沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

パッチワークに想いを託して

2006年02月27日 | 沙羅の押し花作品
押し花にも様々な表現方法があり、それに伴って流行もあるようです。
ある時期、花びらを切ったり貼ったりする技法が脚光を浴びました。
この技法は賛否両論、または好き嫌いに分かれたようですが、ご多分に漏れず、         「では私も・・・」と、挑戦してみたんです。
それがこの作品薔薇のパッチワーク・友情です。

       
押し花の作品を作った後には、実にたくさんの花びらが残ります。そんな花びらたちに、もう一度主人公になってもらうことができました。                            
ピンクや黄色の牡丹の花びら、デルフィニウム、アルストロメリア、ポピー・・・。      
うれしそうに輝いて見えるのは、親の欲目でしょうか・・・。                                           
中央の三輪の薔薇はお友だちが丹誠込めて育てたもの。濃いピンクのエッジが、とても美しい薔薇です。
そんなエピソードから、作品の題名に友情という言葉を入れました。
この作品は、今でも体験会の会場で、の役目をしっかり果たしてくれている、頼もしい相棒です。
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春の女神「ポピー」

2006年02月22日 | 沙羅の押し花作品
花瓶に生けて・・・
春先のお花屋さんで、切り花が売られているのを見ると、買わずにはいられない可愛い花、ポピー。                                         
眺めていると、パステルカラーのやさしさでしょうか、ポワンポワンと、ほのぼのした気分になってきます。
透けるような花びらも魅力的ですが、ほっておけないのは毛羽だった「つぼみ」。
ポクン、っと弾けるように花を咲かせた後は、もう自分の使命は終わったと言うように、ポロンと落ちてしまいます。
可愛そうなので一つ一つ拾い、押し花にしてあげました。
うれしいことに、額の中で時は止まり、こうして「つぼみ」は再び命を育んでいます。
触れるとやぶけてしまいそうな繊細な花びらと、おやゆび姫のようなつぼみを持つポピー。
気むずかしさと、お茶目が同居した「春の女神」です。

花瓶には和紙でくるんだ花柄の生地を使いました。影はうす和紙で表現しています。  
花びらは、透け感を活かしたものと、裏打ちをして不透明にしたものを組み合わせました。
つぼみは、押したものを後から半分にカットして、花びらをちょっとだけ見せ、ふくらみを出しました。茎も別押しにしたものを使っています。
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ホタテづくし

2006年02月18日 | クッキング(魚介類)
お友だちからホタテをいただきました!!



殻付きで生きたまま届いたので、さっそく晩ごはんに。(黒いのはノリです)
貝柱はおさしみに、ヒモは甘辛く煮て、釜飯風のホタテご飯にしてみました。
ベロ(卵巣??)も薄味で煮てみましたよ。
彩りに大根と人参の酢漬けを添えて。

友情に感謝しながら、ブリブリのホタテづくしに舌鼓です。
残った貝柱は冷凍庫へ。スパゲティ、中華炒めなどに使う予定です。
旬をいただく・・・。春はもうすぐですね!!
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いとをかし

2006年02月10日 | 沙羅の押し花作品
春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際 少しあかりて・・・

「そ、そなた、名はなんと申すのじゃ」
「あーいーぃー、沙羅姫ともうしますぅー」
「ほう、沙羅姫とな。美しい名じゃのう。苦しゅうない、近うよれ」
「あーいーぃー」
「さ、さ、おもてをあげーぃ」
「・・・・・」
「な、なにをじらしておる、ささ、おもてを・・・」
「あーいー、こんなん出ましたぁ!」
「?○?×?○ そ、その顔は!! さてはおぬし もののけ じゃな!」
「ヒッ、ヒッ、ヒッ、見破ったか光源氏、わらわの本当の名は ゆきひめ(しっ、失礼) 皿姫でおじゃる!! いちまーぃ、にまーぃ、さんまーぃ・・・」


 「ひな祭り」が近づくと、毎年この「押し花絵」を飾るんですよ。      
番町皿屋敷と源氏物語がまぜこぜになったような、ヘンテコリンなお話を書いてしまいましたが、なぜか浮かんできちゃって・・・。                                   
お友だちのブロガーのみなさんが、次々に新作をしているなか、ちょっと気後れしている私ですが、古い作品がこうしてパソコンの画面に蘇るのをみると、感慨もひとしおです。
                                            
沙羅姫の髪の毛はスズランの葉。十二単には小花を散りばめました。鼓はいちょうの葉で、ひもの部分はツツジのおしべを使ったと記憶しています。                      
そうそう、後ろの屏風には、清少納言の「枕草子」を。
いとをかし・・・な作品です。
コメント (6)
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