pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

ミュージカル ベートーヴェン@日生劇場1階A列センター

2023-12-12 22:29:43 | 観劇/コンサート

    

脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ギル・メーメルト


出演:
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン :井上芳雄
アントニー・ブレンターノ(ベートーヴェンの想い人“トニ”) :花總まり
カスパール・ヴァン・ベートーヴェン(ベートーヴェンの弟) :海宝直人
ベッティーナ・ブレンターノ(“トニ”の義理の妹) :木下晴香
バプティスト・フィッツオーク(野心家の弁護士) :渡辺大輔
ヨハンナ・ベートーヴェン(カスパールの妻) :実咲凜音
フェルディナント・キンスキー公(ベートーヴェンのパトロンの一人) :吉野圭吾
フランツ・ブレンダーノ(銀行家であり“トニ”の夫) :坂元健児 ほか

あらすじ
「不滅の音楽、不滅の愛」
19世紀オーストリア・ウィーン。
音楽の都市において当代最高のピアニストであり作曲家として名声を博していたベートーヴェンだが、幼い頃から父の暴力と虐待の中で育ち、愛や人を信じられないまま孤独に生きていた。彼が作った音楽は喝采を浴びて評価される一方、本人には冷たい視線と冷笑がつきまとう。
ある日、ベートーヴェンは自分に無礼を働いた貴族たちに謝罪させようとキンスキー君主を訪ねた際、偶然アントニー・ブレンターノに出会う。愛を信じないベートーヴェンと、一度も愛を感じたことがないトニーは、互いに好感を持つようになる。
ベートーヴェンは聴力を喪失する不治の病の診断を受けて絶望に陥るが、トニーと互いに心の傷を伝え、慰めあううちに、嵐のような恋愛関係におちていくことになる。
しかし彼らの秘密の関係は世間に暴かれることとなり、トニーは自分の家族が傷つくのを恐れてベートーヴェンとの出会いを拒否することになる。
愛するトニーを失ったベートーヴェンはついに聴力を喪失し、人生が暗い影に飲み込まれていくのだが・・・


ぴあ貸切公演。10列以内という抽選にチャレンジして、まさかの最前列センターGET!今年の運、ここに集結最近チケットのお値段が急上昇なれど、こういうことがあるからなかなか足が抜けません

モーツァルト!で僕こそミュージックだったプリンス井上が、まさかのベートーヴェンと興味津々で劇場へ。楽曲は全てベートーヴェンの曲をミヒャエル・クンツェ氏とシルヴェスター・リーヴァイ氏がアレンジしたものだそうです。

プログラムにも原曲が紹介されていましたが、歌詞をのせるとふーん、こんなふうになるのね。。と思うものが多かったです。以下、ネタバレしますので、これからご覧になる方はご注意を。改行しますね。

 

 

 

 

 

楽曲は楽聖の手によるものなので、本当に美しいです。初見なせいもあってか、ちょっと耳なじみが。。でした。が、しかし、これは井上くんファンにはたまらない演出。とにかくプリンス井上が歌いまくり、ピアノ弾きまくり、果てはタクトがまるでハリー・ポッターの魔法の杖なんじゃないかと思えてしまう激しいシーンが炸裂。海宝さん、花總さん、木下晴香ちゃんにあの坂本健児さん、吉野圭吾ですよ。なんとも豪華キャストこれはM!、これはMA!これは。。と、クンツェ&リーヴァイ作品のいろんな作品とオーバーラップするところが多く、特にステッキを振って軽やかにステップを踏む圭吾さんはモーツァルト!の興行師シカネーダーさんに見えてしょうがなかったです。まあ、天才音楽家の苦悩というよりは渡辺淳一ばりの恋愛物語が中心という感じもありますが、細かいこと考えないでプリンス井上芳雄氏のオーラ全開日生劇場を一瞬で支配しかねないど迫力を堪能するのがいいのかも。

オーケストラも28人編成ということで、すごい迫力です。このオケピも上手に使った素敵な演出も!楽しい!今回は最前列なうえにたぶんいつもよりオケピの幅を広くとってた感じなのでオケピとA列の間が狭く、カーテンコールでスタンディングしたらオケの皆さんが井上くんの挨拶をニコニコしながら聞いているのがよ~く見えて、なんだかとっても嬉しくなりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする