沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

さよならネコたち!

2006年07月30日 | 旅行・お出かけ
民宿では、おばさんの手料理を満喫。
お刺身の盛り合わせ、ウニ、ホヤなどの海の幸が食卓にズラッと並びます。
特に、「マンボウ」のみそ和えは絶品。(おばさんの説明がなかったら、鶏肉かと思って食べていました) あーぁ、はずかしい。                          
恥ずかしい話をもう一つ。食べるのに夢中で、写真を撮るのを忘れちゃった!!             
                                            
さて、一夜明けて、いよいよ田代島ともお別れです。
民宿の前に、今回撮影に協力してくれたスタッフたちが、                 
別れを告げに集まって来てくれました。
(そっぽ向いているのがちょっと気になりますが……)
                              
                                                   

なかには、三つ指ついて見送ってくれる、律儀なネコちゃんも。

                                            

船着き場まで見送ってくれた一匹のネコ。                         くるりと背を向け「あばよ!」と、立ち去って行きました。
その背中には、なんとも言えない哀愁が……                         


現在、田代島の人口は100人ほど。ここでも若者が去り、老人の姿が目立ちます。                       主の居ない住居も多く、寂しさも感じます。
でも、美しい景観やたくさんのネコたち、そして人々の温もりが、              
島に明かりを灯しているような気がするんです。
この営みがいつまでも続きますように……。                        
さようなら、またいつか会いましょう! 





2008,8,28 追記
田代島をもっと詳しく知りたい方は、
「ひょっこりひょたん田代島」に詳しく載っています。

こちらをどうぞ
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続、田代島紀行

2006年07月28日 | 旅行・お出かけ
宿泊先の民宿で一休みした後は、いよいよ島めぐりです。               
おぉ! なにやら変わった建物が見えてきましたね。                        
田代島にはホテルというものがありません。宿泊は数軒の民宿か、
島に2棟あるロッジを利用します。
(そうそう、キャンプもできますよ)         
そのロッジがこれ。なんとネコがモチーフになっています。              
うーん、さすがネコの島、おみそれしました。                          
下の写真のロッジをデザインしたのはマンガ家のちばてつやさん。                             
足やシッポもちゃんとついています。
ちなみにもう一つの方は(さらに下の写真)里中満智子さんが手がけたそうです。                                              
女性らしくてかわいいデザインですね。 
家族連れやグループ旅行には、これらのロッジも楽しそうですね                                             

 
ではここで、マンガと田代島の奇妙な関係を解きあかすことにします。                  
田代島は別名マンガアイランドとも呼ばれているんです。                     
なんでも、仮面ライダーで有名な、あの石ノ森章太郎さん(宮城県中田町出身)が、                 
生前この島を訪れたとき、素晴らしい景観と自然環境に感動したのが始まりとか。                                          
そういえば石巻市には、石ノ森章太郎さんの「マンガ記念館」もあり、深い関わりを感じます。     
有名なマンガ家のサイン入り色紙や、絵の展示コーナーもあるんですよ。             
マンガ大好きな子供たちには、マンガ体験もさせてくれます。                                                       

話は変わって、上の写真をごらん下さい。
林の中にひっそりとたたずむ石造りのほこら。中央にどっかと座っているのは「招き猫」。                       
そうです、「ねこ神社」です。島の人々がネコを大切に思っているのがわかりますね。           
                                             
では、合掌……。……お魚が私のお腹に、いやいや、島にいっぱいもたらされますように……    

ふと、顔をあげると……ん?? どこかで見たようなお顔。
なんと、家出したトラ吉がこんなところに!!
鳴子温泉から便りをよこしたきり、行方をくらましていたんです。
ここの暮らしに満足しているのか、すっかり居座っちゃって、おまけに固まっています。               
(よいしょっと……)あーぁ、重い。これでは無理に連れて帰るわけにもいきません。                                           
おやおや、トラ吉は看板娘(?)にもなっていますよ。                     
トラ吉なりに役に立っているようですから、しばらくそっとしておきましょう。
                                            
というわけで、およそ2時間をかけて島めぐりが終了。      
海の景観を堪能しながらのウォーキングは爽快でした。     
いやー、それにしても歩きましたねぇー                         
運動不足は一気に解消、お腹もすいてきました。
放蕩息子のトラ吉を見つけたのも何かのご縁、田代島に来てホントによかった!!         
次回は最終回、「さよならネコたち!」です。

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田代島(たしろしま)紀行

2006年07月26日 | 旅行・お出かけ
宮城県は石巻港から、高速船に乗っておよそ一時間のところに田代島はあります。 
午後一時、梅雨空のなか、短い船旅を終え無事到着。                            
もう少し足を伸ばせば、この島よりもひとまわり大きな網地島(あじしま)があり、彼方へ目をやれば、霧にかすんだ金華山が横たわっています。                                                      
穏やかな波間を飛び交うカモメは、この島が海産物の宝庫であることを物語っているよう。    
離島の景観に感激しつつも、頭のなかは民宿の夕飯に並ぶであろう、新鮮な海の幸でいっぱいに。
食いしん坊は、着いた早々コレなんですから……。                                                                                                                    

