グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

詩とファンタジー№22

2013-06-30 08:23:01 | 

詩とファンタジー№22 春歌号
投稿詩とイラストレーション
責任編集:やなせたかし
かまくら春秋社
特集:没後30年寺山修司抒情詩集編

春号のアップ、これも遅くなってしまった。。。
今号は心に響くものが無くて、感性がどうかしちゃったのかな。。。
それとも寺山修司の特集を最初に読んでしまったせいか。。。

五編掲載中、「さよならの城」は以前アップしているので「五月の詩」を。
イラストは全編、名コンビ(私の中では)の宇野亜喜良氏。

五月の詩

きらめく季節に
たれがあの帆を歌ったか
つかのまの僕に
過ぎてゆく時よ

夏休みよ さようなら
僕の少年よ さようなら
ひとりの空ではひとつの季節だけが必要だったのだ 重たい本 すこし
雲雀の血のにじんだそれらの歳月たち

萌ゆる雑木は僕のなかにむせんだ
僕は知る 風のひかりのなかで
僕はもう花ばなを歌わないだろう
僕はもう小鳥やランプを歌わないだろう
春の水を祖国とよんで 旅立った友らのことを
そうして僕が知らない僕の新しい血について
僕は林で考えるだろう
木苺よ 寮よ 傷をもたない 僕の青春よ
さようなら

きらめく季節に
たれがあの帆を歌ったか
つかのまの僕に
過ぎてゆく時よ

二十才 僕は五月に誕生した
僕は木の葉をふみ若い樹木たちをよんでみる
いまこそ時 僕は僕の季節の入口で
はにかみながら鳥たちへ
手をあげてみる
二十才 僕は五月に誕生した

さよならの城

特別レッスン

2013-06-27 07:32:44 | パンとお菓子作り

希望者のみの特別レッスンでした。
「アーモンドデニッシュ」

トッピングにはアーモンドクリームやカソナードという赤い砂糖も使用。
スティックタイプが嬉しい。

「ブルーベリートースト」

生地にブルーベリーが溶け込んで、薄紫色に。
目先は変わるけれど、ブルーベリーの味は特にしない。

「おさつクッペ」

フィリングにさつまいもペースト、生地にはアマニの種や胡麻そしてサルタナレーズンが入った健康パン、美味しい。

「ピーロック」

三枚重ねにした生地をカットして成型。きちんと成型しないほうが美味しそうに焼き上がる…面白い。
オレンジピールの香りが豊か、これからの季節にぴったり。

アナナス

2013-06-26 09:06:01 | 動植物

旅行記にかまけている間に家の中の花々も狂い咲きと言っても良いほど、いつにない咲き方をし、散っていきました。
カメラ嫌い?それとも向けて欲しくて?

今朝のアナナス、何年かぶりに出てきた花、しかも一度に二つは初めて!
これは花というより、蕾の集合体。

パイナップル科、固い葉の縁はトゲトゲ。

道の駅あぷたのウニ丼

2013-06-25 08:32:14 | 外食

一昨日の日曜日、日曜日としては今年に入って一番の良い天気、そして久しぶりにフリーな日曜日…となれば、道の駅あぷたのウニ丼でしょ!
思い浮かんだら、まっしぐら!
12時の20分前に到着すると、駐車場は結構な混みよう。
ドライブ日和だし、洞爺湖やニセコなどに行く途中の場所だから寄りやすいこともありで。
駐車場側から眺める虻田漁港。


食堂は窓際のテーブルが一つだけ空いていた、ラッキー!
こんな感じ↓で出されます。ホタテ稚貝の御味噌汁もgood!

新鮮なウニ、どんぶりにして頬ばる!
ちらっと過ぎったコレステロール…後で考えよう。

サラサドウダンツツジとハクロニシキ

2013-06-24 07:28:52 | 動植物

去年は、何故か一つも咲かなかったサラサドウダンツツジ、今年はまたいつものようにたわわに付いたものの、もう直ぐお終い、これは大部分落ちてしまった残りで元気もイマイチ。
それでも、蟻や蜂、蜘蛛はまだ寄ってきて、花のお家を出たり入ったり。

落下した先はシャクヤクの葉の上でした。




ハクロニシキも撮るにはちょっと遅すぎ。新芽の初々しいピンク色は抜けてしまって。。。


葉っぱの斑が涼やか。

パンムニエとウィンナーチョコロール

2013-06-23 08:03:00 | パンとお菓子作り

先月の研究科でした。
上2本先端を曲げたのが「パンムニエ」
グラハム粉が入った香ばしいパン。油脂が入っていないのでオリーブオイルが良く合う。


もう一つは形成2種で「ウィンナーチョコロール」
こちらはバター、卵黄、牛乳が入ったリッチな生地に胡桃とチョコチップを混ぜ込む。
家に必要な材料が全部あったので、直ぐにトライ。注意点はチョコチップが融け出さないことかな。
一次発酵終了。


仕上げ発酵終了。


焼き上がり!


お楽しみメニューは「栗袱紗」



雨の中で

2013-06-22 17:35:29 | 動植物

旅行記にかまけている間に、庭はいつにない咲き方で賑わい(こんな時に限って)、沢山散って行きました。
昨日は雨、雨が止む頃にはまた駄目になりそうな花々を慌てて写真に収めました。
みんな、雨粒だらけ。

ベルフラワー。今年は石垣の隙間からも顔を出すほどグンと増えて…どうした加減なのか、自然の力ですね~。


あやめ。手傘? 雨がお似合い、増えすぎて困ってます。。。
   

おだまき。帽子? 種が飛んで至る所おだまきだらけ。抜くに抜けず困ってます。。。
   

おだまきの葉。これだけで素敵。

帰路

2013-06-20 07:42:55 | 中欧

現地時間18時半、飛行機に乗り込むのを待っていたかのように降り始めた雨。


トップ画像はプラハを発って約5時間後。オレンジ色は朝焼け?夕焼け?

