、家は虫食いばかりなの」と
私は、父に文句を言っていた

父は、困ったように
「世話になった人に、もっていかなあかんし」
と、小さな声で言っていた
そんなことを言いながら、
父は、上手に虫食いの所を取って、剥いてくれていた
自分は、ちっとも食べないで

そんな昔を思い出しながら
戻れるものならもどりたい、と思った
机の前に座り、横に父がいて
今度は、私が父に剥いてあげる

もう一度、もどりたい
そう思って剥いていると
涙で、栗がかすんでしまった

奇跡の一本松

2013-10-25 14:13:04 | 音楽活動


奇跡の一本松
大津波をのりこえて
絵・文 なかだえり

久しぶりにお会いした友人が、長年、朗読活動をしていることを知りました。
そして、あの被災地へのボランティアが自分なりにできないかと考えていたさなか、この本に出会い、朗読募金を思いついたそう。
私「それは是非、やるべきだわ」
友人「フルートも入ってくれない?」
私「いいよ、もちろん」
二つ返事であっさり決まる。

すると間もなく、出演させていただける場所から日程のお知らせが突然入り、
急かされるように、朗読に合わせて音決め。

あっという間に出演日までトントン(すぎる)拍子に決まったコラボというかユニット。
何か、大いなるものに押されてる気がしないでもない。

今日は大雨にひどい風、先行きを試されている感じです。
室蘭市中島町シャンシャン通りカフェ「コロニー」。
本日18時から3組ほどの弾き歌いのあと、我々は20時半頃に出演。
多分若い子達に混ざってオバサン二人がトリを取るのでしょう。

今回はハロウィンにかこつけた(?)イベントだけど、我々の内容は全然関係ないので、せめてちょっとだけでも雰囲気をとカボチャのお化けを作って譜面台へ乗せてみた(フフ)


無伴奏でフルートだけは辛いので、昔やっていた音楽療法ボランティアで使った小道具の中から、波の音とバードコールとオカリナも入れることに。


お客さまは出入り自由で飲み物などのオーダーが必要。スペースは広くないので、すぐに満席になりそう。
こちらも気楽に出来たらなと思います。
あれよあれよというまに決まった初めてのコラボ、
初めての場所でリハ無し本番、どうなりますやら。

パンサプライズとブルーベリーロール

2013-10-24 09:34:02 | パンとお菓子作り
今日の天気は
お久しぶりです。
心持ちは何というか、ニュートラルというよりも真空に近い。
分岐点だと分かるのはいつも振り返った時だったけれど、今のそれは予感。。。

研究科のパン、久々のアップです。(アップしなかった分、そしてサマーセミナーはいずれ・・・多分)
驚きの弾みでアップしちゃった感(フフ)
その名もパンサプライズ。

一見ケーキに見えるでしょ。
帰宅して量ると1、27Kg!! 直径21cmで!!
ライ麦が4割強入ったハード系。
食べ方としては、
上部を蓋として切り離し、側面と底を残して内部を綺麗に取り出し(ここは秘技があるのです)、取り出したパンでサンドイッチを作り、中へ戻して蓋。
あるいはくりぬいた中へシチューを入れて蓋もOK。
人が集まる席では正にサプライズ、ちょっと盛り上がりますね。
研究科では中身をサンドイッチに、とても美味。
ウチでは残った器が悩ましくなるので、普通に切りましたけど。

ブルーベリーロール。(翌日は、やはり引っ込む)

生地にブルーベリーソースを混ぜてレーズンをアクセントに。
クリームをトッピングして焼成。

お楽しみメニューはロッシュ・テ・ヴェール。

卵白ベースに抹茶とカシューナッツ入り。

ヒマラヤトラノオ

2013-10-07 06:57:31 | 動植物

本当は「ポリゴナム アフィネ」、店先でメモ(フフ)
通称「ヒマラヤトラノオ」これなら覚えやすい。(虎がこんなシッポならパンダを凌ぐ人気だったかも)
ヒマラヤ原産の多年草でタデ科。

たまやんが居たら手を出すだろうな…と思うと欲しくなり、買っちゃった。

小さな花の集合体、でも花びらに見えるのは秋明菊と同じにガク片。
元々そこに生えていたかのように、のどかに揺らめき、
私だって触りたくなる。

花言葉:細かな気配り

秋明菊 その2

2013-10-05 10:09:40 | 動植物

前回の訂正。
花びらだと思っていたのはガクでした
どうりで花びら、いえいえガクが落ちてもアブが寄ってくるはず。
天気の良い夕方にぐったりしているのも、根が庭土に馴染んでいなかっただけで。

キンポウゲ科アネモネの仲間。
画像は今朝。

秋明菊

2013-10-03 09:55:50 | 動植物

菊とは名ばかりのシュウメイギク。
明から渡ってきて秋に咲くので、秋明…は納得だけど、何故に菊?
本当はキンポウゲ科。

水がたっぷり必要みたいで、晴れた日の夕方には決まってぐったりしてる。
花びらが落ちても残っている黄色い花心にアブが留まるので、蜜が残っているのだろうか。

淡い色合いにほっと。
花がだんだん少なくなるこの時期だから、なお。

花言葉:忍耐(こんなに柔らかな表情で?!)

水キムチ

2013-10-01 10:16:49 | 内食

某雑誌をめくっていて出会った「水キムチ」
世間ではもしかして流行ってる?
キムチのイメージとはかなりかけ離れていて、共通するのは乳酸菌…かな。
早速トライ。
掲載されていた分量です。

大根:200gいちょう切り
きゅうり:2本薄切り
塩:小さじ2
 ①:この3種を混ぜ軽く揉み20~30分おき、軽く絞って水を捨て、流水で洗って水分を拭く。

水;2カップ
上新粉:小さじ1
塩;小さじ2
 ②:この3種を混ぜながらひと煮立ちさせて冷ます。

りんご:半分薄切り
生姜:薄切り5~6枚
ニンニク:薄切り2枚
酢:大さじ3
 ③:②へ投入。

最後に①を混ぜ入れ、常温で半日(夏)~1日(春・秋)~2日(冬)で発酵。
発酵後は冷蔵庫へ。4,5日で食べきる。


りんごが面白いアクセントに。
生で食べられる野菜ならなんでもOKなので、パプリカとセロリとキャベツも加えてみました。
和洋どちらにも合い、保存も少しきくので忙しい日が続くときには有り難い。
ピクルスよりまろやか。なにより乳酸菌が嬉しいな。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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