沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

紅鮭の飯寿司(3)

2013年11月23日 | 紅鮭の飯寿司

「紅鮭の飯寿司」を漬け込んで9日が経ちましたが、

暖かい日が続き、初めての私は気が気ではありません。

飯寿司は発酵食品ですから、ある程度の温度は必要かと思ったりもしますが・・・。

とにかく、成功しても失敗しても来年のために記録しておかないとね


「紅鮭の飯寿司」の記録

   11月14日   

漬け込む   3日間重しはしない (外の物置に置く)  

   11月17日  

重石をする 3.5kg

   11月20日  

水があがってきた

   11月22日    

 重石を足す プラス 3.5kg 計7kg

   11月23日      

かなり水があがってきた

   11月25日      

押し蓋の上まで水があがる

  漬け込んでから10日あまり経ったが、

気温は 最低2~6℃、最高7~12℃ぐらいが続いている

  11月27日    

 朝の気温が1℃と急に冷え込み、平年並みに。

                        うっすらと雪が積もり、 最高気温は6℃の予報。

    12月7日  

重石のことを叔母さんに訊いてみたら、「水があがったのであれば、

                         現状の7キロで大丈夫」ということだった。

                        ちなみに 叔母さんは何キロの重石を使っているのだろうと、電話で訊いてみた                                                                                         がこれがどうもはっきりしない。

                     「3回に分けてだんだん重くしてね、今は3個なのよ」と いう返事^^;

                        これはもう 実際に見てみないといけないなぁ。

             料理本やネットで調べてみると、材料の3倍から5倍と記載しているものが多い。                                

            飯寿司は漬け物というよりは発酵食品なので、重石の効果ってどうなんだろう。

                        すべては経験豊富な叔母さんの言う通りにしよう、と思った。

                         が、思い切って押し花に使っている13キロの重しに変えてみた!

                        どうかなぁ・・・。サラ流の飯寿司もいいじゃないか 

    12月14日  

最低気温−5℃ 最高気温−3℃  ここのところ、ようやく冬らしい気温になった。

                         漬け込んでから今日で一ヶ月。 重石を増やしたので水位が上がっている。

                         紅鮭から出るのだろう、透明な水の表面に少し脂が浮いている。

          花ニンジンがひとひら浮いていたので食べてみた。

                         ほんの少し塩辛くて美味しい。でも、あまり魚の味がしない。

                         良く言えば、生臭く無いということかなぁ。

                         とにかく、きれいな水があがっているのでほっとした。


   12月18日      

重石を3.5キロ足す。

                        もう少しで40日。食べるのが楽しみ。



   12月25日      

本日逆さ押し。そして味見をした。

                       杉樽の香りが野菜に移り、なんとも高級なお味。

                       鮭も生臭くなく、ほのかな酢の味が口にひろがりました。

                       自分で言うのもおこがましいけれど、おいしくできました。

                       私にしては上出来だと思います。

                        やった~


    12月27日    

叔母さんの飯寿司と私の飯寿司を交換して食べてみた。

ほぼ同じ味だが、私の方が米の甘さが強い。

原因を考えてみた。

もしかして麹の違いかも。

それにしても、飯寿司を丼一杯思いっきり食べられる幸せ・・・。

自家製ならではの贅沢。

叔母さんではないけれど、作る気力のあるうちは毎年続けたいですね。

 



 

 




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紅鮭の飯寿司(2)

2013年11月19日 | 紅鮭の飯寿司

前回に引き続き「紅鮭の飯寿司」づくりです。

今回は叔母さんの教訓を記載してみます。


{準備として}

 塩鮭は一本のまま2日ほど水に浸けて塩出しをする。

その間2~3度水を取り替えるべし。

(購入した鮭の塩加減を考慮し加減をすること)

 塩出しした鮭は2日間天日に干すべし。

 大根は前日に短冊切りにし、塩をまぶしてザルにあげておくべし。(かなり塩辛く)

 麹は予め水を加えて湿らせておくべし

 米はやや硬めに炊き、酢と酒を混ぜておくべし

 漬け樽は熱湯を入れておき、よく洗って干しておくべし。
 
ナイロンの手袋をはめて作業を行うべし  

 材料を漬け込む順番は下記のとおりに行うべし。 

 

( 最後は笹の葉の表を飯寿司側にし、全体を被う ) 

      

   ・

       ・

      魚 

      麹

      ご飯

         (繰り返し)

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      ゆず・鷹の爪   

      しょうが

       人 参

      大 根

     みりん

         (ペタペタと手で魚に染み込ませる)

       酢  

           (ペタペタと手で魚に染み込ませる)   

       魚 

       麹

      ご飯

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  スタート  笹の葉  (樽の底に敷く)

 


今回の材料  (3層分)

 紅 鮭(ロシア産・中塩)                 1.2kg

                    ご  飯            5、5(酢、酒を各100cc混ぜる)

大  根                           大 1本

     人  参(せん切り・花型)      1 と1/2本

           麹                              1袋(200g)

ゆず                             2個

しょうが                       大 2片

鷹の爪                         適宜

     酢                      少々

  みりん                           少々

笹の葉                    1桶分


           漬けた日     11月14日

           食べる日      40日後

 

   漬けて3日後から重しをし、3度石を足す。

  食べる3日前に逆さ押しをし、水分を出す。


 

初めての飯寿司づくりは現在進行中ですので、成功するか否かは

想像がつきません^^;

とりわけ飯寿司はポツリヌス菌の心配がありますので、

作る場合は経験豊かな方と一緒に作業して下さいね

 


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紅鮭の飯寿司(1)

2013年11月19日 | 紅鮭の飯寿司

今年は初めて飯寿司(いづし)」づくりに挑戦しました。

近所に住む夫の叔母が先生です。

叔母は、すぐ上のお姉さんから作り方を教わってからというもの、

35年間も この「紅鮭の飯寿司」をつくっているそうです。

それも毎年欠かさずにですって!