さて、港では漁師さんたちがその日の漁の後片付けをしています。
やや?、ネコを二匹発見(白黒もようなんですが見えますか?)                                           
実はこの田代島、夏は釣りや海水浴客で賑わう観光の島なのですが、もう一つ別な顔をもっているんです。
それは……ネコだらけの島                                          
この島では、ネコは豊漁をもたらすと昔から伝えられていて、島の人たちはとても大切にしているんです。       
きっと居心地がいいからドンドン増えたのでしょう。                     
でもこのネコたち、ちゃんと恩返しもしているんですよ。島を訪れる人々にお愛想をふりまき、しっかりと人寄せをしているんですもの。            
そんなところがネコ好きにはたまらないらしく、著名な動物写真家も、その噂を聞きつけて来島したというから、その観光大使ぶりが窺えます。                             
私たち夫婦もご多分にもれず、そんなおネコ様を拝みにやって来たというわけです。 

ひとまず荷物をおろしに民宿へと向かいます。               
道すがら、若いお母さんネコと子ネコたちに出会いました。
なんて可愛らしいこと。                                 
あらあらこのお母さん、日本人(?)ばなれしたスタイルですねぇ。おまけにとってもべっぴんさん。           
スラッと伸びた美脚は、マレーネデートリッヒか楊貴妃か!!
 
そんなわけで「海の日」に因んだ、離れ小島の旅が始まりました。
とは言え、たった一泊二日の旅だったんですけどね。                                              
                                            
次回はこの島の秘密に迫ります                               
お楽しみに!

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「やまぼうし」バージョン2

2006年07月20日 | 沙羅の押し花作品
制作途中の作品を写したものがファイルから見つかりました。
昨日に引き続きすることにします。

大きな作品の場合、(これは82X64センチ)いくつかのデザイン候補を写しておいて、最後に気に入ったものを額におさめます。一度とじた作品はガラスと一体になるので、絵画と違って後から直すのは容易ではありません。なるべくやり直しを避けたいので、こうして工夫をしているんですよ。           作り手によって、その工夫もさまざまあるようですが……。(どなたか教えてくださいませ)                           
でも、一発勝負的なところも押し花の面白さ。「何とかなるさー」が、かえってステキな作品をうむことも。

なんだか「やまぼうし」だらけになってしまいました。次回はきっと趣の異なる作品をアップいたしましょう                                                                  
乞う、ご期待 ん? プレッシャーで冷や汗が
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やまぼうしの銀河

2006年07月19日 | 沙羅の押し花作品
やまぼうしは幻想的なイメージの花です。
白い色がほんのり黄色みをおびていて、夜空の星にも似て。
そんなところからとのコラボを思いつきました。
こうして眺めていると、天の川を歩いて渡ってみたくなります。             
(ちょっと乙女チックだったかなぁ)

おやすみなさい、よい夢を……

 花びらのように見えるのは、実は苞なんです。                    
やまぼうしの花は小さな球状で中央に密集しています。
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沙羅の夏!!

2006年07月14日 | 沙羅の押し花作品
この時期になると、しらずしらずに口ずさんでいる歌があります。
それは、世良公則の「燃えろいい女」。萌エロではないよ
ブログのお友だちは、この歌を知ってる世代だと思うんだけど、(ごめんあそばせ)         
言わずと知れた資生堂のCMソング。
                                             
…またひーとつぅ、きらめく風がぁー……夏の午後を焼きつくせぇ……                              
燃えろいい女ぁー燃えろ夏子ぉーまぶしすぎる、お前との出あいぃー…
                                                  
写真は押し花のジュエリーボックスです。
数年前に自分へのご褒美として作ったものです。ミニバラづくしでしたね。
きらびやかな、我が宝石の数々をお見せできないのが残念
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「花育」という言葉

2006年07月03日 | 沙羅の押し花作品
「花 育」という言葉を聞いたことがありますか?
なんでも「食育」をもじった言葉だそうです。                      
子供たちの心の教育が、とかく話題にのぼるこのごろ。                 
いま、小学校を中心に「花」を通した教育の実践が注目されているそうです。                                       
「花」といえば、今までにもさまざまな取り組みが行われてきました。                
植物の種を蒔き、その成長を見守ったり、みんなでプランターに苗を植えたり……。             
ところがこの「花育」は、もっともっと進んだ本格的なもの。                                     
外部から講師を招き、フラワーアレンジメント、ガーデニング、押し花などを          
授業として組み入れていく方法です。                           
これからはもっと、こうした「心の教育」が必要とされるでしょう。
「花の持つ力」……あらためて考えさせられました。                                                       


 写真は「押し花のランチョンマット」。
ラミネーターで仕上げました。
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