グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

失敗の産物

2013-08-30 10:28:08 | パンとお菓子作り

今年のパン作りの目標「フランスパンを上手に焼く」
試行錯誤を繰り返すも、イメージするものが出来ない。
手の小ささが成型時に悪影響を及ぼしているのではないかと思い至り…
いやいや、それは逃げでしょ、身体のハンデが原因なんて思いたくない。

出来損ないのフランスパンと余った生地は、ひたすらラスクに。
ガーリックバターを塗って、ゲランドの塩とバジルをふって乾燥焼。
これがまた、美味しいんだな(フフ)
夏痩せなんて、寄せ付けないぜ。

今年も残すところ三分の一、挑戦は続く。

ミルク・メイド

2013-08-29 08:57:57 | 鑑賞
昨夕の冷たい風には木枯らしを連想、素足でぺたぺた歩く気持ちよさも昨日でお終い。

今日の一枚はフェルメール(1632~1675)の「ミルク・メイド」
絵葉書です(フフ)

日々の単調な仕事の中に尊さがあることを感じさせてくれる。

大きな器に注意深くミルクを注いでいるのは、固くなったパンを利用してパンプディングを作るため、既に食材が入った器に最後のミルクを入れているのではないかという解説がある。

当時、メイドは性的対象として描かれたことが多いと知り愕然。
でもどうでしょう、この絵、

窓から降り注ぐ光を浴びながら、自分の仕事を誠実にこなしている姿は、大上段に屁理屈をこね回すだけの人間とは雲泥の違い。

だれが何と言おうと、美しくて貴い。

モコモコ

2013-08-25 19:34:06 | パンとお菓子作り

久しぶりにオリーブのパンが食べたくなった。
オリーブの缶詰が一つ残っていたので早速取り掛かる。

黒豆ではありませんよ~、スペイン産種抜きブラックオリーブですよ~。

これを粗く刻んで使います。

出来上がりの見た目がモコモコしてるので、名前はモコモコ。
油分も入らないリーンな生地だけど、モルトとオリーブの深い味わいで何もつける必要がない。

心理の先生によると、
「ザラザラしている物を扱っているとそんな心持ちに、柔らかい物に触っていると柔らかな気持ちになる」そうな。

パン作りが長続きしているのはその辺に理由の一つがあるのかも。

おしろい花

2013-08-24 18:22:09 | 動植物
突然の雨に竜巻注意報、窓を開けたり締めたり。

ニューフェイスのおしろい花。
友人の一人に結婚当初からお姑さんと同居しているエラ~イ人がいます。
私は真似できません、息もオ○ラも詰まってしまいます。
そのお姑さんにお願いして、大事に育てていらっしゃる花を図々しくも分けて頂いたのがおしろい花2色、去年の夏のことです。
無事根づき、これこの通り。
もう一色。


名前の由来を調べてみました。
種子に粉状の胚乳がついているからだそうで、花びらに見えるのはがく、がくに見えるのが総苞だそう。

おしろい花の花言葉:あなたを想う、臆病、内気、不思議な気持ち。

家庭菜園

2013-08-23 09:25:44 | 動植物
晴れた日でも夕暮れが早くなってきましたね。

ウチの狭い狭~~い畑の生りもの、今年は…

内気に開いた茄子の花、でもトゲが凄いんですよ。

第一収穫は麻婆茄子にして口の中。

シシトウ。

今年は辛いのが大当たり、花はこんなに可愛いのに。

初めて植えてみた枝豆、食べ頃はまだ。自家製枝豆でがささやかな夢(フフ)


毎年お馴染みのピーマン。柔らかい。


種がこぼれて至る所に赤紫蘇。

全部摘んでジュースにしちゃう。

トップ画像はアイコ、あま~い! 畑のスペースが無いので大きな鉢を利用して。

ついでに、赤紫蘇を撮っていたら、アマリリスに蜂。

詩とファンタジー№23

2013-08-22 17:10:14 | 
朝夕の風が冷たくなって、タンクトップ一枚で過ごした日々もそろそろお終い、外では虫たちの盛んな鳴き声。

詩とファンタジー№23 夏漣号
投稿詩とイラストレーション
責任編集:やなせたかし
かまくら春秋社
特集:潮騒が聴こえる 堀口大學の海の詩

堀口大學(1892~1981)とはペンネームかと思いきや、父親が大學時代に結婚し生まれた長男に付けた本名。
光景が、ぱ~っと思い浮かぶ詩ばかりでした。
「パステル」

