沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

岩手県から・・・

2012年08月06日 | 日々、つれづれ

先月のことです。

岩手から4人の友人が会いに来てくれました。

 

友人たちは内陸に住んでいるので津波の被害こそ免れましたが、 

東日本大震災ではそれぞれ辛い体験をしました。

あの時刻、所用で仙台市内に居たために帰宅ができなくなり、

避難先で震える一夜を過ごした友もいれば、

家や土地の一部が被災し、今もってその修繕に追われている友もいます。

停電や寒さに加え、情報が入らないことへの不安・・・。

大家族の友にいたっては、ガソリン不足で食料の調達も儘なりませんでした。

放射線の心配もまだ消えてはいません。

直接会って話を聞くと、被害は広範囲で想像以上の大きさです。


当時のもようを口々に話す友の心情を察したのか、年長者のS子さんが言いました。

「辛かったことや嫌なことは津軽海峡に捨てて帰ろうね」

これにはみんな大賛成!

ツアーコンダクター?の私も少しはみんなの役に立てそうなので、

よっしゃ、とばかりに大張り切りです

 

観光バスに乗って函館の名所巡りをし、大沼公園に足を伸ばすと、

二泊三日はあっという間に過ぎてしまいました。

観てもらいたい場所や、食べて欲しいものが北海道にはたくさんあるので、

もう少し時間があれば案内したかった。

でも無理は言えません。

みんな忙しい時間をやりくりして来てくれたのですから。

 

 

  それにしても私たち、始終お口が動きっぱなし。

お喋りしているか食べているかでね

それもこれも元気な証拠。

お互いのさらなる健康を祈って、再会の約束をしたのでした

さて、ヘソクリを貯めて今度は私が岩手へ行こうかなぁ

 


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