先週の土曜日のこと。ポカポカした日ざしに誘われ、遠出をしてみたくなりました。
訪ねたのは宮城県の登米町(とよままち)。
詳しくは登米市登米町(とめし、とよままち)といいます。
かなりややっこしい町名です。
全国不思議な町名コンテストでもあれば、入賞は間違いなしですね。
仙台市と気仙沼市のほぼ中間にある町で、伊達藩の城下町として栄え、二十軒ほどの
武家屋敷が立ち並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3e/1582a34a19dbebfb7ab078755f660558.jpg)
そのうちの一軒です。
このお屋敷は市が買い取ったもので、いまでは春蘭亭という素敵な名のお休み処。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/90/076cbcf319af44b93d586790f310d285.jpg)
お座敷から「庭」を眺めてみましょう。
小鳥のさえずり、枯れ葉の散る音がやさしく耳をくすぐります。
気分はすっかりお姫様。
(ちょっと寒かったけど、昔はどこもこうなのだ! と我慢)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/33/e9e1abb545afa5979e2ab961d185715d.jpg)
抹茶セットを頼んで一服です。お菓子は季節感たっぷりの「水仙の花」。
この他に「春蘭茶」というものがありました。
なんでも、この付近には春蘭の花が自生しているそうで、ここ「春蘭亭」の名の由来にもなっているとか。
ズズズ~っと一気に飲んで、お菓子もパクッ。
(あら~ん、いと恥ずかし)
東北の城下町といえば、弘前、
角館、米沢、会津、などが思い浮かびます。
私も訪ねたことがあります。
でも、ここ登米町の武家屋敷の風情は格別なんですよね。
し~~~~~んとして、とっても静か。
現在もほとんどの屋敷に人が住んでいるため、見学も限られているんです。
そのせいでしょうか、土産物屋なども見当たりません。
商売とはいえ、物売りの声にはがっかりさせられますから。
まだまだ観光化されていないひっそりとした武家屋敷。う~ん、ロマンチックぅ~。
「沙羅おぜうさま、夕刻がせまっています。そろそろお屋敷にお戻りにならないと…」
「身分の違いとは惨いもの。悲しいのう、田○作。そなたとの逢瀬もこれまでじゃ
」
(プライバシー及び、個人情報保護のため、名前には○をつけています)
悲恋物語のヒロインよろしく白壁づたいに歩いて行くと、辺りはすっかり夕暮れ時。
冷たい風がヒューっと頬をかすめ、現実に引き戻されてしまいました。
この町には、まだまだ紹介したいレトロな建物がいっぱい。
次回をお楽しみに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
訪ねたのは宮城県の登米町(とよままち)。
詳しくは登米市登米町(とめし、とよままち)といいます。
かなりややっこしい町名です。
全国不思議な町名コンテストでもあれば、入賞は間違いなしですね。
仙台市と気仙沼市のほぼ中間にある町で、伊達藩の城下町として栄え、二十軒ほどの
武家屋敷が立ち並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3e/1582a34a19dbebfb7ab078755f660558.jpg)
そのうちの一軒です。
このお屋敷は市が買い取ったもので、いまでは春蘭亭という素敵な名のお休み処。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/90/076cbcf319af44b93d586790f310d285.jpg)
お座敷から「庭」を眺めてみましょう。
小鳥のさえずり、枯れ葉の散る音がやさしく耳をくすぐります。
気分はすっかりお姫様。
(ちょっと寒かったけど、昔はどこもこうなのだ! と我慢)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/33/e9e1abb545afa5979e2ab961d185715d.jpg)
抹茶セットを頼んで一服です。お菓子は季節感たっぷりの「水仙の花」。
この他に「春蘭茶」というものがありました。
なんでも、この付近には春蘭の花が自生しているそうで、ここ「春蘭亭」の名の由来にもなっているとか。
ズズズ~っと一気に飲んで、お菓子もパクッ。
(あら~ん、いと恥ずかし)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b4/86672652138c62ad558ca3bf08391deb.jpg)
東北の城下町といえば、弘前、
角館、米沢、会津、などが思い浮かびます。
私も訪ねたことがあります。
でも、ここ登米町の武家屋敷の風情は格別なんですよね。
し~~~~~んとして、とっても静か。
現在もほとんどの屋敷に人が住んでいるため、見学も限られているんです。
そのせいでしょうか、土産物屋なども見当たりません。
商売とはいえ、物売りの声にはがっかりさせられますから。
まだまだ観光化されていないひっそりとした武家屋敷。う~ん、ロマンチックぅ~。
「沙羅おぜうさま、夕刻がせまっています。そろそろお屋敷にお戻りにならないと…」
「身分の違いとは惨いもの。悲しいのう、田○作。そなたとの逢瀬もこれまでじゃ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
(プライバシー及び、個人情報保護のため、名前には○をつけています)
悲恋物語のヒロインよろしく白壁づたいに歩いて行くと、辺りはすっかり夕暮れ時。
冷たい風がヒューっと頬をかすめ、現実に引き戻されてしまいました。
この町には、まだまだ紹介したいレトロな建物がいっぱい。
次回をお楽しみに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)