えめらるどの上にこばると
海の上に青空

沖に白き舟の帆
渚に銀の波くずれ

渚にわれ等あゆむ
君が髪に金の夕日もえ

波をけてわれ等喜戯(きぎ)す
君が象牙の素足

えめらるどの上にこばると
海の上に青空


亡くなる前年八十八歳の作品。
「反比例人生」

お酒が僕の離乳食
ポエジーが教育勅語
病気が僕の長命丸



今号は沢山心に響く作品があって、迷いに迷って2編をアップ。
「スイカのたね」
     杉山磨哉
ぼくの足には一粒の
スイカのたねがついている
あぐらをかくとよく見える
左の足のふくらはぎ

五歳くらいの遠い夏
母の実家へ行った時
冷えたスイカを食べました
そしたら伯母が言いました

「スイカのたねがついてるよ。
 あら、ほくろなの。まちがえた」
他の大人も大笑い
子供心に傷ついた

小中高と学校で
ぼくは年中長ズボン
スイカのたねをかくすため
笑われるのは恥ずかしい

大人になって気が付いた
他人は余り見ていない
気にしすぎてた バカみたい
悪いことなど何もない

他人と自分 違うもの
当たり前でしょ それでいい
世界でたった一粒の
ぼくのスイカのたねだもの

リズム感もいいでしょ~。


「しょっぱい心はしょっぱい海に」
       木崎よしお
心を取り出し洗うなら
海がいいかと思うのです
波おだやかな日を選び
浅瀬に心を放ちましょう

しょっぱい心はしょっぱい海に
帰って行くのがいいのです
まちの水では洗えない
かなしいこともあるのです

心を休ませたいのなら
海がいいかと思うのです
海という字を見てごらん
そこには母がいるでしょう

しょっぱい心はしょっぱい海に
抱(いだ)かれるのがいいのです
まちの水ではうるおせない
そんな渇きもあるのです

心を取り出して洗うなら
海がいいかと思うのです
さざ波ならば撫でるよう
痛むことなどないでしょう

しょっぱい心はしょっぱい海に
涙を注いでいいのです
まちの水ではよそよそしい
涙の味がしないのです

やさしいですね。

「鬼とオレンジ」 山口理々子 絵・黒井健


「レディ・バード」 磯純子 絵・宮林忠生

畑のアマリリス

2013-08-21 20:27:57 | 動植物
陽が落ちた後は冷たい風。

春に畑に降ろして、のびのびさせていたアマリリス。
家の中でヒョロヒョロだった葉は力強い葉に生え替わり、咲いた花は先日の豪雨にもめげず咲き続けている。
やっぱり、強くなるためには雨風が必要なんだと、つくづく思う。

撮っていると、ふわっと良い香り。

種がこぼれて生えてきた赤紫蘇に囲まれて(フフ)

クリンソウの実

2013-08-20 10:31:59 | 動植物

何年か前から自然に生えてくるようになったクリンソウ。
雑草と思い、抜いていたら、「名前はクリンソウ、秋には赤い実がなるよ」と友人に教えられた。
春に白い小花が九輪のように咲くことを何度か繰り返して、遂に今年、赤い実がなった。
もう秋ですか?

ストケシア

2013-08-19 09:53:50 | 動植物
昨日の雨は凄かったですね。よく言われるバケツをひっくり返したような雨で、JRも高速もストップ。
が、一夜明けるとなんたる晴天!この時とばかりに大物の洗濯。
自然に沿って生かされている私たち。

さて、昨日に引き続き同じキク科の花をアップ。
これは昨年の夏、帯広の紫竹ガーデンにて、見ていると暑さを和らげてくれるような色と形に惹かれて購入。
根づいてくれて、ほっと。

来年はもっと増えてくれるかな。

キク科ストケシア属(珍しい一属一種)
和名:ルリギク
花言葉:清楚な娘、追想、逞しさ。

エキナセア

2013-08-18 09:13:33 | 動植物
今朝は小鳥に起こされる
風は無いけれど凄い雨、開けっ放しにしていた窓に留まって、小鳥が雨宿りしていたらしい。
ブラインドを上げると、慌てて飛び去った…悪いことをした。

去年までのガーデン巡りで、何度もお目にかかったエキナセア。
思い出と共に、ピンクとホワイトをウチの庭にも植えてみたのは昨夏。

雨にも負けず、よれよれになっても咲き続け、派手さのない狭い庭に馴染んでいます。
植えて正解でした。


花言葉
ピンク:昔、アキバの侍女でございました、覚えておいでですか?ご主人様。
ホワイト:臆病な看護師達。
(いずれも「風のガーデン」貞三先生の花言葉より)

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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