calabaza(カラバサ)
スペインで、見かけるけれども食べたことがないもの。それは、かぼちゃ。
八百屋さんに置いてあるのも、観賞用が多かったりして、食用を売っているところも最初気がつかなかった。
食用かぼちゃは大きいので、八百屋さんでは切り売りが主流。「これぐらい頂戴」と、手で大きさを示して買うらしい。
かぼちゃをどうやって食べているのか、長い間、私の疑問だった。
タベルナや、バルのメニューにのっているのを見たことがないのは、たまたまなのか、それとも家庭で食べるものなのか?
ブログ、「スペインの美味しい食卓から」のamigoplazaさんにマドリードでお目にかかったので、かぼちゃについて聞いてみた。
スープにして食べるのが一般的なようで、他の野菜と共にピューレにして、料理に使っているらしい。
日本で想像するかぼちゃの煮つけは、こちらの筋っぽいかぼちゃでは美味しく出来ないという。
どうしても「かぼちゃの煮つけ」が食べたい時は、切り口がオレンジ色のサツマイモを煮付けると「かぼちゃの煮つけ」みたいになるとのこと。
あとはお菓子。かぼちゃの筋を甘く煮込んだ餡をはさんだパイが有名。早速、オススメのお店を紹介していただいた。
見るからに、かぼちゃの気配なし!これでは気がつかない訳だ。常々、固定概念にとらわれないようにと、気をつけていたつもりだが、どうもかぼちゃに関してはうまくいかない。
このパイ菓子、Cabello de Angelは、日本人的感覚だと「ぜんぜんかぼちゃの味がしない」お菓子だった。食べている間中、「これはかぼちゃ?かぼちゃ!」と、ぶつぶつ。意識しなければ、美味しいお菓子である。名前もかわいい。「天使の髪の毛」と言う意味。かぼちゃの筋を、天使の髪の毛に例えるなんて素敵。
その後、お菓子屋を見ると、このCabello de Angelを探した。マドリードの市場ではBayonesa con Cabello de Angelと言うものもあった。マヨネーズ入り?甘くて水飴みたいなCabello de Angelにマヨネーズが入るとどんな味になるのだろう?
かぼちゃには、塩気のあるバターなどがよく合う。マヨネーズとも相性は良いが、それは日本のかぼちゃの話。この味見は、次回のスペイン旅にとっておくことにする。[a]
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パンが目に入り、おどろきました。
Bayonesa de Cabello de Angelって
たしか、Cabello de Angel入りのパンの
名前がBayonesaだったような気がするのですが、
どうして?って感じですよね。
…え~と…えぇっ? Cabello de Angel ってカボチャだったの?って思っちゃったんですが…
でも考えてみたら、お菓子に入っている Cabello de Angel が、元はどういう形をしている物なのか、知らなかったりして…何となく木の実のような物を想像してたんだけど、勝手な思い込みだったのかしら?
実は Cabello de Angel の食感って、ちょっと苦手なので、余り興味なかったのよね(笑)。
Calabaza はスープにするとおいしいけど、日本風に似ても全然おいしくないですね。同じカボチャの一種だとは思えない…形も違うけど、日本カボチャのあのホクホク感は、かなり独特のもののようです。
そして、ご無沙汰していて申し訳ありません。
Cabello de Angel入りのパンの名前がBayonesa?
マヨネーズのことではない??
そうですよね~
あれにマヨネーズはどうやっても合いませんもの。
でも何で?
散歩で出合った美味しい一品をグラシアス!
私、ちゃんとご連絡してなかったのですね~(><)
もう、めまぐるしい生活で訳判らないのです。
今度は3人で会えると良いですね!
ただ、abello de Angelを出されて食べていたら、まずかぼちゃは想像できませんね。
そうか!世界的に見たら、日本のかぼちゃの煮つけの方が変わっているのですね。
面白いですね!
abello de Angelにマヨネーズは合いませんが、日本のかぼちゃはソテーするとマヨネーズがあうので、「変じゃないかも」と思ってしまいました。
気がつかないうちに、自分の風土や文化に洗脳されているのですね。