北海道は、今が一番の観光シーズンなのだけど…
登別温泉のお風呂屋さん「さぎり湯」（料金４２０円、ぶんぶんクラブ会員なら３７０円）でひとっ風呂浴びてから、「滝本イン」にて、月替りランチいただきました。
「北海道産豚ロース肉のロースト バルサミコソース 南瓜ズッキーニマッシュルームのマリネ」
パン（クルミ入り・ゴマ）、サラダ、スープ付き。
肉の脂身が別添えで乗っていて、脂身苦手な人には嬉しい気配り。
これで千円は安いですね～。他に白貝を使ったパスタもあり。
店内は明るくて居心地が良く、長居したのに店の方も感じ良い。
食後は温泉街をブラブラ。以前は狭い歩道で外国人とぶつからないように気を使ったものだったが、すれ違う人はまばら。観光地の地震の爪痕は、観光客が引いてしまった事態そのものかも。余震はほぼほぼ収まったけれど、賑わいがもどるのはいつなんだろ。
大型台風に大型地震、美しい日本列島は傷だらけ。
我が家は縦揺れ横揺れ、物々の揺れる音に混ざって、落ちる音割れる音。震度５弱という初めての体験をした後は、揺れてないのに揺れてるような感覚の中、本当の余震が何度も来て、そのたびドキッと。
被害は唯一、食器棚からグラスを中心にたくさん飛び出たこと。
フローリングを傷つけずに、飛び散った破片を片付けるには…思い出したのは結婚するときに母が持たせてくれた箒。掃除機があるのだから使わないでしょと思いつつ受け取った箒、事実この約４０年一度も使わずに、それでも何度かの引っ越しで無くなることもなくついてきた箒。早速出してきて掃いてみると、とってもいい感じ。ちゃんと役に立ったよ～！ チリトリはないので、硬い紙の箱を切って代用。
自家製梅酒を入れたデカンタも割れたので、ベタベタになった床は、たくさんのウエスが大活躍。
蓋だけ無傷で↓ これも約４０年モノだから、とりあえず記念に残すことに。
真っ暗な中、懐中電灯１本の明かりで片付けが終わったのは２時間後、気がつけば汗だく、外は白々と。
朝８時前、職場から緊急呼び出し（本来なら休みなんだけど）、髪も洗わず（洗えず）眉と口紅だけ引いて家を出る。信号は当然消えている。車通りの激しい交差点でおまわりさんが真ん中に立ち誘導している姿を見てドキドキ、世の中が大変なことになっていることをはじめて実感…おまわりさんはエライと思った。
まる二日間電気のない生活ではラジオがとてもありがたかった。スマホのラジコも良いけれど、充電器をもっていないので省エネモードに切り替え、仕舞ってあったラジオ付きテープレコーダーを出してみたら生きていたので、一番の情報源と安らぎに。
そのラジオで、「明りとりにジャニーズのコンサートのペンライトが役に立っている」というリスナーの声に、それなら負けじと探し出したのがこれ↓ 今は無きグループ、最後のドームコンサートにてゲット（赤やピンクにもなる）こんなことで活躍するなんて。
７日の朝刊の１面が２面を使ってる！
数年前に吹雪で鉄塔が倒れて停電になった経験があったこともあり、カセットコンロと懐中電灯、食料については大丈夫。ただ停電が１週間続く可能性ありとの情報で、懐中電灯用の予備電池を買うためにスーパーの前で４０分並んだ。そして、寒い時期なら、断水が加わっていたなら、どうだっただろう。失った食器類は断捨離と割り切り、今回の経験を活かした地震対策をもう少し考えようと思う。正直、自然災害は我が身に降りかかるまでは、なんの根拠もなく自分は大丈夫と思っていたフシが…誰の身の上にも突然起こります。
トップ画像は昨日の夕景、命の縮まる思いをしたというのに、何事もなかったような美しい夕焼け、見方によっては不気味、全く自然にはかなわない。
沢山の方々が亡くなりました、辛いですね。