帰りも大韓航空なので2回の食事は同じ内容、3回目の軽食は「お茶漬け」を選択。
どんなのが出てくるかと思いきや、お粥!に海苔茶漬けの素。


10時間弱で仁川(インチョン)空港に到着。なにやら行列。


千歳行き出発までの待ち時間が7時間半!うろうろするのも直ぐに限界、お茶屋やさんで一休み。

生姜とミカンのお茶(手前)、南瓜とトウモロコシのお茶。
選んだ4種類のお饅頭は親切にも切って出されました。
お茶も御菓子もほっとする美味しさ、日本が近い。

大韓航空機。


4月20日に出発した中欧の旅は今日が奇しくも丁度2ヶ月目。
撮った写真千枚以上を振り返りながら、克明に覚えている場所もあれば、紐をたぐり寄せるように思い出したりと、ここに纏めるという作業が9日間の旅を2ヶ月かけて、もう一度旅したような。
言いかえると書き終えないことには旅も終わらない気がして…それがようやく終わります。
初めての欧州は全方向に心が揺さぶられ、今だその感覚が抜けない…

蛇足。
初日、プラハ空港を出た直後、災難にあったスーツケースについて、添乗員さんが言うには「丁度入っていた旅行保険を利用して下さい、そうしない場合はチェコ語でバス会社と直接交渉になるので時間がかかるし、旅行会社を通すと二度手間になるので」とのこと。
帰国直後は超忙しくなるし、何の落ち度もないこちらがそんなことに煩わされるのが腑に落ちなかったものの、不愉快なことはさっさと済ますことに。
修理会社へ現品を送ると修理不可能と判断され、補償額は使用頻度に関係なく、購入年月日まで遡り半年毎に購入額の5%引きで支払われる。

プラハに戻った最終日、バス会社からのお詫びというシャンパンと大型板チョコが添乗員さんから渡される。
  

中欧最終食

2013-06-19 07:08:03 | 中欧




中欧で最後の食事は、グヤーシュという牛肉煮込み、スープはコンソメ、デザートはケーキ。
そして最後のチェコビールも。

ここはホテルの地下レストラン。


このホテルはなんと、元スメタナの音楽学校でした!




旧市街広場に面した、この角の建物です。


食後の自由時間はボヘミアンガラスの店に立ち寄り、お手洗いに行くと(お店のトイレは殆どが無料で綺麗)、何処でもそうだったように並びます。と後から来たご婦人が「アリガト、ジャポン?」とおっしゃる。アリガトは知ってる言葉をただ使ってみたかったのでしょう。うなずくと、ニッコリ。こちらも嬉しくなる。全行程中、アジア系外国人に間違われることが一度もなかったのが不思議、言葉は発しなくても日本人だということが分かるんですね。そして皆さん、好意的でした。

空港行きバスの乗り場まで歩く途中。

民族楽器ですね。

かたや、


プラハで最終2日間、お世話になったガイドの葛飾出身F.Tさん↓
チェコ語の勉強で1年だけ居るつもりが何年も滞在しているそう。
理由は想像した通りでした(フフ)

プラハ空港で免税手続きの窓口に連れて行ってもらうと、1グループが手続き中。そのうちの二人が何処かへ行った。
グループの後ろについて番を待ちながらお喋りしていると、いつのまにか我々の後ろに並んでいた白人女性が、険しい口調でなにやら言ってきた。
それに対してFさんは毅然と応えて、最後に「私の英語が通じているか」(ここだけ分かった)と言うと、うなずき黙った。
話しの内容はこうだ。
白人女性「あなた達が間を開けて並ぶから横入りされたじゃなの。お陰で私の番がおそくなったわ」
Fさん「横入りではなく、前のグループの仲間で元々並んでいた人が戻って来ただけ。第一、文句を言うなら、その人達に言うべきでしょう」

私は両方に感心。
波風を嫌う日本人はそんなことで一々文句を言わないし、言われたら、自分が悪くなくても間違ってなくても「ハイハイ」と言ってその場をやり過ごす。
それが大人の対応だと評価される、日本。
Fさんの言動に胸がスカッと。若い女子が治安のイマイチな異国で一人、でも貴女なら立派にやっていける!

プラハ旧市街広場へ

2013-06-18 21:00:17 | 中欧

カレル橋を背にすると見える光景↓道が曲がりくねっているのは敵国が攻めてきたときのため。

この道を歩いて旧市街広場へ向かいます。
途中の風景。


左の塔は15世紀建造の仕掛け時計。毎正時、死に神が鐘を鳴らし十二使徒が出現。 
  
ずっと向こうにティーン聖母教会の尖塔二つ。


ここで、トップ画像の新婚さんに出会う。
カメラマンのきわどく露出した部分と、花嫁さんの不機嫌さを狙った。悪趣味?

旧市街広場に到着。

17世紀ビーラー・ホラの戦いで敗れた貴族がこの広場で処刑され、首が晒されたそう。


後ろに見えるのはヤン・フスの銅像。
ヤン・フス(1369~1415.7.6)ボヘミア出身、宗教改革者、カレル大学学長、チェコ最大の英雄。
教会の腐敗をチェコ語で訴え、民衆の支持を得るが火炙りの刑に。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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