地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

かぼちゃ

2009-06-13 00:00:00 | 沖縄方言

チンクヮー(かぼちゃ)

 短い沖縄旅行でかぼちゃ料理を食べた記憶はない。しかし、かぼちゃが売っているのは見かけた。本土のとは形も色もかなり違っている。どんな風に食べるのだろうか?気になって店の人に聞いてみた。

 おばちゃん曰く、かぼちゃの料理自体は煮物や天ぷらなど本土と変わらないそう。沖縄らしい食べ方といえば、火を通してつぶしたものをサータアンダーギー(沖縄風ドーナツ)の生地に混ぜこんで揚げると聞いた。簡単に作れるよう粉末状にしたものもスーパーで売っているらしい。そういえばホテルの朝食バイキングで、中が紫色になっている紅芋サータアンダーギーを食べたことを思いだした。

 ところで、サータアンダーギーという長い名前。うちなーぐち(沖縄方言)で「サータ」は砂糖、「アンダギー」が揚げ物なので「砂糖の天ぷら」だ。甘くて重たそうな名前とは異なって小ぶりに揚げたボール型の外側はカリッ、中はフンワリ。小麦粉、卵、黒砂糖を混ぜて揚げただけの軽めでシンプルな味わいだ

 もともとは北京の「開口笑(カイコウシアオ)」が伝わったもの。揚げると表面が割れる様子を「笑っている口元」に例えた名前である。縁起物として昔から祝いの席に欠かせない菓子として広く食されてきた。沖縄の太陽の下で育ったカボチャを入れたサータアンダーギーは淡い黄色みを帯びて、あたたかい笑顔のイメージにぴったり。食べた人も笑顔になる。(さ)

いつもありがとう!ニフェーデービル!「地球散歩」オススメ、世界のかぼちゃ料理やかぼちゃの風景をどうぞ。スペインエジプトアメリカギリシャ日本チュニジア

 沢山揚げたいサータアンダーギー。笑顔の数だけクリックをよろしくね!人気ブログランキングへ



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サーターアンダギーは (yuu)
2009-06-14 16:31:48
なぜか川崎大師の近くで、おばあちゃんが作っているのをいつも買っていました。なので、年始におまいりに行く川崎大師=サーターアンダギーという構図が私の中では出来上がっていたくらいです(笑)大人になった頃、おばあちゃんは亡くなってしまい、私も引越してしまったので全く食べれませんが、なんだか懐かしい思い出です♪本場で是非食べてみたいですね。
返信する
yuuさん (さらさ)
2009-06-15 23:43:19
川崎大師といえば咳止めアメやくず餅ですが、サータアンダーギーだったのですね(笑)きっと沖縄から本土に出てこられたおばあちゃんだったのでしょうね。私も食べてみたかったです!
沖縄で食べたサータアンダーギーはとても美味しかったです。プレーンと紅芋は食べることができたので次回はかぼちゃを探してみたいと思います。
返信する

コメントを投稿