年季が入っているんですね。 

 昨年の暮れ、その飯寿司をいただいて食べてみたらびっくり!

 市販品とはひと味違う手づくりの旨味というか、とてもおいしくて。

「ぜひ、弟子にして下さい!」とお願いしまして、今回の飯寿司づくりとなりました。

 

 

飯寿司には、殺菌効果のある杉材の専用樽が必要だということで、

叔母さんにつき合ってもらい、まずは飯寿司樽を買いに。

けっこうなお値段でちょっと迷いましたが、良いものは何年も使えますし、

おいしい飯寿司のためならばと、購入を決断(大げさだね)

そのかわり、来月ののお小遣いは無しっと。はははっ 

 

当日は、打ち合わせどおりの材料を揃え、叔母さんの家で 一緒につくりました。

こういう郷土料理は実際に見て覚えないと。

それに発酵食品はうまくいかなかった場合、怖いですし。

 

 叔母さんと私の飯寿司づくり。

写真を別々にまとめてみました。


紅鮭の飯寿司づくり(叔母編)

 

 

 

紅鮭の飯寿司づくり(私編)

 

写真はすべてが撮ってくれました。

実はね、今回は彼氏が一番忙しかったんですよ。

笹っ葉を200枚も採ってきたり、叔父さんと一緒に鮭をスライスしたり、

カメラを構えたりで。

ほんとにお疲れさまでした~ 感謝、感謝  


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ネギのヤンニョム

2013年11月13日 | クッキング(野菜類)

先日初雪が降ったと思ったら、今日は辺り一面雪景色。

北海道は一夜で冬になりました。

と言いたいのですが、これがまた解けるんだなぁ。

そしてまた降って、また解けて・・・。

それを繰り返しているうちに、本格的な冬になるんですねぇ。

 

冬といえば、ネギがおいしい季節です。

数日前にきょうの料理で放送していた

韓国の調味料「ネギのヤンニョム」を作ってみました。

 

 

ビリ辛のこのヤンニョム、とっても重宝しています。

水炊きや冷や奴の薬味をはじめ、お刺身のお醤油がわりにもいいですし、

白菜や大根の薄切りにもみ込んで、サラダにしてもバッチリ

パンチの効いた味が身体を温めてくれます。 


そのヤンニョムをベースにしたドレッシングを使い

白菜のサラダをつくりました。

(好みですが、一日冷蔵庫で寝かせるとさらにおいしいです)

 


ネギのヤンニョム

ネギ一本  粗みじんに切る

トウガラシ 少々 (赤・青) 

ニラ         1/3  ワ

韓国の粉トウガラシ (細) 大2

           ==             (中)   小2

すりゴマ(白)   大2

しょうゆ C 3/4  (150cc)

にんにく 小2

*今回は青トウガラシの代わりにハラペーニョソースを使いました。

韓国の粉トウガラシは(細)だけを使用しました。

追記、日本のトウガラシは使わないで下さいね~♪

辛くて大変なことになりますので 

 

 

ヤンニョムのドレッシング

ネギのヤンニョム     大 1/2

酢         大 1

しょうゆ    小2

ゴマ油    小 1  1/2

さとう        少々


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秋深し・・・

2013年11月08日 | 日々、つれづれ

昨夜、道南は暴風雨に見舞われ、まんじりともしない夜を過ごしました。

写真は 散歩コースの「寿公園」の紅葉ですが、

 昨日の午前中に撮ったものです。

 思えばナイスタイミング。

あの強風ですもの、今頃は丸裸になっているかもしれません。

 

毎年同じ時期に同じ景色を撮っていると、

「あぁ、またこの美しい風景を観ることができた。今年もここまでは、

なんとか無事に過ぎたなぁ・・・」

と、何に対してというのではなく、感謝したくなります。

年をとった証拠ですね 

 


「寿公園の紅葉 2013年」


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ハーブの "ボリジ" で・・・

2013年11月04日 | 沙羅の押し花作品

 

東北楽天、優勝おめでとう!

選手たちも頑張りましたが、東北のみなさんの応援も届いたのでしょうね。

復興に弾みがつくといいなぁ。


 

  話はまったく変わりますが、数年ぶりに押し花作品をつくってみました ^^;

今年は畑でハーブの  "ボリジ" を育てたところ、

いっぱい咲いてくれたんですよ。




それを押し花にしようと刈り取ってみたら・・・。

こんな感じの花束になったんです。

その自然な姿を再現してみました。

キャロライナジャスミンとクズのツルも少し入っています。


青一色の花束はクール過ぎるような気がしたので、

暖色系のラフィアをアクセントにしてみました。

 

 

 

 

 こちらは小物作品の「フレームコースター」。

体験会用のサンプルとしてつくったものです。

帯電防止フィルムでカバーしてからはめ込みました。

お花の色が長持ちしますように・・・。

 


 そして「ラブリーフレーム」。

刺繍枠が可愛いでしょう。

この教材、好きなんです

何度作り替えたことでしょう。

 

久しぶりに押し花の額をつくって感じたのは、記憶の頼りなさです(トホホ)

何十枚も仕上げてきた筈なのに、密閉の手順を忘れて参考書のお世話になりました。

それでもね、仕上がりはさておき、久しぶりに完成の喜びを味わいましたよ。

"ものづくり"  って、この喜びがあるからやめられないのかも知れませんね

 


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