沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

押し花絵「旅立ち」

2006年01月13日 | 沙羅の押し花作品
歳を重ねるにつれて、見えてくるものがあります。

あじさいの花の一生は、実に多彩で華やか。
押す時期によっては、いろいろな顔を見せて楽しませてくれます。
夏の頃のあじさいは、みずみずしく、生気に満ちた女盛りのようです。
でも秋になると、落ち着いたセピアカラーに変化してどこか寂しげです。
その赤みがかった独特の紫色が好きで、何枚か押花絵を作りました。
これはそのうちの一つです。                         
色は褪せても・・・・歩んできた尊い時間は永遠。    
その美しさに気づいたのは、私自身が年齢を重ねたからでしょうか。                                

                                            
青いさわぎきょう、赤いミニバラ、ブルーレースを花車に盛り込んで・・・。          
花車は紅葉と熟した水仙の葉で作りました。その周りをぐるりと取り巻いているのが、     
「あじさい」です。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あじさいの語らい (ゆきひめ)
2006-01-13 17:20:31
あじさいは長期間咲き続ける花なので、その時々の美しさがあります。

枯れていく寸前の色は、ちょっと紫がかって「ありがとう」って

抱きしめたくなりますよね。

その思いを押し花にしてくれた沙羅さん、

人生の深みを感じます。

おちついた色あわせ、そして青春の輝かしい花を乗せた車の渋み、

すべての花が引き立ってます。

いろいろな作品をみせていただきありがとうございます。

又一つ勉強になりました。
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こちらこそ (沙羅)
2006-01-13 22:38:55
ゆきひめさんの作品には、様々な工夫や新しい発見があり、こちらこそお勉強させてもらっています。



枯れいく「あじさい」に心を惹かれる人が他にもいて嬉しいな。ね、渋くていいですよね。   

私たち熟女の魅力そのものです

うひょー

返信する
なんて美しい花車 (kakko)
2006-01-14 19:34:23
「旅立ち」いいですねえ。

旅立つ人に「夢を持って。さあ、わたしが後押ししますよ。」って言ってるみたいですね。

沙羅さんの優しさが伝わりますよ。

あじさいの優しい色がとってもステキです。

あ-、良い作品を見せて頂いたら私も幸せな気分になりました。

返信する
誓い・・・ (帆織)
2006-01-14 19:50:31
沙羅さんは

ひとつひとつ言葉を大切につかっていらっしゃる。細やかな心配りをもって・・・ 

母鳥がたまごを温めるように胸で温めて・・・

押し花に対する、そして ひとつひとつの花に対する愛情も同様に感じられます。

花たちも 言葉も 熟して本当に美しい。

水仙の葉の変色したものを「熟した」と表現するところに 優しい心が表れております。

これからは 花や押し花を「色褪せた」、「古くなった」などとは表現いたしません。

芳醇さを増してビンテージになったと表現いたします。

沙羅(チャングム)さんに誓って

より
返信する
どんな花にも・・・ (沙羅)
2006-01-16 12:24:12
「あじさい」ばかりでなく、どんな花にも愛情を注いで押してあげたいですね。



kakkoさんへ、あじさいの色ってkakkoさんの言う通り、優しいですよね。

あの微妙な色合いに心が惹かれます。私もkakkoさんの作品に幸せを感じています。

また、ステキな作品を見せて下さいね。







帆織さんへ、「帆織の誓い」、しかと受け止めました。           色の表現は多々あるかと思いますが、なかでも美くしさを表す言葉って、簡単なようで実は難しいと思うんですよ。        

これからも、帆織さんの「言葉のマジック」、楽しみにしていますよ 
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