沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

小さな一輪の花……

2007年04月19日 | 日々、つれづれ
わが家に春がやって来ました。
小桜ちゃん
ようやく咲いてくれました。
取って置きの「お顔」ですよ~





あれは三年前……。
「小桜ちゃん」は産直売り場の片隅で、ひっそりと買い手を待っていたのです

ーーいったいどんな花を咲かせてくれるのかなぁーー
その貧弱な姿からして、期待は持てそうにありません。
でも「小桜」という美しい名に惹かれ、つい買ってしまったのです。

それが今ではどうでしょう。
小振りの品種とは言え、背丈は1メートルほどに伸び、こうして可憐な花を咲かせてくれるようになりました。
頼もしいではありませんか
そろそろ一回り大きな鉢を用意しましょうか……。


ベランダに咲く小さな一輪の花
ベランダだけに
" 深窓の令嬢 "

な~んちゃって、親バカでしょうかね。うふっ
コメント (16)
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牡丹の咲く頃に…

2007年04月09日 | 沙羅の押し花作品

牡丹の咲く頃になると……
五月晴れの空に父の笑顔が映ります。





例年こちらでは、五月の中旬が見頃を迎える牡丹です。
少し早いのですが、見てやって下さいまし。
牡丹は亡くなった父が好きだった花で、特別な思いがあります。
度々クール便で送ってくれたことを懐かしく思い出します。
感謝の気持ちをいっぱい込めて作りました。




コメント (12)
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ロケ地を訪ねて……

2007年04月03日 | 日々、つれづれ


今月の14日(土)に全国公開される、映画
東京タワー(オカンとボクと、時々、オトン)
のロケ地を訪ねました。
こう言うと、おや? っと思われる方もいるでしょう。
実はこの物語、筑豊の炭坑町と東京などが舞台の中心になっていますが、炭坑町のシーンは、主に宮城県の鴬沢町で撮影されたのです。私もビックリです
閉山後、その殆どが取り壊されてしまった炭坑住宅・・・。
ところが鴬沢町にある細倉鉱山の跡地には、未だにその一部が残されていたのです。
ここも取り壊す予定だったというのですから、
正にぎりぎりセーフでした。

ロケ地までは我が家からでおおよそ40分。
(ここ細倉は、つい先日(3月31日)に廃線となった「くりはら田園鉄道」の
終点の駅でもあるんですよ)
さぁ、舞台は昭和30年代
今回はブログ友の皆さんを、懐かしの旅へご案内します。

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一軒の家が「やきとり屋」に姿を変えています。
懐かしいガラス戸ですね。このガラス戸が残っていたことも、ロケ地に選ばれた大きな理由だったそうですよ。

樽、ゴミ箱、看板……ウルウル


ここは「オトンの家」として撮影に使った家。
真空管のテレビ、蓄音機などが置いてありました。
小さな庭にご注目。地元で造園業を営む方の力作です。
何気なく植えているように見えますが、古い植え込みのように工夫されています。


オカンが勤めた居酒屋です。
女給さん募集……の看板に哀愁が漂っていますねぇ。


そして小道具さんの「技」いろいろ……。
昔はこんなミシンがどこの家にも一台はありましたよね。


これはオカンの店の前にあった看板のアップです。
古いイメージを忠実に再現しています。
昔の字がいいですねぇ~


「やきとり屋」の看板です。
昭和30年代は、1本10円でしたかぁ……

そしてこれが究極の技
想像するに、店仕舞いした店主が書いたものと思われます。
閉山後、新天地を求めて旅立ったのでしょう。
転居先は「長崎県島原」となっています。
一枚の紙の切れ端しから、故郷を離れる悲しみが伝わってきます…プロの技はスゴイ!


今回、私は懐かしさで胸がいっぱいになりましたが、もう一つ感動したことがあるんですよ。
それは真の主役とも言える"オカン"こと、樹木希林さんのお人柄に触れたこと。
お昼どき、近くの食堂に入ったときのことです。
そのお店に希林さんのサイン色紙が飾ってありました。
その内容は・・・

『だるま食堂さんへ、ご出演おめでとうございます
・・・・・・・・・・○月○日 樹木希林』

詳しい内容は「だるま食堂」さんで見てね。
希林さんの心配りと優しさに、心がほんわか温かくなりました。
演技も人間的にも大きな人。ますますファンになっちゃいました
私たち夫婦はラーメンを注文しましたが、こんど訪れるときは、
絶対「かつどん」にしよう、と心に決めました(笑)

原作は210万部を超える大ベストセラーとなった、
リリー・フランキーさんの同名小説です。
確か別な配役でテレビ映画にもなりましたよね。
ロケ地に近い所に住んでいることもあり、ついつい熱が入ってしまいました。
たくさんの画像と長い文章にお付き合い頂きまして、ありがとうございます。


最後に、パンフレットに書いてあった言葉を記します。
ーー安易に "泣かせる映画" ではなく、人と風景の佇まいに、日本映画が本来持っている豊かな心を描き出しましたーー


コメント (18)
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